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テンセイ1Kブラック試打評価|最高初速シャフトがUS三菱から発売!

シャフト試打
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US純正シャフト

USモデルには標準で設定されているシャフトにも中々良い製品が多く、しかも低価格で購入できたりします。例えば、カイリシリーズなんかは純正でも設定されているシャフトで、低価格で買えるのが魅力。日本の標準シャフトとは少し違った戦略をとっています。

今回試打評価するのはタイトリストのUS純正シャフト、テンセイ1Kブラックです。テンセイ1Kと言っておきながら、プロシリーズではないので厳密に同じシリーズとして比較して良いものかわかりませんが、USの三菱シャフトのHPには掲載されています。ひとまず試打データを取りましたのでテンセイ1Kブラックがどんなシャフトなのかを分析してみようと思います。

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テンセイ1Kブラックとは

そもそもどのようなシャフトなのか。

Mitsubishi Tensei 1K Black Wood Shaft
product

私としては疑問が残っていて、まず価格が二つあるということ。フェアウェイゴルフでは3万円ほどで売られていますが、楽天では2万円ほどで購入できるページがあります。違いは選べるスペックで、フェアウェイゴルフでは65の他に75と85が選択可能。

TENSEI™ 1K Black
TENSEI 1K Black is built specifically to suit powerful swings with no sacrifice in feel and responsiveness. TENSEI 1K Black utilizes a focused application of 1K...

元調子で重量は重めですね。他の1Kシリーズとの違いは「プロ」が付かないのとスペックが60ではなく65だということですね。テンセイ1Kブラックのコンセプトは低打ち出し低スピンなのでハードヒッター向けと言えます。

試打データ

テンセイ1Kブラック65S×TSR3ドライバー9°

ヘッドスピード53.2m/s
ボールスピード78.1m/s
平均キャリー307y
平均トータル328y
平均サイドスピン478rpmドロー
平均バックスピン2451rpm
平均打ち出し角-0.1°
平均打ち上げ角14.9°
最大の高さ49y
落下角度45°
左右ブレ-34y

本来タイトリストの純正シャフトなのでとりあえずタイトリストのヘッドに装着しました。バックスピン量はやや低めになりやすく平均で2400rpmほど。飛距離性能は非常に高く、最高キャリーが311yです。

弾道はドローでした。テンセイ1Kブラックは初速性能が高いです。平均で78m/sを超えています。しかもミート率がやたら高いので他のシャフトには無い特徴ですね。

打ち上げ角は15°なので低いです。

テンセイ1Kブラック65S×TSR2ドライバー9°

ヘッドスピード53.9m/s
ボールスピード78.9m/s
平均キャリー309y
平均トータル330y
平均サイドスピン176rpmドロー
平均バックスピン2559rpm
平均打ち出し角-2.4°
平均打ち上げ角15.3°
最大の高さ53y
落下角度46°
左右ブレ-25y

2022年の最高評価ドライバーTSR2と組んでみました。最高キャリーはなんと317yのフェードです。初速は79m/sに迫る勢いで、かつてない飛びにつながっています。

弾道はドローだけでなくフェードが打てます。フェードの方が飛ぶので、テンセイ1Kブラックはフェードにも向いていると思います。慣れるまで時間がかかりましたが、掴めば半端じゃない飛距離が期待できるシャフトです。

バックスピン量は2300rpmくらいが下限で、ちょうど良いです。テンセイ1Kブラックは純正シャフトとしては強力な特性を持っていると思います。

テンセイ1Kブラックの良い点

  • 初速性能が非常に高い
  • 飛距離性能が高い
  • スピン量は中程度に集まりやすい
  • 方向性はドローが基本だがフェードも打てる

テンセイ1Kブラックのイマイチな点

  • 癖があり、慣れに時間がかかる
  • 安定感を出すのは難しい

テンセイ1Kブラックのデザイン

テンセイ1Kブラックは他の1Kシリーズとは違って艶消しです。

全体的に落ち着いた色合いなのでかなりカッコ良い。

これがスペックと1Kのロゴです。

手元側は1Kクロス。ここも艶消しです。

私が購入したシャフトはTSR4用の標準シャフトみたいです。

テンセイ1Kブラックの振り心地

テンセイ1Kブラックの振り心地は“変に硬いポイントがある”というのが正直なところです。しかもそのポイントは意識を少し変えると瞬時にずれるので読みにくい。

これが私が「慣れるのに時間がかかる」と言う所以です。もしこのポイントを早く見つけることができるのであれば、おそらく使いこなせると思います。

全体的な剛性は高く、動きはもったりしています。テンセイ1Kブラックはピーキーというほどではありませんが、フェードも打てるので方向の安定を目指すのはレベルの高いセッティング技術が必要だと感じました。

テンセイ1Kブラックのセッティング

まずマトリックスチャートのポジションはツアーAD DIの真上です。悪くないラインな気がしています。

DIやTRはドローが打てる元調子の筆頭ですから、それらと並ぶシャフトになりそうです。

これに合わせるのは、ニュートラルかやや捕まるヘッドが良いと思いました。フェードセッティングは、なるべくヘッドが後方に長くて動きにくい捕まるヘッドをアウトから逃しながら打つのがベストだと思います。

データチャート

安定性は試打データや弾道の画像ほどよくないと思います。ただ、それさえ自分でなんとかできるのであれば性能は抜群に良いですし、コスパも悪くありません。

総合評価

まだ評価は確定ではありませんが、かなり可能性のあるシャフトだと思います。

US純正ということでまだ不確定な情報についてはわかり次第追記していきます。テンセイ1Kブラックは低スピンすぎず、それでいて初速性能に長けた高性能シャフトです。

おススメ度4 out of 5 stars (4 / 5)

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