2018年は賞金総額1億円越えでランク4位の活躍が目覚ましい比嘉真美子プロのクラブセッティングをご紹介します。
プライベートではゴルフ好きの力士、勢翔太との婚約も話題となりました。
ピン契約で、女子プロの中で3位の平均飛距離(254.34y)が強さの秘訣でしょう。早速比嘉プロのクラブセッティングを深読みしていきます。
比嘉真美子プロのクラブセッティング
番手 | ブランド | シャフト |
---|---|---|
1W | ピンG400LST10° | ピンツアー173-65(S) |
3W、5W | ピンG400 14.5°/17.5° | ピンツアー173-65(S) |
UT | ピンG400ハイブリッド22° | ピンツアー173-85(S) |
5I~PW | ピンi210 | N.S.PRO.950GH(R) |
AW、SW | ピン・グライド2.0 ステルス50°/54°/58° | N.S.PRO.950GH(R)/58° N.SPRO1050GH(R) |
パター | ピンヴォルト2.0 B60 | 不明 |
ドライバーからパターまで全てピンで揃えてあり、かなりかっこいいですね。
鈴木愛プロ同様、純正スペックばかりで組んでおり見ただけで理想的だと感じるセッティングですね。
ではドライバー&ウッドから見ていきましょう。
筆者の深読み
ドライバー&ウッド
ヘッドはドライバーがG400LSTウッドがG400。シャフトはピンの純正カスタムのピンツアーの60g台のSを装着。
このシャフトはトルク3.4で中元調子とかなりハードなスペックです。私も何度か打ったことがありますが、しなり感が少ないシャキッとしたシャフトです。正直、私でもかなり気を使って打つほどです。
G400LSTには純正として装着されていますので簡単に入手できます。
ユーティリティ
ユーティリティは1本。女子プロのほとんどは最低でもドライバーとアイアンの間に4本、多い人で6本入れる中、比嘉プロはたった3本です。
さすが飛ばし屋ですね。男子プロでも3本は多数派ではありませんから(笑)
ちなみにこちらもシャフトはピンツアー。相変わらずハードスペックです。ただ、このようにドライバーからユーティリティまで同じシャフトで組むことが出来るのは珍しいです。ピンの魅力的な部分ですね。
アイアン
アイアンは5番からPWまでi210を使用しています。エラストマーがポケットに仕込まれた飛距離とスピンを両立したアイアンです。
こちらも鈴木愛プロと同じもので、シャフトまで一緒なんです。i210とN.S.PRO950GH(R)は相性が良いということなんでしょうか。
ウェッジ
58°だけシャフトを少し重めの1050を装着しています。このステルスはカーボンスチールを採用したヘッドで、56°と58°にはリーディングエッジぎりぎりのところまで溝を掘ってあります。
この手の黒いヘッドは摩耗してヒットポイントが剥げやすいのですが、それの対策としてQPQ仕上げをしているようです。
使用している度数は50°、54°、58°の3本です。なんと、こちらも鈴木愛プロと同じ。まぁ、同じアイアンをPWまで入れてるので当然と言えば当然かもしれません。
ですから、現在i210やi200を使っている方は是非参考にしてセッティングしてみることをおススメします。
パター
VAULT2.0シリーズは削りだしにこだわった、精度の高い構造です。ヘッド重量を選択できるのもその西方に起因するところが大きいです。
歴代ピンパターでも勝利数一番のモデルの後継になります。現に、比嘉プロも1勝していますね。ピンのパターはライ角調整も出来ますので使用プロが多いのも納得です。
比嘉真美子プロのセッティングは…
飛ばし屋ならではのハードスペックです。
原英莉花プロ同様、男性でもなかなか振りこなせないスペックが目立ちますが、アイアンのシャフトやウェッジとの組み方は非常に参考になると思います。
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