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テンセイプロホワイト1K試打評価|CKプロホワイトユーザーが解説するテンセイプロホワイト1K

シャフト試打

テンセイの新モデル”プロホワイト1K”

もともとはUS仕様で、タイガーウッズが使用したことで有名になったテンセイCKプロオレンジや、マキロイが使用していたテンセイCKプロホワイトは特にハードヒッターに人気です。

2021年モデルとして登場したテンセイはCKプロシリーズではなくテンセイ1Kという別ライン。1Kクロスとは新素材のカーボンで手元側に巻き付けてあります。これにより手元側の剛性を少し下げ、先端の硬さを際立たせています。

メディアでは「ヘッドスピード35m/s以上ならだれでも打てる」などよく分からない意見がありましたが果たして本当なのか試打データをもとに評価していきます。

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試打データ

テンセイプロホワイト1K 70S×SIM²MAX9°

ヘッドスピード52.4m/s
ボールスピード71.5m/s
平均キャリー291y
平均トータル319y
平均サイドスピン136rpmストレート
平均バックスピン1873rpm
平均打ち出し角0.2°
平均打ち上げ角15.0°
最大の高さ38y
落下角度38°
左右ブレ-9y

飛距離は平均で290y超えなので、非常に飛距離性能が高いです。バックスピン量は2000rpmを切るほど少なく高さも40yを切っているため極めて低弾道であると言えます。

テンセイプロホワイト1K 70Sはトルクが3.4で、振動数は266cpm。振動数を測る限りはCKプロホワイト60Sよりも柔らかそうですが、1Kの方がパッツンパッツンで窮屈な感じがします。

SIM²MAXのヘッドであることを考えると、テンセイCKプロホワイトよりも低い弾道だと思います。練習場での弾道を見てもテンセイプロホワイト1Kは超低弾道といって良いのではないでしょうか。にしてもSIM²MAX曲がらな過ぎてキモいです。

テンセイプロホワイト1K 50TX×SIM²MAX 9°

ヘッドスピード52.7m/s
ボールスピード74.5m/s
平均キャリー294y
平均トータル315y
平均サイドスピン155rpmストレート
平均バックスピン2440rpm
平均打ち出し角-1.1°
平均打ち上げ角15.8°
最大の高さ49y
落下角度35°
左右ブレ-16y

バックスピン量は70Sよりも少し増えましたがそれでもヘッドを考慮すれば低スピンには変わりません。キャリーで最大295y飛んでいますし、素晴らしい飛距離性能だと思います。

打ち出し角も割と大きく左だったのが小さくなっていますから方向性は右。CKプロホワイトがほぼストレートで若干右だったのでテンセイプロホワイト1Kの味付けがCKと違うことが良く分かります。

同じモデルでフレックスが違うとここまで弾道が変わるというのが面白いです。

テンセイプロホワイト1K 50S×エピックスピード 9°

ヘッドスピード53.3m/s
ボールスピード75.2m/s
平均キャリー293y
平均トータル315y
平均サイドスピン279rpmドロー
平均バックスピン2541rpm
平均打ち出し角-2.7°
平均打ち上げ角15.2°
最大の高さ48y
落下角度45°
左右ブレ-33y

さすがにエピックは初速速いですね。バックスピンはやや多めになりましたがこちらでも平均キャリー290y超え。

SIM²MAXの試打データではストレートでしたが、エピックスピードでは弱いドローになりました。エピックスピードがSIM²MAXよりも捕まるということが分かると同時にテンセイプロホワイト1Kのシャフト自体がそこまで強い方向性を持っているわけでは無いということも言えます。

テンセイプロホワイト1K 60S×G425LST 9°

ヘッドスピード53.2m/s
ボールスピード75.7m/s
平均キャリー290y
平均トータル310y
平均サイドスピン584rpmドロー
平均バックスピン2675rpm
平均打ち出し角-3.3°
平均打ち上げ角15.0°
最大の高さ49y
落下角度46°
左右ブレ-54y

