House Of Forgedとは
House Of Forgedは、アメリカのシャフトメーカーで、主にドラコン向けの長尺対応シャフトを製造しているメーカーです。
多くのドラコントッププロが使用し、400y超えのドライブを実現してきました。
シャフトの種類は非常に多く、仕上がり48インチ前後に出来る長尺仕様なのが特徴です。
今回私が購入したのは、House Of ForgedのSuperlightというモデルでその名の通り、軽いのが特徴です。
House Of Forgedのシャフトを購入すると、以下のようなシールが貼ってあります。
スペックは、振動数が260、重さが52g、トルクが4.5、キックポイントが先中です。
これをキャロウェイのエピックフラッシュLDに組み合わせます。
試打データ
ヘッドスピード | 55.9m/s |
平均キャリー | 304y |
平均トータル | 331y |
平均サイドスピン | 0rpm |
平均バックスピン | 2032rpm |
平均打ち出し角 | 0.4° |
平均打ち上げ角 | 13.7° |
最大の高さ | 40y |
落下角度 | 38° |
左右ブレ | 4y |
この試打データが平均値であることにどれだけの意味があるかは分かりません。
最大飛距離はキャリー329y、トータル354yです。
サイドスピンは常に低く、バックスピンも2000rpm前後と低い値が目立ちます。
最大距離の時のバックスピンは2074rpm、サイドスピンが210rpmのドロー。初速が80.9m/sです。
仕上がり47.5インチなので、ヘッドスピードがかなり上がることとロフトが5°なのでバックスピンが少ないですね。
ビジュアルで見る弾道
今日は動画で。
5°!!! pic.twitter.com/4uUGJoXEV3
— リキ@飛ばし屋を目指します。 (@golf90players) March 3, 2020
フィーリングとセッティング
トルクが4.5とやや高いですが、シャフト長が長いからか硬く感じます。
もちろん、振動数が260ですからフィーリング的には60g台のカスタムシャフトくらいのしなり感。
House Of Forgedのシャフトは長尺前提で設計されているので、46インチ以上で組む必要がある思います。
まぁそもそもドラコン仕様を作る人以外買わないと思いますが。
ロフト角は5°であっても打ち上げ角は13°あるので、比較的高弾道かもしれません。まだ他のシャフトを試したわけでは無いので確定ではありません。
セッティングも何もありませんが、スパイン位置を工夫してみると面白いかもしれません。
今回は、スパインを進行方向に設定してみました。これでヘッドスピードが上がっているのかは不明ですが、出来る限りヘッドスピードを上げたかったので。
デザイン
シンプルです。
構えると、白いだけのシャフトに見えます。
ヘッドはこれを装着しました。
セッティングは基本+2°で、計測の時はノーマルで試打しました。
データチャート
飛距離性能だけですね、評価できるのは。
47.5インチはあまりに長いので慣れないと振り切れません。
ただ、飛距離を最大化する要素は軒並み揃っているのでヘッドがドラコン仕様の極小ロフトでなくても長いだけで飛ぶようになると思います。
難しいというよりかは慣れる必要があるシャフトだと思ってください。
総評
一般人が使うシャフトではありません(笑)
ドラコンに参戦してみたい、もっと飛ばしたいという方以外にはお勧めしません。
ですが、想像していたよりは打ちやすいです。
軽量で捕まりの良いシャフトなので、長尺入門に良いかもしれません。
おススメ度
ドラコンスペックはLDゴルフさんがおススメ。私もここから買いました。

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