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テンセイプロブルー1K試打評価|スコアに繋がる抜群の安定感

シャフト試打
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テンセイ1K第三弾

テンセイシリーズは、これまでオレンジとホワイトをメインで展開してきましたが、1Kシリーズはブルーをラインナップに加えました。

以前からツアーでは確認されていましたが、ようやく7月に日本で発売することが決まりました。今回はレンタルしたテンセイプロブルー1Kを試打評価していきます。

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テンセイプロブルー1Kのスペックとコンセプト

テンセイプロブルー1Kは50〜80g台をラインナップ。中調子のシャフトで、トルク値は高めに設定されています。

全てのフレックスでTXがあります。重量は中程度です。今回試打したのはテンセイプロブルー1K50Sと70Sです。

これまでのテンセイブルー系はフェードバイアスのモデルが多く、弾道は低くないが難易度がやや高いモデルが多かったです。基本的にはテンセイCKプロブルーの後継なので中スピン程度だと考えられます。

テンセイプロブルー1Kのデザイン

デザインは別に書くこともないのですが、テンセイ1Kシリーズの青バージョンというだけのことです。

手元側にCKに変わる1Kクロスを配置しています。

ホログラムの感じも他の1Kと共通しています。

クロスリンクテクノロジーを採用しています。最近の三菱ではよく使われています。レジンを最低限に抑えているのでカーボンを多く使うことが出来るという感じですね。

試打データ

テンセイプロブルー1K 50S×ステルス2 9°

ヘッドスピード53.2m/s
ボールスピード75.9m/s
平均キャリー304y
平均トータル326y
平均サイドスピン176rpmフェード
平均バックスピン2328rpm
平均打ち出し角0.5°
平均打ち上げ角16.4°
最大の高さ52y
落下角度45°
左右ブレ15y

初速はそこまで速くありませんが非常に少ないサイドスピンで、方向性が良いです。バックスピン量はやはり中程度で、最高飛距離はキャリー307yと割と優秀。打ち出しの角度もほとんど変化がないほど安定して、見事なフェード弾道になります。

テンセイプロブルー1Kは、テンセイCKプロブルーと感覚は非常に似ています。捕まった感触がありながら右に飛んでいくような感じです。捕まるけどフェードする良いとこどりです。

弾道の高さはスピンなりで中弾道です。ステルス2のヘッド自体は2000rpmほどの低スピンヘッドですから、テンセイプロブルー1Kは純正よりもスピン量を増やす効果があるようです。

テンセイプロブルー1K 70S×ステルス2 9°

ヘッドスピード52.7m/s
ボールスピード76.5m/s
平均キャリー311y
平均トータル336y
平均サイドスピン327rpmドロー
平均バックスピン2041rpm
平均打ち出し角1.3°
平均打ち上げ角15.6°
最大の高さ46y
落下角度42°
左右ブレ-18y

今度は70Sでの試打データです。60Sがレンタル出来なかったので購入したものが届くまで待ちます。テンセイプロブルー1K70Sは、重い分打点が高くなり低スピン領域に入ったように思います。

50Sでのフェードとは違いドローになりました。打ち出し角が右なのでサイドスピンが多くてもまとまりは良いです。初速は少し変化していますが、それよりも打ち上げ角が低くなったことがこの平均キャリー311yという飛距離性能に貢献していると私は考えています。

最高飛距離はキャリー313yです。テンセイプロブルー1Kはフェードもドローも打てるシャフトであり、この特徴はまさにテンセイCKプロブルーにも見られたものです。

テンセイプロブルー1K 50S×ステルス2プラス 9°

ヘッドスピード54.5m/s
ボールスピード78.6m/s
平均キャリー292y
平均トータル310y
平均サイドスピン138rpmフェード
平均バックスピン3160rpm
平均打ち出し角0.2°
平均打ち上げ角17.0°
最大の高さ62y
落下角度50°
左右ブレ9y

ステルス2よりも捕まりが弱くスピンが多いステルス2プラスですから、予想通りフェードで高スピンになりました。平均ではキャリー292yと伸び悩みました。ただ、初速は非常に高く、テンセイプロブルー1Kが決して低初速シャフトではないこと、低スピン系のホワイトとは一線を画すものであることを示していると思います。

テンセイプロブルー1K 50Sは軽いシャフトですが、捕まえるのが難しいです。というか、アンダースペックのボーダーラインが50Sと70Sの間にあると考えることもできるかもしれません。50Sでは確実に振り遅れており、バックスピンが多く右に飛んでしまったのでしょうか。

弾道の高さは62yで吹き上がってしまいました。テンセイプロブルー1Kはフェードバイアスの中スピンシャフトで、捕まりが弱くスピンが多いヘッドとは相性が悪そうです。

テンセイプロブルー1K 70S×ステルス2プラス 9°

ヘッドスピード53.2m/s
ボールスピード77.1m/s
平均キャリー303y
平均トータル324y
平均サイドスピン333rpmドロー
平均バックスピン2444rpm
平均打ち出し角0.1°
平均打ち上げ角16.9°
最大の高さ55y
落下角度47°
左右ブレ-23y

ステルス2でも70Sの方が結果が良かったですが、ステルス2プラスでも同じでした。テンセイプロブルー1K70Sとステルス2プラスの組み合わせだとドローもフェードも両方打てます。ドローの最高飛距離はキャリー306y、フェードでの最高飛距離はキャリー302yでした。

初速も悪くなく、慣れれば打ち分けも可能だと思います。まぁそれでも2400rpmくらいにしかならないので中スピンシャフトだというのは確定ですね。

テンセイプロブルー1Kの良い点

  • マッチするセッティングなら超安定する
  • 飛距離性能も悪くない
  • フェードが打てるけど捕まる
  • 中スピンで難易度が高くない
  • 初速性能はまずまず

テンセイプロブルー1Kのイマイチな点

  • ドローが意外と難しい
  • セッティングが癖あり

テンセイプロブルー1Kのセッティング

テンセイプロブルー1Kは右上のエリアに来ると思います。ベンタスブルーの左上あたりでしょうか。

フルバージョンの方では、テンセイAVブルーも似たようなエリアにあります。テンセイCKプロブルーはドローよりですが、テンセイプロブルー1Kはフェードよりです。結果的に同じ弾道になるとしても、意識する感覚は少し違います。

これに組み合わせるのはセンターよりもやや左の下の方、ST200xやM5のあたりです。RSやTSR4は相性が良いのではないかと思います。

データチャート

ほとんどの項目で高評価です。スピン量は、セッティングでどうにかする必要があるのでそこで若干減点です。マトリックスチャートがあれば特に悩むことはないでしょう。

総合評価

テンセイプロブルー1Kは需要のあるシャフトだと思います。フェードが容易に打てる稀有なモデルですし、引っ掛けが出ることはほとんどないので安心して振り切れます。逆に言えば振り切れる人でないとコースで使うのは大変かもしれません。

ただ、安定性は基本的に高いですからスコアに貢献してくれるシャフトだと思います。

おススメ度4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

 

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