少し小型化したSIM²チタン
テーラーメイドのFWはM5世代から、チタンのモデルを用意しています。打感が良く、スピンも少ないのでハードヒッター御用達のFWです。
今作のSIM²のFWは、前作でM5から大きくなったのが元に戻ったような感じです。デザイン的にもクラウンが黒くなり、これもシャープに見える要因です。
早速試打データから見ていきます。今回は3番ウッドで計測を行いました。
試打データ
ヘッドスピード | 55.9m/s |
ボールスピード | 75.4m/s |
平均キャリー | 270y |
平均トータル | 286y |
平均サイドスピン | 536rpmドロー |
平均バックスピン | 3661rpm |
平均打ち出し角 | -0.0° |
平均打ち上げ角 | 14.8° |
最大の高さ | 52y |
落下角度 | 49° |
左右ブレ | -25y |
3番としての飛距離としては比較対象があまりないので、ピンG425LSTと比較してみます。
SIM²FWの初速は、SIM²のドライバーとほとんど同じでした(笑)
最高飛距離がキャリー272yで、トータル289y。安定してこのくらい飛んでいます。サイドスピンはやや強めにドローがかかりますが、基本的に打ち出し角度が右なので曲がり幅はそこまでひどくありません。
やや打ち出し角が高く、スピンもちゃんとかかるので、M5のような難しさはありませんし、前作みたいな高弾道にもなりません。
SIM²FWのデザイン
ソールには80gと書いてありますが、この辺りは是策と一緒。
ソールのデザインで大きな変更点はありませんでした。
ドライバーよりもFWの方が、白いラインが太く見えますが、単純にヘッドが小さいだけでしょう。コントラストもあって構えやすいです。
ソールの立体感はこんな感じ。
これで抜けが良くなるかはよく分かりません。
SIM²FWの良さ
ヘッドが小さいことがSIM²FWの最大の強みだと思います。
ヘッドが小さい故に、打ち出し角度がコントロールしやすく、打っていて楽しいクラブに仕上がっています。前からチタンということで高かったわけですが、割引率も下がりさらに高騰してしまったのがちょっと残念。
データチャート
コスパ以外は中々良い評価になっていると思います。
まぁ価格についてはUSモデルを買えば解決なので、我慢出来なくもないですが…
総合評価
サイズ感以外で買う理由はありませんが、まぁ良いんじゃないですか。
FWが進化することはほぼありませんから、性格が違うモデルの中で好きなやつを選べば良いです。
おススメ度




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