アイアンのシャフトを比較|何が違うの?弾道画像で比較します|KBS、DG、NSやカーボンも

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アイアン試打
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多様化するカスタムスチールシャフト

ドライバー用のシャフトはカーボン製で比較的剛性設計の自由度が高いので、たくさんの種類があります。

 

実は、アイアン用のシャフトもかなり進化してきています。

 

今までだと“軽量のNS(日本シャフト)”“ハードヒッター向けのダイナミックゴールド(トゥルーテンパー)”のほぼ二択でした。

 

日本シャフトからは、ダイナミックゴールドに対抗して重いスペックのシャフトが次々と発売され、逆にトゥルーテンパーからはN.S.PRO950GHに対抗して軽量のシャフトが開発されました。

 

また、ここ数年ではもともとトゥルーテンパーのライフル系の設計をしていたキム・ブレイリーがKBSを設立し、第三勢力となりつつあります。

 

有名な選手ではジャスティン・ローズ選手やゲイリー・ウッドランド選手、国内でも稲森祐貴選手や成田美寿々選手が仕様しており、もはや珍しくはありません。

 

アマチュア向けでは、日本シャフトから60g台の超軽量スチールの登場など2010年代だけでかなり市場が変化したように感じます。

 

この記事では随時更新して、様々なメーカーの様々なブランドのシャフトをデータ、弾道画像とともに紹介したいと思います。

 

このページはアイアン用シャフトの辞書だと思ってぜひ活用してほしいと思っています。

 

ヘッドは全てタイトリストCB(34°)の718か716です。

 

ダイナミックゴールド X100

スチールシャフトの基準と考えてください。

この記事ではカット前重量が130gの所謂ハイエンドスペックを扱います。

 

スペックは以下の通りです。

カット前シャフト重量131g
組み上げ重量441g
トルク1.2°
振動数344cpm
バランスD1.3
キックポイント元調子

 

特徴はトルクの低さに起因する打ち出し角やサイドスピンのコントロール性です。

 

弾道は非常に高く、平均で45yです。

 

ダイナミックゴールドX100の特徴

まずは、硬さです。

 

とっっっっても硬いので、高いヘッドスピードが求められます。X100ならドライバーで45m/sは欲しいところ。

 

フィッティングに行くと、手首の動きが強い方はこのような硬いスペックがおススメされる場合が多々ありますが、スイングの伸びしろを摘んでしまうので、個人的にはおススメしません。

 

硬さには振動数とトルクの二つの基準がありますが、ダイナミックゴールドX100は両方硬いというのが特徴ですね。どの方向にもブレない剛性感です。

 

方向性は特に無く、レベルの高いスイングならあらゆる弾道を打つことが出来ます。つまり、オートマチックな要素は皆無ということです。

 

球は上がってくれるのでマッスルバックとの組み合わせもアリだと思います。

 

KBS C-Taper 130X

いきなりマイナーなシャフトを紹介します(笑)

 

 

ジャスティン・ローズ選手が使用しているC-Taperです。重さは110gから5g刻みで130gまであります。

 

ステップレスで、光沢のない仕上げが特徴。

 

これはその中でも最も重い130(X)です。ちなみに、C-Taper 95という軽量仕様もありますが、こちらは先中調子です。

 

スペックは以下の通り。

カット前シャフト重量130g
組み上げ重量439g
トルク1.8°
振動数調査中
バランスD1.4
キックポイント中元調子

 

振動数は海外サイト等を現在調査中です。(情報あればコメントください!)

 

トルクは1.8とダイナミックゴールドと比べたら大きいです。

 

全体的に低い弾道で、平均41y。なんとダイナミックゴールドよりも4yも低い弾道でした。

よく捕まるので、サイドスピンは多めですが曲がり幅を見るとそこまで問題はなさそうです。

 

KBS C-Taper 130Xの特徴

振らないで曲げたり振動させたりするとめちゃくちゃ硬いですが、振ってみると捻じれます。

 

プロジェクトXほどではありませんが、二次元では硬く三次元ではややしなやかといった特徴があります。

 

捕まって弾道も低いので飛距離は苦労なく飛ばせます。

 

中元調子ではありますが、手元の柔らかさはあまり感じません。それよりも、中間から先端にかけての剛性が高いのが分かります。

 

この重さだと、ヘッドスピード45m/s欲しいですが、重量を下げていけばハードヒッターでなくても打てるでしょう。

 

どうしても弾道が高くて仕方がない方におススメ。自分が今まで打った中でもおそらく一番低弾道だと思います。

 

KBS S-Taper 130X

デザインは$-Taperとなっています。私が入手したのはPVDブラックエディションです。テカテカのクロム仕様もあります。

 

位置づけはこんな感じだそうです。

 

スペックはこちら。

カット前シャフト重量130g
組み上げ重量439g
トルク調査中
振動数調査中
バランスD0.2
キックポイント中調子

 

トルクも振動数も不明です。誰か教えてください。

 

基本的には低弾道です。コンセプト通りの弾道が計測出来ましたね。

 

そして、バックスピン量はC-Taperよりも少なめです。これはメーカーのチャートに反します。

ほぼ一定に揃った弾道です。

 

