ドライバーとボールの進化
毎年新作が出るのが当たり前になっているゴルフ業界ですが、毎モデル劇的に進化しているわけではありません。
実際、私の試打記事でも前作から飛距離が落ちたモデルは多く、1yでも飛距離が伸びれば褒めるに値します。
また、それに伴ってボールも進化しています。
以前糸巻きボールを打った時、良い当たりだったにもかかわらず20y近く飛距離が劣っていたこともあります。
今回は、約20年前のボールとドライバー、2020年モデルの最新モデルのドライバーをテーラーメイドとキャロウェイで比較試打してみました。
SiM VS R300Ti
R300Tiの試打データ
SiMの試打データ
約20yの差が出ました。
大きな違いは初速ですね。2m/sほどSiMの方が速いです。
MAVRIK VS ERCⅡ
ERCⅡの試打データ
MAVRIKの試打データ
ERCⅡが思いのほか飛んでいましたが、マーベリックも中々良い数字でした。
こちらも初速の差が大きく、飛距離に直結しています。
また、打ち出し角もマーベリックの方がやや高いのが分かります。
考察
20年での違いは、約20yということが私の実験では分かりました。
つまり、数年差程度では目に見えた飛距離の違いは現れないということになります。
今のクラブで飛ばすのは非常に簡単で、スイートエリアの広さは正直段違いでした。
こんなに恵まれたギアが開発されているのでゴルフはより簡単に、より楽になっているというのは明らかです。
しかし、この違いを享受できるのはどれだけの層なのかは不明。
コメント