挑戦を続ける2系
タイトリストは2と3のメインのモデルでFWを展開します。最近になって1でも出していますが歴史はまだ浅いです。
2022年モデルはTSR2とTSR3でフェアウェイウッドのモデルを展開。比較的保守的で変化が少ない3に比べると2は毎回冒険しているように私は感じます。
この記事ではTSR2フェアウェイメタルを試打データ、デザインを分析してTSR2FWがどんなモデルなのかを明らかにして行きたいと思います。



TSR3フェアウェイメタルのデザイン
TSR2フェアウェイメタルのデザインはTSR2ドライバーと同じようになっています。ウェイトがソール上にありますが、フェース側なので座りに影響はありません。
可変式で、ラインナップは15°、16.5°、18°、21°です。TSR2+という13°のモデルも存在しますが、そちらは価格が高いです。特にチタンではないのでなぜ高いのかは不明。
TSR2フェアウェイメタルのヘッドサイズは他社と比べると小さめで、後方が細くなっているのが特徴。
フェースアングルは完全にストレートで、面構えはかっこいいです。
試打データ
ヘッドスピード | 50.2m/s |
ボールスピード | 68.2m/s |
平均キャリー | 246y |
平均トータル | 263y |
平均サイドスピン | 211rpmドロー |
平均バックスピン | 3444rpm |
平均打ち出し角 | 0.3° |
平均打ち上げ角 | 17.8° |
最大の高さ | 51y |
落下角度 | 49° |
左右ブレ | -7y |
TSR2フェアウェイメタルは試打データに特徴はあまりありません。バックスピン量が少ないような気がしますね。初速性能も決して高いとは言えませんが打ち出しかくがストレートでドロー回転も穏やかなので方向は読みやすいです。
TSR3FWと比較するとストレート弾道に近いです。ドライバーでもTSR2よりもTSR3の方が捕まりが弱かったので上手い味付けです。
TSR2フェアウェイメタルはTSR3よりもやや低い弾道になっています。
TSR2フェアウェイメタルの特徴
- 方向性はストレートに近いドロー
- バックスピンは少なめ
- 弾道は低め
- ミスが出るなら左
TSR2フェアウェイメタルのイマイチなところ
TSR2フェアウェイメタルはソールの形が気に入りませんでした。
このソールのセンターの部分が出ていて、引っ掛かります。短い芝だけでなく長い芝でも少し違和感を覚える当たり感だったので実際の芝で悪影響が出るような気がします。
TSR2フェアウェイメタルの打感
打感は前作から結構変わったと思います。TSR3でも言及しましたが当たっている場所が分かりにくいです。
またTSR2フェアウェイウッドに関しては、ヒールヒットしているような反発感があるのにセンターに当たっているという不思議な感触です。
データチャート
TSR2フェアウェイメタルは厳しい評価になりました。特に褒めるべきポイントはなく、歴代モデルを超える仕上がりとは程遠いです。
純正シャフトのTSP310が良いということだけ分かりましたがそれ以外の収穫はありません。
総合評価
今現在FWを入れているなら買い換える必要はありません。
初めてFWを入れるなら、TSR2フェアウェイメタルではありません。
アウトサイドインのフェードヒッター以外は検討すらする必要はないでしょう。
おススメ度 (1.5 / 5)
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