バランスの良いウッド
ブリヂストンのドライバーはドライバーランキングでも上位に入るほど評価しており、フェアウェイウッドも期待が大きかったです。
その期待を裏切らない性能とフィーリングを実現していたのでこのフェアウェイウッドも高評価。データもフィーリングも申し分ない仕上がりと言えそうです。
今回試打したのは純正カーボンシャフト。
早速、レビューしていきましょう。
試打データ
ヘッドスピード | 52.1m/s |
平均キャリー | 241y |
平均トータル | 259y |
平均サイドスピン | 303rpm |
平均バックスピン | 3244rpm |
平均打ち出し角 | 2.5 |
平均打ち上げ角 | 16.6 |
左右ブレ | -2y |
まずは、ヘッドスピード。非常に良い値が出ていますが、これはおそらくエラーでしょう(笑)
というのも、ミート率がとても悪い数字になってしまっているからです。私はウッドが得意なので芯を外すことはほとんどありませんから、おそらくもう少し低いと思います。
さらに、サイドスピンもドローで集まりつつ、低い値を推移しています。よってボールの集まり方もとても良いです。
ブレの幅はたった8y。アイアンでも10yの幅だったらかなり優秀ですから、これは本当に素晴らしいです。
飛距離もキャリーで最大248yで、申し分ない性能です。正直ここまで飛ぶなら3番ウッドは必要ないでしょう。
強弾道で飛ばす
ヘッドスピードが50を超えると弾道の中央付近にへこみが発生してしまいます。
そうなると、吹き上がるような状態になってしまうので風に負けます。
一方で、このXD-Fはストレートに伸びる弾道で、純正シャフトとは思えない安心感があります。しかも、間違ってSRを打っていたのですが気づきませんでした(笑)
一応カスタムも充実しているので様々な試打クラブがありますが、ヘッドが良いのでどれも好印象でした。
音と打感
これはXD-Hと同じで素晴らしいと思います。
私も現在ブリヂストン製のフェアウェイウッドを使っていまして、この打感に惚れています。XD-Fも私が使用しているウッドの系統なので似たような感触です。
打感はXD-Hにあるような芯を食う感じがあり、スイートエリアはやはり大きくはありません。実際、芯を外してしまうとかなり飛距離が落ちるのでこれは結構顕著と言えます。
ただ、それの代わりと言っては変ですが、左右のブレはほとんどでません。
データチャート
概ね満足と言える評価です。
何より打っていて楽しいです。しかも、飛距離も良く出ますし、左右ブレもほとんどありません。ドライバーもこのあたりの安定感は抜群でしたので感動しています。
ただ、このウッドも決して易しくはないのでそこだけ評価を少し下げました。
総評
見た目、打感、音、性能の全てが素晴らしいです。
もちろん、私はブリヂストンが好きなのでやや贔屓していますけど、それを抜きにしても高評価をつけていいでしょう。
シャフトは純正でもキャパがあるのでそこまでハードヒッターでなくても振れるでしょう。
おススメ度
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