G425LST FWは3Wのみのラインナップ
前作から、コンパクトでプロに人気だったLSTのFWは前作同様G425でも3番ウッドのみです。
G425MAXの5番よりも一回り小さいヘッドで、ロフトは14.5°とややストロング。前作とデータの比較をしながらレビューしていきます。
試打データ
ヘッドスピード | 51.3m/s |
ボールスピード | 72.2m/s |
平均キャリー | 263y |
平均トータル | 281y |
平均サイドスピン | 349rpmドロー |
平均バックスピン | 3388rpm |
平均打ち出し角 | 0.5° |
平均打ち上げ角 | 14.1° |
最大の高さ | 46y |
落下角度 | 47° |
左右ブレ | -14y |
G425LSTのドライバー同様、FWも捕まるようになりました。ヘッドスピードが前作の時のデータとほぼ同じにもかかわらず飛距離が10y以上伸びているのはバックスピン量がかなり少ないからです。
G425LST FWの最大飛距離はキャリーで270yです。変なドライバーよりも飛んでいます。
それゆえに、弾道も低く、落下角度などはドライバーのようなデータになりました。なにより、バックスピンが3288rpmから3540rpmの間に収まっているのが素晴らしいです。安定した飛距離の表いんです。
サイドスピンは、全てドローで安定しており、曲がり幅も20yに収まっています。3番ウッドとしては、まずまずの方向性だと言えます。
ビジュアルで見る弾道
だいたいこの弾道です。一打資格がしっかり右に出ているので、ドローですが安心感がありますね。
こうして見ると、本当にFWとは思えませんね。3Wであることを考慮しても素晴らしい弾道だと思います。
デザイン
ソールがやや短く、T字にも見えるデザイン。抜けの良さを演出するものだと思いますが、それならばウェイトをもっとスムーズにしてほしいと思いました。若干引っかかります。
フェースセンターはスコアラインがないタイプです。タービュレーターが無いためすっきりしていますね。
やや開いているようにも見えました。
G25?ってこんなだったような。
G425 LST FWのメリット
最大のメリットは、飛ぶことです。3Wにどの程度の飛距離を求めるべきかは分かりませんが、少なくとも5Wではなく3Wを入れる決断をしている時点で飛距離は欲しいはず。
そうなってくると、長くて捕まりにくい3WとしてはG425LSTは比較的扱いやすいです。前作のような気難しさは無い分万人受けしそうです。
14.5°で、スリーブで、±1.5°出来るので16°までは作ることが出来ます。弾道が低いのは私としてはメリットだと思いますが、そうでない人もいるでしょう。まぁそういう人はそもそも5Wにすれば良いんですけどね(笑)
ウェイトの重さを測り忘れましたが、たぶん軽いと思います。
データチャート
概ね高評価しています。G425LSTはドライバーも良かったし、方向性や特性もよく再現されていたので整合性が取れていてさすがだなと思いましたね。
一方で、高さがネックですね。これは飛ばし屋にとってはかなり魅力的。
総評
5Wもあったらいいのになぁ。買わないけど。
まじめに話すと、安定して低スピンなので、風に強い球を打てます。たとえロフトを寝かしてもこの特性は死なないので、汎用性が高い万能なFWと言えます。
G425LSTのドライバーを購入した、もしくは検討している人はFWも一緒に検討してみることをおススメします。
おススメ度




コメント