テンセイプロホワイト1Kの飛距離性能は、市販品の中でも最重量級ヘッドであるピンG425LSTを装着しても健在でした。ややドローが強かったですが、平均キャリー290y、最高キャリー292yです。

曲がり幅が大きめではあるものの、安定感があるためそこまで悪い印象はありません。ベンタスブラックと違い、ヘッドを選ばないというのがテンセイプロホワイト1Kの評価したいところでもあります。

テンセイプロホワイト1K 60S×ローグST MAX LSドライバー9°

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ヘッドスピード55.0m/s
ボールスピード78.6m/s
平均キャリー312y
平均トータル334y
平均サイドスピン170rpmドロー
平均バックスピン2410rpm
平均打ち出し角-3.3°
平均打ち上げ角15.5°
最大の高さ52y
落下角度45°
左右ブレ-31y

ローグST MAX LSドライバーと組んでみました。

予想に反して、低スピン系のシャフトはどれもドローしました。スピン量はそこまで少なくもないですが、平均キャリー312yなのでかなり効率的に飛んでいると思います。

最大飛距離はキャリーで315y、トータル338yです。フェードでまとめようとするとスライスするので、こんな感じのドローがテンセイプロホワイト1Kの持ち玉なのかもしれません。

テンセイプロホワイト1Kのスペック

スペックは以下の通りです。

50Rからしかなく、昨今の40g台のスペックが無い上に全ての重量帯でTXが存在するというのもテンセイシリーズらしいです。

振動数

テンセイプロホワイト1K70Sの振動数が266cpmでした。ヘッドはやや重い200gのものなので195g程度の現行SIM²でしたら264cpmくらいでしょう。

50TXだと驚異の281cpm。

テンセイシリーズはどれもTXやXの振動数がとても多く硬いです。60gであることを考えるとある意味軽硬なのかもしれません。

テンセイプロホワイト1Kが合う人は?

捕まえるのが得意で、尚且つヘッドスピードが45m/s以上、弾道が高い人が条件になってくるでしょう。

つまりどういうことかと言うと、ほとんどいないということです。

正直、50Sであの方向性ですから、ヘッドスピード50m/sあっても60Sという選択肢はあまりおススメ出来ません。CKプロホワイト60Sを使っている私でも50Sが”まぁまぁキツく”感じます。

フィーリング

確かに手元は柔らかいです。そして先端が硬い。しかし、3つのスペックを打つと、手元が柔らかいのか、中間から先端が硬すぎるために手元が柔らかく感じているのか分からなくなってしまいました。

しなり戻りの量が少なく、インパクト直前に突然返ってくる感触を覚えます。

一応、ヘッドスピード45m/sの人にも50Sを打ってもらいましたが、「ややピーキーでヒールヒットしやすい。カウンターだったら打点も良くなりそう」という感想でした。

デザイン

テンセイプロホワイト1Kのデザインはシンプルで構えると白いラインだけが見えます。

他のテンセイと違って、TENSEIの文字にホログラムが施されています。ディアマナDリミテッドみたいな感じです。

テンセイプロホワイト1Kの先端にXLinkTechと書かれています。他だとボロンチップやMR70と書かれています。

このXLinkTechは、樹脂で繊維の並びを最適化して強度や剛性を高めるテクノロジーみたいです。カーボンファイバーを固めるのに使われる技術のように思われます。

データチャート

飛距離性能は高いです。安定性もまずまずですが、スピン量が少なく、ハードヒッターでもメリットばかりではないと思えるほど。やさしさはほとんど感じませんでした。

総評

テンセイプロホワイト1Kは、味付けが少し違うテンセイCKプロホワイトのようなシャフトでした。特に弾道はさらに低く、スピンが少なく、捕まりが弱くなっていることからハードヒッター向けであると確信しています。

軽量のスペックでも扱いやすいかと言われると微妙なので少なくともレベルが高い必要があると思います。手元のやわらかさを活かして短尺セッティング、アリかも…

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