オートマチックフェーダー
M6ドライバー同様、比較的オートマチックな挙動を見せるフェアウェイウッドです。
純正シャフトでも安定してフェードが出ます。逆にドローを打つのは容易ではなく、カスタムを組む際は注意が必要だと思います。
M5とは違いウェイトギミックが付いていない上に可変スリーブも不採用。シンプルな設計のフェアウェイウッドです。
ではさっそくM6フェアウェイウッドをレビューしていきます。
試打データ
ヘッドスピード | 51.2m/s |
平均キャリー | 247y |
平均トータル | 264y |
平均サイドスピン | 139rpmドロー |
平均バックスピン | 3384rpm |
平均打ち出し角 | 1.5 |
平均打ち上げ角 | 15.8 |
左右ブレ | 13y |
飛距離は他のウッドとほとんど同じくらいでした。このヘッドスピードでキャリー245yを超えれば文句なしですね。
打ち出しはやや右方向、回転は弱いフェードで球は右に集まります。
ブレ幅が22yと広いですが、サイドスピンは低い値で推移しているので、打ち出し角次第でしょう。練習をしていけば修正可能なレベルだと思います。
バックスピンは平均すると上記のような数字ですがボリュームゾーンは3000rpmを少し下回るくらいです。
弾道の高さは打ち出し角もありやや高いです。
純正でも満足
相変わらずダサい純正シャフトですが、性能は悪くありません。
正直、ヘッドスピードが速い方でもカスタムにする必要はあまりないくらいしっかりしています。当区は4.6なのでしなる感覚はありますが、しなり戻りは遅めです。
安定性はいかに
先に述べた通り、打ち出しから右なのでだいぶ捕まりは弱い気がします。
ただ、200rpmから300rpmくらいのサイドスピンではブレ幅5y。M5と同じレベルだと言えます。M5もそうでしたが、調整ギミックはなくても十分なスペックです。
ヘッドの投影面積がM6の方が少し大きいですが、弾道を見るとM5のドライバーにもM6のドライバーにも合わせられそうだと思います。
私がフェアウェイウッドに求める安定性は確実に有していると思います。
データチャート
サイドスピン、バックスピンとも少なめで扱いやすい印象なので高評価。
その他の性能はどれも飛びぬけて良いものはありませんが、欠点と言えるほどの欠点もありません。
総評
デザイン以外はかなり良かったです。
オートマチックなのでドローとフェードの打ち分けは難しいものの、安定感はあるので問題はなさそうです。
また、M6ドライバーと方向性がリンクしているのでM6ドライバーを使用している方はぜひ検討してみて欲しいです。
M5ドライバーをお持ちの方でも7番までウッドを入れたいなら、選択肢に入れてみても良いでしょう。
おススメ度
コメント