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ピンG710アイアン試打&評価|工夫を感じる”漆黒の飛び系”、G710アイアン

アイアン試打

G710は飛び系アイアンの革命を起こせるか

この言葉自体嫌いですが、G710アイアンは所謂飛び系アイアンに属します。

ロフトが7番で28°とストロングなうえ、中空構造で反発の向上を狙って設計されています。

 

前作のG700から形状は大して変わっていないようにも見えますが、様々な工夫が施されているので面白いです。

 

トピックとしては、真っ黒なフィニッシュになった点でしょうか。ネット上でも「ピンの黒いアイアン」として浸透しつつあるように思います。

 

と、まぁここまでは無能のライターでも書けることなので試打データに移りましょう。

 

実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

試打データ

G710×N.S.PRO 950neo

ヘッドスピード44.8m/s
平均キャリー200y
平均トータル213y
平均サイドスピン370rpmドロー
平均バックスピン4244rpm
平均打ち出し角2.1°
平均打ち上げ角21.9°
最大の高さ48y
落下角度51°
左右ブレ-2y

個人的にストロングロフトのアイアンは、しなやかなシャフトが合うと思っていましたが違いました。

 

比較的剛性の高い950neoがベストマッチです。

 

もともとこのシャフトはストロングロフト用に中間剛性を上げてスピンを増やすことを狙ったシャフトなので相性が良いのもなんとなく分かります。

 

さて、試打データを見ると、3つの特徴があることが分かります。

 

まずはバックスピン量です。

 

平均で4000rpmを少し超えるくらいのバックスピンで、ロフトに対してはやや少ない印象です。

 

28°に対して平均キャリー200yになるのはこのバックスピン量が要因だと考えられます。26°のJPX200xの方がスピン量が多かったのは構造の違いでしょう。

 

二つ目の特徴はサイドスピンです。

 

全てドローで、試打している際もドロー以外は出ませんでした。しかも、500rpm以下の低い値を推移しているのが高評価。

 

三つ目の特徴は、安定感です。

 

これはデータだけではイマイチ分かりにくいのですが、ほとんど曲がりません。20球ほど打って一番左に飛んだのが8y、右は4y。

 

直進性の高さがあり、飛び系のピーキーな感じはありません。

 

G710×N.S.PRO Zolos7

ヘッドスピード45.9m/s
平均キャリー197y
平均トータル209y
平均サイドスピン708rpmドロー
平均バックスピン4931rpm
平均打ち出し角2.5°
平均打ち上げ角21.5°
最大の高さ49y
落下角度52°
左右ブレ-8y

 

ゼロスだとちょっと捕まり過ぎましたが、スピン量が増えるのでヘッドスピードが速くない人には良いかもしれません。

 

打ち上げ角に影響はなく、高弾道なのも同じです。

 

ヘッドとの相性はそこまで良くなく、引っ掛けがまぁまぁ出ます。

 

 

G710×ALTA DISTANZA 40

ヘッドスピード46.3m/s
平均キャリー199y
平均トータル212y
平均サイドスピン667rpmドロー
平均バックスピン4496rpm
平均打ち出し角2.8°
平均打ち上げ角20.9°
最大の高さ46y
落下角度51°
左右ブレ-8y

ヘッドに合わせた、真っ黒なカーボンシャフトです。かっこいいんですけど、かっこいいだけでした(笑)

カーボンシャフトになると打ち上げ角も1°低くなりますね。カーボンでかなり軽く、トルクも高いですが、飛距離は変わりませんでした。

 

ドロー強めです。

 

ビジュアルで見る弾道

G710×N.S.PRO 950neo

ほぼストレートボールです。

 

G710×N.S.PRO Zelos7

 

G710×ALTA DISTANZA 40

 

デザイン

G710アイアンには色々工夫が感じられますが、まずはこれ。ブレードが薄めにしてあります。

 

正直、G410よりもすっきりしているので結構かっこいいです。収縮色の黒で仕上げられているのもあり、小さく見えます。

バウンスが多いので、人工芝では跳ねます。大事なのはコースでの性能なので許します。バウンスは正義です。

 

ここから見ると、ブレード厚はそこそこあるようにも見えるのが不思議です。

 

フェース形状はピンらしいですね。G710アイアンだけでなく、G410 なども同じような形状です。

 

細かいフィーリング

これもG710になってからの進化なのですが、打感が良くなりました。

 

i500のような中空アイアンはやはり金属音がしてしまうのですが、G710は穏やかです。

 

もちろん金属の高い音が全くしないわけではないのですが、かなり抑えられているのは伝わってきます。

 

振り心地はハイバウンス特有の詰まりがあるもののヘッドサイズをそこまで感じないのが好印象。

 

G710で得する人

G710アイアンは、18.5°の4番や21.5°の5番があり、単品アイアンの可能性を感じさせます。

 

これは、ケプカが使用するヴェイパーフライプロのようなポジションになり得るということです。

 

やや強めのグースと黒の仕上げで打感も極端な中空感が無いので上級者も好みそうです。

 

実はパワーロフト

パワーロフトとは聞きなれないかもしれませんが、G710はアメリカでは7番29.5°が標準となっています。

G710をフェアウェイゴルフで買う
そのパワーロフト仕様、つまりストロング仕様が日本で販売されているわけです。

 

まだ、アメリカのショップでは単品販売のフォームが用意されていませんが、そのうちラインナップされると思います。

 

個人的には、単品で5番(23°)や4番(20°)を入れるとなると、アメリカの標準ロフトがちょうど良いと考えています。

 

もちろん、日本仕様をロフト変更してもらえば大丈夫です。

 

データチャート

G710はネットの情報を見ている段階では「あー、評価できないだろうなぁ」と思っていて批判する気満々でした。

 

しかし、見た目も性能も予想をかなり上回るものでした。

 

飛び系もここまで来たかという感じです。

 

総評

概ね満足です。

 

気になっていた打感も良いとは言えませんが改善は見られたので、うまく作ったなという印象です。

 

ロングアイアンだけ入れるのもアリですし、コンボアイアンとしての可能性も十分考えられます。

 

そして、スチールシャフトとの組み合わせ、特に硬めのシャフトとの相性が良かったので、DGやモーダスを使っている人も使えるというところが他の飛び系に比べて優れている所です。

 

おススメ度

USモデルはフェアウェイゴルフがおススメ。シャフトの選択肢も多いです。

G710をフェアウェイゴルフで買う

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