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スピーダーSLKタイプD試打評価|完成度高い短尺ドライバーを作るならまずはこれ

シャフト試打
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短尺専用シャフト

短尺といえば私なわけですが、短尺用シャフトといえばスピーダーSLKです。

スピーダーSLKは短尺専用に作られたシャフトで、そこまで著しいブームにはならなかったものの、一定数のファンを獲得していると私は感じています。

今回特集するのは、その第二弾として登場したスピーダーSLKタイプDです。通常のSLKよりも飛距離が出るように高弾性カーボンを使用して、全体的にはしなやかにチューニングしたシャフトという前評判です。

今回は試打データはとっていませんが、試打を行ったのでフィーリング重視で解説していきたいと思います。

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スピーダーSLKタイプDの概要

スピーダーSLKタイプDは、短尺専用設計のシャフトです。

特徴は、通常のスピーダーSLKに比べてロートルクに設計したという点です。これによって、切り返しでの素早い動きが感じられます。それでいて、シャフト全体のしなり量はタイプDの方が多いように感じられるので総合して上手く仕上がったシャフトといえます。

さらに、先端部に高弾性のトレカT1100Gを積層させて剛性アップを図っています。

これらがスピーダーSLKタイプDがSLKから変更された点です。シャキシャキした切り返しを狙っているように思います。

スピーダーSLKタイプDとスピーダーSLKの違い

フジクラではこのようにスペックの違いを表記してくれています。スピーダーSLKタイプDは振動数が小さい=柔らかく、トルクがかなり小さい=捩れが少ないですね。重量はほとんど同じではありますが、シャフト超が45インチなので、重くなっています。

40でほぼ50gなので、スペックを選ぶ時は軽い方を選んでみてください。

スピーダーSLKタイプDのデザイン

タイプDのコスメはオレンジで、タイプDの文字はなぜか手書き風。理由は不明。

今回の試打スペックは60ですが、重量は結構あります。そして、スペックが重量になっている(SとかXがない)のもスピーダーSLKタイプDの特徴ですね。

スピーダーSLKタイプDの方向性

スピーダーSLKタイプDの方向性は、少しドロー系でした。

通常のSLKよりもタイプDの方が少し打ち出しが右になりやすくて、扱いやすい印象です。これは、タイプDの方が先端剛性が高いというのが効いているように感じます。

弾道の高さは、大体同じでやや低めになります。

スピーダーSLKタイプDの良いところ

ズバリ初速性能です。

この日同じ長さのシャフトを他にも3種類ほど試したのですが、スピーダーSLKタイプDだけは1m/s以上速かったです。

43.25インチで、ユピテルの簡易計測器で初速77m/sを下回ることはなく、最高で78m/s出ました。初速を出すのが簡単とは言えない短尺にはありがたい特性。さすが短尺専用設計です。

他の製品と比較すると

このチャートで言えば、スピーダーSLKタイプDの位置はスピーダーSLKの右下、ジアッタスの左くらいかなと思います。

短いことで低くはなりますが、それを考慮するとしっかり高さが出ているという判断です。

ニュートラルな特性なので、あまりヘッドは選びません。特にヘッド重量も気にせず組めるしなやかさだと思います。

データチャート

 

スピーダーSLKタイプDは総合力が高いシャフトだと思います。スピーダーSLKが案外評判が良いので、てっきり攻めた設計にしているのかと思ったのですが、良い塩梅に仕上がっていると思います。

短尺に厳しい私も納得の短尺専用シャフトです。若干値段が高いのがネックですが、それ以外は万人受けすると思います。

総合評価

良いシャフトでもニッチすぎたり、難しいモデルは結構ありますが、スピーダーSLKタイプDは多くの人にお勧めできる良いシャフトだと評価しています。

先端剛性を上げたけど、全体のしなりを増やしたりとセッティングの上で私がよく行う「相殺」という作業をシャフトの中で完結させています。どうしても駄作が多くなりがちな2作目を上手く出したなと感心しております。

おススメ度

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