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タイトリストTS2フェアウェイメタル試打データ付きで評価|シャフトで選べる安定感

ウッド試打
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タイトリスターの期待を裏切らない

タイトリストというとハードスペックなモデルを出し続けているメーカーというイメージが強いのではないでしょうか。

 

私もそのうちの一人で、ジュニア時代に周りでタイトリストを使用している人は多く、特にうまい人が使っていたので憧れたものです。

 

そんなタイトリストは毎回ウッドには2種類のヘッドをラインナップします。今作ではそれまでの流れに反してTSシリーズになりました。

 

今回レビューしていくTS2は917D2の後継モデルで、ヘッドの形状がやや長いのが特長です。今までのタイトリストの顔をしているのはTS3の方なので、タイとリスターからはTS3の方がしっくりくるといった声も。

 

ですが、私が個人的に評価しているのはTS2の方です。

 

ドライバーではTS3のようにギミックが満載という感じではありませんが、わりとオートマチックに安定した弾道が打てるのが魅力です。

 

それはフェアウェイウッドにも当てはまります。ぜひそのあたりも比べながらTS2フェアウェイウッドをレビューしていきます。

 

試打データ

純正スピーダー

ヘッドスピード51.2m/s
平均キャリー237y
平均トータル251y
平均サイドスピン196rpmドロー
平均バックスピン4453rpm
平均打ち出し角-1.3
平均打ち上げ角13.7
左右ブレ-14y

ドライバーと同じように、純正シャフトは二種類用意されています。こちらの試打データはスピーダー519。

先中調子の捕まりが良いシャフトです。トルクはSで4.6、重さは52gです。

 

弾道としては、ドロー系ですが、曲がり幅はそこまで大きくはありません。サイドスピンは全体的に少ない印象です。

 

最大飛距離がキャリーで242yと控えめな数字で、左右のブレ幅が左に35y~右に1yとかなり大きくなってしまいました。

 

打ち出し角が右に調整できればそのあたりも大きく改善できると思います。

 

クロカゲ

ヘッドスピード50.4m/s
平均キャリー235y
平均トータル249y
平均サイドスピン96rpmドロー
平均バックスピン4682rpm
平均打ち出し角-2.5
平均打ち上げ角13.1
左右ブレ-14y

現在ホームページに記載されていないので、もしかしたら生産終了しているかもしれません。ですが、良いシャフトなので紹介します。

 

タイトリスト専用のクロカゲでデザインはスピーダーよりもだいぶかっこいいです。アメリカ仕様のクロカゲシャフトに似ています(誰にも伝わらない(笑))。

 

こちらは中調子でトルク5.0の50g。トルク値が高めですが振っていて柔らかいと感じることはほとんどありません。

 

試打データは平均なので伝わりにくいですが、このデータはなかなか素晴らしいです。

 

まず、左右ブレ。平均-14yとなっていますが、計測した3球は-14y、-14y、-13yと全くブレる気配がありません。さらに、縦も安定していてこちらは233y、237y、236yとたった4yに収まっています。

 

グリーンは確実にとらえることが出来ると言えます。

 

これを実現しているのはサイドスピンの少なさです。最大で209rpmというほぼストレートの弾道は打ち出し角が多少ずれても最終到達地点では誤差を相殺してしまいます。

 

度数の豊富さ

同じタイトリストあでもTS3は3タイプのロフトのみでした。もちろん、可変スリーブで多少調整は出来ますがリアルロフトははっきりと変化しません。

 

一方で、TS2のフェアウェイウッドは13.5°、15°、16.5°、18°、21°の5種類がラインナップされています。

タイトリストでカスタムセッティングを組むなら正直TS2の方が組みやすいでしょう。シャフトは純正でも非常にハイスペックですが、カスタムを組めば求める弾道を完璧に再現できると確信しています。

 

度数もこれだけ用意してあればどんな要望もかなうと思います。

 

データチャート

TSシリーズの完成度の高さには改めて驚きました。

 

文句なしで安定性とスピン量は満点の評価をして良いと思いますし、シャフトが純正でも二種類あるので易しさも十分あるかと思います。

 

さらに、同じく純正シャフトの性能が高いゆえにコスパも高いでしょう。

 

総評

ヘッドはTS3より少し小さいので難しいのかと構えてしまいそうになりますが、実際は簡単です。

 

しかも、シャフトの完成度の高さや度数の選択肢の多さは他のメーカーには無い魅力だと思います。前作ダサいと言われた純正シャフトを少しかっこよくまとめて、不評だったグレーのヘッドも黒にしてきました。

 

もはや、ここまで来たら新作モデルではいかに欠点を作らないかが焦点になってきていると思います。既にその領域に入りつつあるTSシリーズは今後どう進化していくのか楽しみです。

 

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