ノーメッキウェッジ
プロゴルファーのバッグに入っている錆びたウェッジを見たことがある人、またそれに憧れている人は案外多いのではないでしょうか。
そこで、今回は全く同じ形状、ロフト、バウンスのウェッジを用意して、データ計測をしてみました。
使ったのはクリーブランドRTX⁴。

試打データ
メッキ仕様110y狙い
ノーメッキ仕様110y狙い
メッキ仕様90y狙い
ノーメッキ仕様90y狙い
錆びさせると…
ノーメッキウェッジ錆び仕様110y
ノーメッキウェッジ錆び仕様90y
考察
結果から言うと、錆び無しでは大きい距離で違いがあると思います。
52°のロフトで、100yを超えるとバックスピン量で300rpm程度の差です。
これをどうとらえるかですが、私はこの差に意味はないと考えています。
300rpmでは飛距離もたいして変わりませんし、スピンバックする長さも大きくはありません。
特にアマチュアにとっては効果を実感することは困難です。
打感はノーメッキの方が柔らかく、フェースで転がっている感触もありました。
↑ノーメッキ。
↑メッキ。
錆びさせると
ノーメッキは使っていると錆びます。
錆びると錆びの分抵抗が大きくなりスピンがかかりやすくなるとされています。
実際、結果に違いが出ました。
特に、短い距離でのスピン量に違いがありました。100yを切るような距離でも10000rpm前後のバックスピンがかかり、グリーン周りでの性能の高さを感じました。
動画もあるので是非ご覧ください。
総評
わざわざメンテナンスのめんどくさいノーメッキを使うほどでもないかなと思います。
そういった意味では、ミルドグラインド2は画期的なウェッジだなと思いました。

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