クラブ人気に劣るボールの少なさ
テーラーメイドといえば、
アメリカのツアープロがこぞって使っているメーカーです。
しかし、
以前からボールの種類の少なさは指摘されてきました。
現在でもこのTPシリーズとディスタンスボールのみ。
他メーカーが4ピースをメインとするところ、
5ピースにすることで様々なヘッドスピードに対応する狙いがあるようです。
打感
独特な打感です。
今まで打ったことのない弾き感で、芯に当たっている感覚が分かりにくいです。
それでも弾道は結構安定していてそのギャップには慣れが必要かと思います。
また、パッティング時の打感が非常に良かったのが好印象でした。
距離もイメージしやすく、パッティングの感覚にこだわりがある方におススメです。
飛距離
よく飛びます。
実測で310yを記録しました。
私の中で、310を超えるかが飛ぶかどうかの基準になりますので、
これは良い結果です。
さらに、
ドライバーでは平均的に飛ぶ感じです。
ミスヒットだと思ったものでも300y弱飛んでいました。
アイアンでは他のボールとほとんど変わらない距離感ですね。
スピンとアプローチ
可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
特にびしっと止まることはありません。
ミドルアイアンだと、グリーンに残らないことが多々あります。
これも慣れ次第かと思いますが、
グリーンが狭い場合などは別のボールの方が良いかもしれません。
方向性
このボールの最大の強みがここです。
本当に思い通りにコントロールできます。
このボールを試したハーフでのパーオン率は
7/9。
残りの2つはパー3です。
つまり、100y程度では全て乗ったということになります。
異常な数字でしょう。
レビューした日の調子は絶好調とまではいかない程度でしたので、
この安定感と操作性は間違いないでしょう。
デザイン
今回はイエローを使用しましたが、
少し反射が気になりました。
ただ、これはどのカラーボールにも当てはまるのでそんなに問題ではないでしょう。
もちろんホワイトも設定がありますので、そちらを選択すれば良さそうです。
それから、このイエローはあまり目立ちません。
夏の芝で目立たなかったわけですから、
冬はなおさらでしょう。
さらに文字の大きさと配置。
これは非常に私の好みなものでした。
文字は現行のどのボールよりも細く小さいです。
文字が占める面積が小さいので、
パッティング時にも集中しやすいです。
総合評価
打感 | 飛距離 | スピン&アプローチ | 方向性 | デザイン |
---|---|---|---|---|
△ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
普通にホワイトを選択することをおススメします。
テーラーメイドユーザーは絶対に試した方が良いです!!
ちなみにこのレビューの後からTP5が私のエースボールになりました。
方向性の良さは他のボールに無い光るものを感じます。
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