ホンマXP-1、大きめのFW
ホンマの新シリーズのXP-1のフェアウェイウッドは大型ヘッドで、構造はドライバーと同じものを継承。
振り心地をそろえた仕様です。
可変スリーブこそありませんが、それ以外は特に3番ウッドは酷似しています。XP-1はTW747同様、3番のみカーボンクラウンでソール部分にウェイトを配置して弾道の高さを確保しています。
それでは試打データから見ていきます。
試打データ
ヘッドスピード | 51.3m/s |
平均キャリー | 234y |
平均トータル | 246y |
平均サイドスピン | 174rpmドロー |
平均バックスピン | 5106rpm |
平均打ち出し角 | -3.2° |
平均打ち上げ角 | 14.5° |
左右ブレ | -19y |
フェアウェイウッドとしてはかなり捕まると思います。
ですが、サイドスピンはほとんどかからないストレートに近い弾道ですので打ち出しで左に飛んでいくイメージです。
右に行くことはありませんので、安心して右を向けるフェアウェイウッドですね。
最大飛距離はキャリーで235y。番手は5番としてはあまり飛んでいません。
ブレ幅は、縦に3y、横に15yです。フェアウェイをキープするには十分の安定性だと思います。
バックスピンが多いのも特徴でしょう。平均的なフェアウェイウッドのバックスピン量は4000rpmほどですが、XP-1は5000rpm超えです。
飛距離が伸び悩んだ原因でもありますし、落下角が大きくなるゆえにランも出ませんし、弾道が高くなって風にも弱くなります。
ビジュアルで見る弾道
打ち出しから左に出るくらい捕まります。
やはり、柔らかすぎるため弾道の初期に凹みが確認できます。
XP-1の特徴
シャフトは固定で、ウェイトも何も付いていませ。
ドライバーと同じスリットが入っています。
ドライバーと同じカラーリングで、サイズは5番ウッドとしては大きいです。
TW747もそうですが、3番ウッドはカーボンクラウンなので打感は3番とそれ以外では全く異なります。フェースの素材も違うので、別のクラブと思った方が良いです。
フェース長が長いです。
データチャート
飛距離は、重量や構造のわりに伸び悩んでしまいました。
ただ、弾道の画像を見ても分かる通り安定感はよく、評価も高いです。
スピン過多になったのが飛距離ロスの原因でしょうから、FWで球が上がらない方にはちょうど良いと思います。
総評
わざわざ単品で入れるようなフェアウェイウッドではありません。
ドライバーでXP-1を買った方以外に需要は無いでしょう。
打感は良いですが性能がイマイチ。
おススメ度

コメント