名器を探して
毎年発売される数多くのアイアンはこのランキングを作成するためにあるようなものです。テクノロジーの進歩や新しいコンセプトに出会うたびにワクワクしたり失望したりしています。
この記事では2022年に発売されたアイアンをランキング形式で10モデル紹介します。トップ3は間違いなくおススメですのでぜひ検討材料にしてほしいと思います。

2022年おススメアイアンランキング

三浦技研KM700アイアンが2022年発売のアイアンランキング第1位です。三浦技研KM700のマッスルバックアイアンは独特なバックフェースデザインで、従来になかった振りやすいマッスルバックを目指して作られました。その打感、性能は他のアイアンをアイアンではなくしてしまうほど衝撃的なものに。

第二位はZX7 Mk2。7番32°の定番のロフト体系にシンプルなキャビティバックという構造、そして今作ZX7 Mk2は肉厚を中心に寄せることで打感を向上させています。ここまでの仕上がりのアイアンは中々ないので今後も名器と語り継がれることは間違い無いでしょう。

第三位はブリヂストン222CB+アイアンです。2つのポケットを備えたポケキャビで、センターヒットの打感は良いままに、ポケキャビのメリットを引き出すことに成功。安定性とフィーリングを絶妙なバランスで保っているアイアンです。より多くの人に打ちこなせるという点で他のアイアンよりも優れていると評価しました。

第四位はピンi230アイアン。数多くの優勝に導いた伝説のアイアン、i210の後継モデルがi230アイアンです。なんと前作から4年の月日を経て発売します。ピンi230アイアンはロフト体系など大事なところは変更せず適度に進化してくれました。昨今のピンはかなり両極端な評価になっていますが、i230は完璧を極めたアイアンといえます。

第五位はブリヂストンB-Limited220MBアイアンです。マッスルバックアイアンとしてはストロングな33°で登場。ストロングマッスル2世代目に当たる220MBアイアンは前作に増してシンプルなデザインと反射を抑えたフィニッシュで極めて硬派な仕上がりになっています。これまでのブリヂストンのマッスルバックに戻ったような懐かしさを覚えます。

第六位はブリヂストン221CBアイアンです。迷いの無いはっきりとしたコンセプトを感じるアイアンです。打感はまずまずよく、試打データは高次元のバランス。しかも純正シャフトの設定がモーダス105とモーダス120なので、多くのユーザーを取り込めると考えられます。

第七位はピンG430アイアンです。サイドスピンがほとんどかからない高い安定性はピンにしか作れないと感じさせてきます。ロフト体系を大きく変更し、PWが前作比3.5°ストロングになったものの、それを跳ね返すほどの性能を持っています。安定性がイカれているので一度使ったら離れられないでしょう。

第八位はホンマTW757Vxアイアン。ホンマのキャビティバックアイアン。7番のロフトが30°で最もアベレージヒッター向け、万人向けに作られているアイアン。さすがホンマのキャビティと言わざるを得ない完成度。

オノフにしか作れないシャープなデザインを飛び系アイアンに採用するオノフらしい製品。28°のロフトにちょっと硬めのカーボンシャフトの組み合わせでキャリー200y超えの爆飛び。この飛距離に対してはスピンがよくかかっているので素晴らしいですが、取り扱いは難しいと思います。

中空ブレードの火付け役の最新作i525。進化した中空構造に加えて、美しく仕上げられたデザインは一見の価値あり。実物の方がだいぶシャープな印象です。番手別にオフセット量を調整してあるあたりも見た目に気を使った良いデザインです。
まとめ
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