スポンサーリンク
300y飛ばせる飛距離アップメニュー
私が今でも飛距離アップを続けている秘密を公開します。シンプルで続けやすい方法論で確実に飛距離アップへ導きます。

TSi2&TSi3フェアウェイメタル試打評価|進化した弾道調整機能と、はっきりとした性格分けがうまいFW

ウッド試打
スポンサーリンク

TSiのFWにはチタンは使わず

TSiドライバーでは新素材の軽量なチタンを採用していますが、FWではこれまでと同じ素材です。開発段階では、チタンで形成した物もテストしたようですが、軽すぎてインパクトロフトが確保できず、強い弾道にならなかったため採用しなかったらしいです。

チタンのFWは中々バランスが難しいのだと痛感しますね。チタンがベストだとは思いませんが、すばらしいFWだったので紹介したいと思います。

実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

試打データ

ヘッドTSi3TSi2
ヘッドスピード51.8m/s52.9m/s
ボールスピード69.7m/s71.1m/s
平均キャリー239y244y
平均トータル253y257y
平均サイドスピン108rpmドロー374rpmドロー
平均バックスピン4265rpm4279rpm
平均打ち出し角-0.2°2.8°
平均打ち上げ角17.1°16.9°
最大の高さ53y54y
落下角度51°51°
左右ブレ-4y-2y

TSi3のFWは、ドライバー同様ストレートに近い弾道です。バックスピンはTSi2とほとんど同じです。

白がTSi3、赤がTSi2です。

ここまで見事にドライバーをトレースした方向性はさすがタイトリストです。

TSi2は打ち出し角度がしっかりと右に出るタイプで、ドロー回転が確実にかかるので安心して振れます。それがブレ幅の少なさに貢献しているのだと思います。

白がTSi3、赤がTSi2です。

最大飛距離はTSi3がキャリー244y、TSi2がキャリー249yでした。飛距離的に特別アドバンテージがあるFWというわけではなさそうです。振れば応えてくれる程度には飛びますから、カスタム次第という感じですね。

デザインを考察

TSi3 FW

TSi3のヘッドサイズは、これまで通り。他社製品が大きくなっているので今となると小さいヘッドという印象です。

フェースの入り方が少し気になりました。スクエアなのかもしれませんが、フェースのヒール側の張り出し方が気持ち悪くて打ちにくかったです。

せっかく面白いギミックが付いているのでなんだかもったいない感じです。

これがTSi3 FWのトピックであるシュアフィットCGトラックです。空力を邪魔しないように埋め込んだのでしょう。シンプルにかっこいいです。

重さは12gくらいでした。

唯一気になる点は、このギミックの素材が強化プラスチック?的な物で、人工芝がすれてこびりついてしまうことです。なので、ガラスコーティングなどの対策をしておくときれいに使えるかなと思います。

フェースは特に特徴無しです。

クラウンは真っ黒です。

TSi3のFWは基本的にドライバーに準拠したデザインとなっているのでシンプルで良いですね。

TSi2 FW

TSi2TSi3とは違ってややオープンな顔立ちです。ヘッド後方の伸び方といいフェースアングルといいドライバーと同じパターンになっていますね。

個人的に構えた印象はTSi2のFWの方が弾道のイメージがしやすかったです。実際、こちらの方が打ちやすいと私は思いました。

ドライバー同様、ソール後方にウェイトを配置しており、深低重心を狙った仕様です。

それぞれの良し悪し

まずは打感から。素材はTSi2TSi3も同じですが、体積や形状が少しずつ違うため、打感が異なります。個人的には、TSi2の打感が良いと思いました。

甲高い音と言うよりかは、心地よく響く金属音です。決してTSi3の打感が悪いと言う訳ではなく、TSi2がより良いというだけです。

また、構えた時の印象もかなり違います。TSi3の顔つきはヒールヒッターにとってはちょっと打ちにくいです。

なんだかんだTSi2のFWがシンプルで打ちやすかったです。

シャフトの評価

タイトリストTSiの純正シャフトは2種類用意されています。TSP110とTSP322です。TSPは「タイトリスト・スピード・プロジェクト」の略で、後ろの数字は開発コードです。

TSP110の方は、柔らかめで弾道が高いです。方向性はやや捕まるという程度です。

TSP322の方は、切り返しが少し遅れてくる感じですが、インパクトでは極めてストレートな軌道を通ります。かなり完成度の高い純正シャフトだと思います。

データチャート

TSi3は、サイドスピンが少なく、バックスピンも抑えられるので、ハードヒッターには良さそうです。飛距離性能などは普通ですが、弾道調整も出来るので需要はあると思います。

TSi2は、安定性の高さ、飛距離性能の高さがポイントです。サイドスピンがやや多くなるものの、打ち出し角度で相殺しているので安心して振れるというのが魅力です。

総評

細かいところを褒めてきましたが、総じて言えるのは”無難”であるという点です。良くも悪くも特徴が無いFWだと思います。

私のおススメは構えた感じが良くて打感も好みなTSi2です。是非打ち比べてみてください。

おススメ度

TSi2

TSi3

 

ギアノートの全てがこれで分かる
300yヒッターのギアノートはこれを作るためにあると言っても過言ではありません。ドライバーヘッド、シャフトを同じ指標で一気見することでより理解が深まるだけでなく、シャフト選び、ヘッド選び、セッティング考察全てにおいて私と同じレベルに到達することが可能です。私はこのコンテンツを生涯をかけて更新し続けます。
300yキャリーする短尺ドライバーの作り方
”誰でも簡単に”短尺ドライバーが作れることをコンセプトに、作成しました!2年間にわたる短尺の研究の成果から、圧倒的な安定感と飛距離性能の両立を実現できる短尺ドライバーのレシピを解説します。
中古クラブを串刺し検索!
あらゆる中古クラブECを一気に検索できる「Turf Mate」。複数のECサイトで毎回異なる条件設定に苦労するのはもう終わりです。”Turf Mate”は中古クラブ選びの強い味方です。
カテゴリー
ウッド試打
スポンサーリンク
リキをフォローする
300yヒッターのギアノート

コメント

タイトルとURLをコピーしました