女子プロ使用率No.1のフェアウェイウッド
メーカー契約選手だけでなく、フリーの選手や他のメーカーと契約している選手も使用していたため、使用率No.1となりました。
このローグシリーズはキャロウェイのX系、XRの後継です。これまでもX-HOTなどFWには定評があります。
ローグのFWからはカーボンクラウンになって、デザインは一新されました。
カーボンの映り方がかっこいいですね。
それでは試打データから見ていきましょう。
試打データ
今回は、純正のスピーダーとカスタムのエボリューションⅣを試打しました。
まずは、純正の試打データから。
ヘッドスピード | 51.6m/s |
平均キャリー | 241y |
平均トータル | 256y |
平均サイドスピン | 310rpmドロー |
平均バックスピン | 3878rpm |
平均打ち出し角 | 3.2 |
左右ブレ | 27y |
平均飛距離は、241yで他のメーカーのFWとほとんど同じくらいです。
同じくキャロウェイのエピックフラッシュサブゼロは平均キャリーが250yを超えます。ノーマルのFWでも246yですから、決して飛ぶとは言えなさそうです。

また、純正シャフトですがあまり捕まりません。打ち出しから右に飛んでいきます。
サイドスピンのレベルは平均通りほとんど300rpmで安定感があります。試打データの3球の左右のブレ幅は4yでした。
次に、カスタムシャフトの試打データです。
ヘッドスピード | 52.0m/s |
平均キャリー | 235y |
平均トータル | 249y |
平均サイドスピン | 379rpmドロー |
平均バックスピン | 4827rpm |
平均打ち出し角 | -1.2 |
左右ブレ | -19y |
試打したのはスピーダーエボリューションⅣのFW仕様、50g台です。
結果から言うと、あまりよくありませんでした。平均キャリーは235yで、純正よりもさらに落ちます。
バックスピンがかなり多くなってしまったのが原因でしょう。最高でもキャリーで243yでした。
個人的には好きなシャフトではありますが、少し軽すぎますね。この辺りはドライバーのシャフトに合わせてあげればよいので気にしないでください。
何が支持されているのか?
簡単に言うと、ヘッドの素性の良さです。
つまるところ、方向性の癖が少ないことが女子プロに支持されているのでしょう。
純正でもバックスピンは安定して4000rpmを切るくらいの弾道の強さも魅力的だた思います。
しかし、エピックフラッシュのFWが登場してしまった以上、わざわざこれを選ぶ必要もない気がします。
実際、女子プロのエピックシフトはかなり進んでいるので、いまだにローグのFWを使っている人は多くありません。

データチャート
概ね高評価出来るFWだと思います。エピックフラッシュが出ていなければもっと評価していたかもしれません。
スピン量も適切ですし、弾道も吹かないので風に強いです。
癖のないヘッドなので色々なシャフトに対応することが出来るでしょう。
総評
2019年5月現在、マークダウンされていて半額ほどで購入できるのでそこはかなり魅力的だと思います。
しかし、カスタムは組めませんので注意してください。
次のモデルへの期待が高まりますね。
おススメ度


コメント