ドライバーとは少し違った方向性
打った瞬間に感じるほどドライバーとフェアウェイウッドでは方向性に違いがあります。
なぜかというとシャフトのスペックが違うからです。フェアウェイウッド用のシャフトの方が一回り硬く、しなり戻りが遅いです。
下の試打データを見ればわかるので、さっそくレビューしていきましょう。
試打データ
ヘッドスピード | 51.0m/s |
平均キャリー | 248y |
平均トータル | 263y |
平均サイドスピン | 201rpm |
平均バックスピン | 4222rpm |
平均打ち出し角 | 2.0 |
平均打ち上げ角 | 11.4 |
左右ブレ | 14y |
なんと、全体的にフェードになりました。
正直打ってる時からかなり驚きました。というのも、打っているときは「なんとなく硬いな」と感じつつも長さが起因していると予想していて、ここまで明らかな詩が出るとは思っていなかったからです。
そして、ロフト18°にして平均キャリーが248y、最大265yという驚異の飛距離。これを超えるのはエピックフラッシュサブゼロのフェアウェイウッドくらいです。
フェードでここまで飛んでいれば、間違いなく飛ぶと言えます。
打ち出し角も常に左で、やや大きいように思います。最終到達点は、右に20yから26yの幅6yに集まっています。
感触よりも結果が良かったです。
シャフトの効き
ドライバー用はトルク6.0の非常にしなやかな先中調子でしたが、フェアウェイウッド用は同じ先中でもトルク4.0と低め。
重量がドライバー用もウッド用も似ているのでおそらく専用設計だと思います。
しなり戻りが遅く、タイミングをつかむまでは右に棒球で飛んでしまいます。逆に言えば、かなり振っていけるのでハードヒッターにはピッタリでしょう。
これなら、フェアウェイウッド単体で購入するのもアリだと思います。
データチャート
性能面はおおむね高評価です。
また、値段もドライバー同様低く抑えられているのでコスパも抜群。非常に大きいチャートになっているのは総合的に良い評価ということです。
総評
ネクスジェン7のドライバーを持っている人だけでなく、良いウッドを探している人にもお勧めできるクラブだと思います。
打感に関しては、金属音系ですが、ブリヂストンほどの高音ではありません。気持ち良いとまでは言いませんが、悪くは無いでしょう。
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