ボルビックVIVIDの4ピースボール
調べると海外限定のようで、日本語版サイトには掲載されていません。ですので英語版のサイトを見てみました。それによると、このボールの推奨ヘッドスピードは95マイル以上。つまり42m/s以上に対応しているということです。
かなりハイスペックなボールであることは間違いなさそうです。
ジルコニウムⅢというよくわからないカバー素材を使用しています。同じ4ピースのS4はウレタン系なのでこれがこのボールの特徴と思われます。
さらにデュアルコアにより初速を最大化するテクノロジーを採用しているみたいです。
ボルビックVIVID XTの打感
メーカーサイトには打感はソフトだと書いてありましたが、全然ソフトではありません。やや硬めで今まで聞いたことのない打音がします。
ただ、これはドライバーだけで、アイアンとパターでは感じませんでした。これまた不思議な感覚で、面白いです。
ボルビックVIVID XTの性能
飛距離性能
めちゃくちゃ高い飛距離性能だと確信しています。
本日のベストショット。
ボールはボルビックXTで飛距離325yです。 pic.twitter.com/UsF54HezBj— レイ@20歳のゴルファー⛳️ (@golf90players) 2018年12月27日
今回のレビューは一人ラウンドだったので、同じホールで打ち比べをすることが出来ました。そこで、VIVID SOFTと打ち比べてみたのです。
すると、かなり似たような弾道で飛んで行ったにも関わらずXTのほうが20yも先にあったのです。この時はまだ疑念が残っていたのですが、そのあとのホールでは実測325yを記録。
本当に4ピースなのか信じられません。
スピン性能とアプローチ
これもかなり好印象でした。
さすがに4ピースボールらしく、ビシバシ止まります。アプローチなどの低速でもスピンがかかるのはタイトリストプロV1に似ています。
方向性能
パッティングで比べるとショートパットよりロングパットでの方向性の高さが目立ちました。このボールを使ったホールは全てパーセーブすることが出来ているので、悪くありません。
ドライバーでのショットも打ち出しが素直に出るので、距離のロスが減っていたのかもしれません。また、ドライバーでの弾道は少し低めでアイアンは他社の4ピースと変わりません。
以前レビューしたボルビックS4はドライバーでも高弾道だったのでこのあたりは大きく違う点だと思います。
デザイン
色は全部で5色あります。全てつや消し仕上げで蛍光色。今回はグリーンを使用してみました。
実はディレクションラインが一周まわるようなデザインで空白スペースがありません。私はパッティング時に空白部分を上に向けるのでこれは少し残念。
ただ、この色はかなり視認性が高くすぐ見つかります。今まで緑色のボールを使ったことがなかったので新発見でした。
また、表面はさらさらしていてディンプルのエッジは少なめです。ディンプルの大きさもおそらく1種類で、均質になっています。
総評
飛距離には正直衝撃を受けました。見た目がやたら派手なので、ルックス重視かと思いきや全然そんなことはなくかなり本格的でした。
スピン性能も申し分ありませんし、視認性も高い。かなり気に入りました。リピートありかもしれません。
これが現在は日本向けには販売していないというのは非常にもったいないです。ただ、楽天やアマゾンでも輸入している業者がありますので簡単に入手できます。
おススメ度★★★★★
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