ホンマのハイブリッド
TW747シリーズはパターからドライバーまであらゆる種類のクラブを設定しています。
今回レビューするのはハイブリッド。ホンマは珍しく「ユーティリティ」と表記しています。ゼクシオがたしか現行からハイブリッドと呼称しているのでもしかしたら最後のユーティリティかもしれません。
ホンマらしくオリジナルのカーボンシャフトを用意しています。今回はスチールとカーボンの両方の試打データを見ながらレビューしていきます。
試打データ
ヘッドスピード | 46.8m/s |
平均キャリー | 206y |
平均トータル | 220y |
平均サイドスピン | 476rpmフェード |
平均バックスピン | 4611rpm |
平均打ち出し角 | -4.0 |
平均打ち上げ角 | 16.4 |
左右ブレ | -2y |
まずは、カーボンの試打データから。
カーボンシャフトはハイブリッド用のホンマオリジナル、VIZARD-UT-H7。74g、トルク2.8の中調子で、振った感じは結構しっかり目。
方向性が非常に安定していて、幅7yに収まりました。アイアンでも幅7yなら優秀と言えますので、ハイブリッドでこれはかなり評価できると思います。
ヘッドスピード | 48.2m/s |
平均キャリー | 211y |
平均トータル | 225y |
平均サイドスピン | 232rpmドロー |
平均バックスピン | 4722rpm |
平均打ち出し角 | -2.3 |
平均打ち上げ角 | 15.6 |
左右ブレ | -15y |
スチールの方がカーボンよりも飛距離が出た上に、バックスピンも多かったです。
このくらいの数字ならグリーンも積極的に狙っていけます。ただ、捕まってしまうのでやや暴れます。
幅は16yで、全体的に左です。最大飛距離はキャリーで215y、最小飛距離が207y。縦の安定感はカーボンシャフトよりも良かったです。
ハイブリッドにしては珍しい
打感が良いです。
はじめてここまで柔らかい打感のハイブリッドを打ちました。ホンマのウッド類はどれも打感が良いのですが、ハイブリッドも例外ではありません。
ハイブリッドの打感には何種類かあって、例えばブリヂストンのような金属音が気持ちいいシャキッとした打感、M6レスキューのような弾く打感など。
ですが、TW747はドライバーのような吸い付く打感です。これはぜひチェックして頂きたいです。
難易度は低めかな?
ホンマのクラブ、性能は高く評価していますが難易度が高いのがイマイチでした。
ドライバーなんかは相当な上級者でなければ打てないでしょうし、アイアンもスイートエリアの小ささは否めません。
対してハイブリッドは易しいです。
カーボンシャフトもスチールシャフトも振り心地はほとんど変わらず、打ちやすい印象でした。しかも、カーボンシャフトは重さが70g台から100g台まであり、選択肢が多いのも魅力的。
データチャート
安定性とスピン量が高評価で、それ以外は普通くらいです。
落下角も十分で、グリーンを狙うことが出来るハイブリッドと言うのはやはり価値があると思います。
易しさは一応8点を付けてみました。
総評
ホンマのドライバーやアイアンを使っている方だけではなく、グリーンをハイブリッドで狙い方にもおススメできると思います。
カーボンシャフトでも安定した弾道になるので、アイアンのシャフトに合わせてセッティングしてみると良いでしょう。
おススメ度



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