方向性はドローで、C-Taperよりは弱い捕まりだと感じました。

 

KBS S-Taper 130Xの特徴

オートマチックであることに尽きると思います。

 

ヘッドの動きにキレがあり、勝手に捕まえてくれるシャフトという印象が強いです。

 

剛性感で言うと、二次元も三次元もしなやかです。トルク2.0くらいありそうで、振動数も320~330cpm程度かなと勝手に予想しています。

 

私の場合、慣れてくればバックスピン6000rpm、高さ42yくらいに持っていけると良いでしょうね。

 

ハードヒッター向けではなく、ヘッドスピードが40m/s程度でも120(S)くらいならスピンロスなく打てるどころかDGやモーダス120を使っている方は飛距離が伸びると思います。

 

バランスを見る限りカウンターになっている可能性があるので、ヘッドは重くても軽くても鉛を張らないとD2とかはでないと思います。

 

そうするとせっかくのキレの良さが台無しなので、出来る限り総重量でコントロールしたいところ。多少重くても大丈夫だとは思います。(HS40m/sで120とか)

 

KBS Tour V 120X

フィル・ミケルソン選手が使用するシャフトです。ミケルソンは125という一般供給されていない?仕様ですが。

 

仕様一覧はこんな感じです。

カット前シャフト重量120g
組み上げ重量432g
トルク1.9°
振動数調査中
バランスD0.7
キックポイント中調子

 

弾道が低い打球もバックスピンが多いですね。

 

先ほどのチャートに反してバックスピン量が多いです。弾道の高さも47y付近がボリュームゾーンなのでダイナミックゴールドと同じくらいの高弾道。

 

C-TaperやS-Taperに比べると軽量ではあるものの、難易度は同等くらいです。

二種類の弾道が出ます。どちらかにまとめるのは難しかったのでそのままにしました。

方向性は、右に打ち出して戻ってくる理想的なドローです。

 

KBS Tour V 120Xの特徴

ダフリます。

 

重量自体はやや軽いのですが、振っていて軽いとは全く感じませんでした。

 

バックスピンが多いものの、飛距離がロスするほどでは無い様で、今より弾道を高くしたいならこのシャフトをおススメします。

 

120Xでしたらヘッドスピードは45m/sにギリギリ届かない43~44m/sくらいが対象になってくるでしょうね。

 

先端剛性が高いように感じました。打ち出しを右に出せるので、フックは割と打てますがフェードでは際限なくスライスします。

 

トルクは数値程感じません。

N.S.PRO MODUS³ TOUR 130S

日本シャフトの方に聞いたら「ガルシア仕様」を市販したモデルだそうです。

 

特徴は、日本シャフトの製品では珍しい中間剛性の高さです。

 

仕様一覧はこちら。

カット前シャフト重量124g
組み上げ重量436g
トルク1.5°
振動数調査中
キックポイント中調子

 

バックスピンが8000rpm近い数値で多いです。また、弾道も高く中間剛性の高さをデータから読み取ることは難しいです。

 

方向性は全てドローで、大きな曲がり幅ではありません。

圧倒的な落下角度はなんと54°。

 

N.S.PRO MODUS³ TOUR 130S の特徴

捕まりますけど、フックは出ません。

 

そこが中間剛性の高さ故なのかなとは少し思いますが、似たような合成分布を示すSテーパーのような低い弾道ではありませんでした。

 

ただし、ヘッドスピードが速くなければ打つことは出来ないと思います。モーダス125よりも軽いですが、難易度は同等かそれ以上でしょう。

 

中間が硬いモデルは軒並み高いスイングレベルを求められるので試打して選びたいところ。

 

ヘッドスピードは最低でもドライバーで45m/sは必要だと思います。

 

ただ、この重量でももっと楽なシャフトはあるのでわざわざ選ばないかなと思います(笑)

 

トルクは少ないので捻じれにくいですが、DGみたいな硬さはなくプロジェクトXに似た振り心地です。

 

フジクラ MCI100S

仕様一覧はこんな感じ。

カット前シャフト重量104g
組み上げ重量420g
トルク2.6°
振動数調査中
キックポイント中調子

 

アイアン用カーボンシャフトとしてはディアマナサンプやツアーADのADアイアンシリーズに並ぶメジャーなモデルです。

 

ヘッドスピードが上がるということも特になく、飛距離も普通です。

 

バックスピンは8366rpmなので私にはかなりアンダースペックだったように思います。

 

弾道を横から見た画像から、吹いていることが分かると思います。

フジクラ MCI100S の特徴

打感が柔らかくなります。

 

手に伝わる振動が和らぐので、手を怪我したリハビリ中の方や、冬の練習に苦戦している方には需要がありそうです。

 

また、他社のカーボンのようなハードな振り心地でなく易しいです。簡単に球を上げられますし、バックスピンもかかりやすい。

 

変にスチールでオーバースペックにするなら、こういうシャフトを選択肢に入れてほしいです。

 

重量帯も50g台から、120g台までと幅広くトルク値は高いので振り心地も良いでしょう。

 

対応ヘッドスピードは全範囲。フジクラのフィッティングに行ってみても良いかもしれませんね。

 

 

随時更新します。お楽しみに。

コメント

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