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ジオテック無双HGK黒試打評価|強打に適した究極に低スピンなシャフト

シャフト試打
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硬いシャフトが欲しい人に朗報

ジオテック無双HGK黒は、無双シリーズの中でもハードヒッター向けのモデル。元調子で重量も60g台後半なので硬派な印象を受けます。

今回はジオテック様に提供していただいた無双HGK黒を試打データをもとに評価していきます。まずはデザインやコンセプトから解説していきます。

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無双HGK黒のデザイン

今回提供いただいた無双はこのHGK黒とHZM藍の2種類。無双シリーズ内には30g台の超軽量スペックなどもあります。

コスメは無双HGK黒もHZM藍も似ていて、先端の色だけが違います。

構えてみると、白黒のシャフトに見えます。

ジオテック無双HGK黒のスペック

ジオテックのシャフトはGeoFlexという独自基準での硬度表記と、振動数も表記されているので多面的にシャフトの硬さ、剛性を表現している点はありがたいです。

今回試打したのはSフレックスで68g、トルク3.3°、振動数は273cpmです。無双HGK黒は重心位置が50%付近にあります。無双HZM藍は53%付近なのでここも大きな違いですね。

実際の振動数も表記通りでした。60g台後半としては硬い部類に入りますし、Sというフレックスが「硬い」ことを意味することを実感します。

試打データ

ヘッドスピード53.9m/s
ボールスピード75.2m/s
平均キャリー305y
平均トータル333y
平均サイドスピン364rpmドロー
平均バックスピン1815rpm
平均打ち出し角-1.8°
平均打ち上げ角15.2°
最大の高さ40y
落下角度38°
左右ブレ-39y

バックスピンがかなり低い数値になりました。ヘッドスピードも伸び悩み、初速も決して速くないのでいかにも低スピンシャフトであることを試打データを見ても理解することができます。

ドロップのミスショットは結構出るので、ヘッドチョイスには注意しましょう。低スピンモデルと合わせる必要はないと思います。

弾道はかなり低いと思います。これが芯に当たったショットなのかは分かりませんが、キャリーで300yを平均で飛んでいるものの現実的とは言えないかなと考えています。最高キャリーは307yでした。ドロー回転がしっかりかかるというよりは左にすっ飛んでいる気がします。

ジオテック無双HGK黒はこんなシャフト

  • 硬い
  • かなり低スピン
  • 引っ掛けのミスが出やすい
  • 重い
  • ヘッドスピードが出ない(初速も同様)
  • 飛ぶが、飛ばしやすくはない
ネガティブな言葉が目立つかもしれませんが、まぁそんな感じです。高重量帯のシャフトは私の評価基準では高評価になりにくいですから、ある意味仕方ないと思います。

無双HGK黒が合う人

個人的にここまで低スピンな特性はやりすぎかなと思うので、まず技術をレベルアップしてから使って欲しいとは思います。10°よりも小さいロフトにして使うのは結構しんどいのでロフトは大きくしましょう。

ヘッドスピードは落ちやすいので落ちても良い人か、50m/s以上がおススメ。RやSRなら振動数的にもそこまで硬くはありませんから、Sにしなければ多くの人が使えると考えられます。本当の意味でジオテック無双HGK黒のSはStiffで、正しい選択をしないと痛い目を見る良い例です。

 他社製品と比較

ジオテック無双HGK黒はディアマナRFの真下でPTと同程度の高さに位置するかなと思います。

三菱やフジクラのSと同じに考えるのは違うと思いますが、同じSならかなりハードであることは間違いありません。

データチャート

飛距離性能自体は高いと思うのですが、その再現性には疑問です。安定性は高くなく、スピン量は少なすぎます。ここまでハードなスペックや癖の強いモデルを作る必要はないと思います。ハードヒッター向けで、硬いスペックといえば同じジオテックにもプロトタイプRF EVOが振動数280cpmオーバーのXXがあるので価格の安いそちらをおススメします。

総合評価

有りか無しかでいえば、無しです。

ジオテックには他にもハードで良いシャフトはありますので。無双HGK黒は低スピンで俊敏に動くシャフトですが、取り扱いは難しくピーキーなのでスコアに貢献してくれそうな雰囲気を感じません。

おススメ度 3 out of 5 stars

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