スポンサーリンク
300y飛ばせる飛距離アップメニュー
私が今でも飛距離アップを続けている秘密を公開します。シンプルで続けやすい方法論で確実に飛距離アップへ導きます。

カイリレッド試打評価|なぜこんなにも絶妙に味付け出来るの?w

シャフト試打
スポンサーリンク

ついに登場第三弾!

カイリシリーズはUS三菱の廉価版シャフトです。最初に登場したカイリホワイトはハードヒッターも満足の振り心地とストレート弾道が打てる方向性、どんなヘッドにも相性が良いなど素晴らしい仕上がりでした。

そこからカイリブルーが登場。ホワイトよりも少し捕まるモデルでしたが味付けのマイルドさは健在。そして第三弾がカイリレッドです。今回はカイリレッド6Sを購入しましたのでそれで試打評価していきます。

カイリブルー試打評価|テンセイの時代を終わらせる新シリーズ第二弾
カイリブルー試打評価です。US三菱の新シリーズのカイリの第二弾です。カイリブルーはカイリホワイトよりも少ししなりが大きく誰でも扱える方向性やスピン特性を持ちます。アマチュアにとってメリットが多いカイリブルーはテンセイシリーズを超える人気モデルになれるのか。
Kai'li(カイリ)ホワイト試打評価|テンセイを超える?シャウフェレが使うUSミツビシ出身モデル
ミツビシKαi'li(カイリ)ホワイト試打評価です。USミツビシの新作で2万円以下で買えるにもかかわらず、超高性能で良い素材も使っているシャフト。シャウフェレもシフトしたカイリホワイトはテンセイを超える完成度になるのか?
実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

カイリレッドの概要

カイリレッドは50g台からラインナップする先調子のシャフトです。私が購入したカイリレッド60Sは66gでトルク4.2です。

50Aというのは海外のサイトで見ると50R2という表記になっています。カイリレッドは全体的にトルクが多めで重量も少し重いですね。

カイリレッドの振動数

カイリレッド60Sの振動数は257cpmでした。他のカイリシリーズと大体同じくらいです。

試打データ

カイリレッド60S×エピックフラッシュサブゼロ9°

ヘッドスピード53.5m/s
ボールスピード76.7m/s
平均キャリー298y
平均トータル318y
平均サイドスピン411rpmドロー
平均バックスピン2572rpm
平均打ち出し角-3.0°
平均打ち上げ角16.3°
最大の高さ54y
落下角度47°
左右ブレ-44y

カイリレッドは先調子ですが特別高弾道というわけでも、特別ドローが強いわけでもなさそうです。曲がり幅が一定で、非常に安定性が高いです。カイリシリーズは全て安定性が高いですが、カイリレッドでもそれは変わりません。

打ち出し角も左なのでカイリレッドの方がカイリブルーよりも捕まりが強いと言えそうです。ただこの安定感は本当にすごい…

最高距離はキャリーで300yでした。この後に数球打ってキャリー305yを記録しているので飛ばそうと思えば飛ばせるシャフトだと思います。初速もよく出ていて、この辺りは先調子の恩恵のように思います。

カイリレッド60S×マーベリックサブゼロ9°

ヘッドスピード52.0m/s
ボールスピード75.3m/s
平均キャリー295y
平均トータル316y
平均サイドスピン561rpmドロー
平均バックスピン2415rpm
平均打ち出し角-2.7°
平均打ち上げ角16.2°
最大の高さ50y
落下角度46°
左右ブレ-53y

バックスピン量は中程度で、ちょうど良いです。カイリレッドと組めばどのヘッドであっても一定のドローが出せます。

カイリレッドの基本特性は中スピンとはっきりとしたドローバイアス、安定性の高さでしょう。

カイリレッドのコンセプト的には高打ち出し中スピンということですが、中打ち出し中スピンだと思います。そんなに弾道が高いということもないので球の高さを求めて買うシャフトではないと考えています。

カイリレッドの良い点

  • 安定性が高い
  • ヘッドを選ばない素性の良さ
  • 高い初速性能
  • ちょうど良いスピン量
  • 難易度低め
  • 振り心地が素直
  • コスパが抜群

カイリレッドのイマイチな点

  • あまり飛ばない
  • 試打環境が皆無

カイリレッドらしさ

カイリレッドは極めてカイリシリーズらしい特性を持っていると思います。これは言い表すのが非常に困難ですが、どういう風にクラブを動かしても反応しつつ適正な範囲からは出ないという感じです。

つまり何も考えずに打ってもちゃんと当たってくれて、飛距離も十分に出てくれます。このなんとも言えない絶妙な味付けはこのシリーズのどのモデルにも共通しています。シリーズ内で嫌いなモデルが1つもないというのは私としては珍しいです。

カイリレッドのセッティング

カイリレッドはアッタス11の近くに配置します中スピンのモデルはそこまで多くないのでライバルも少ないです。

センターに近いので様々なヘッドと組み合わせて良い結果が期待できます。

センターからやや右のエリアの広い範囲にかけてがマッチする範囲になるでしょう。というかカイリレッドと相性が悪いヘッドは少ないと思うので心配せずに買えば良いです。

データチャート

安定性は単純に試打データを見て理解できる部分と、フィーリングとに分かれるのでその両者を高次元で両立しているためバグった評価点を付けました。

またその性能が2万円以下というこれまたバグった価格設定で購入できるのでコスパの評価も爆上げです。

総合評価

カイリレッドは他のカイリシリーズと比較しても魅力的です。安定性が最も高いだけでなく再現度も高いです。しかもそれを多くの人が引き出せる難易度の低さも兼ね備えています。カイリレッドは初心者や初めてカスタムシャフトを買う人におススメ出来ますし、ラインナップも軽量帯からありますから文句なし。

シャフトメーカーはこういう“あたたかいモデル”を目指して欲しいです。

おススメ度5 out of 5 stars (5 / 5)

Kai'li(カイリ)ホワイト試打評価|テンセイを超える?シャウフェレが使うUSミツビシ出身モデル
ミツビシKαi'li(カイリ)ホワイト試打評価です。USミツビシの新作で2万円以下で買えるにもかかわらず、超高性能で良い素材も使っているシャフト。シャウフェレもシフトしたカイリホワイトはテンセイを超える完成度になるのか?

 

ギアノートの全てがこれで分かる
300yヒッターのギアノートはこれを作るためにあると言っても過言ではありません。ドライバーヘッド、シャフトを同じ指標で一気見することでより理解が深まるだけでなく、シャフト選び、ヘッド選び、セッティング考察全てにおいて私と同じレベルに到達することが可能です。私はこのコンテンツを生涯をかけて更新し続けます。
300yキャリーする短尺ドライバーの作り方
”誰でも簡単に”短尺ドライバーが作れることをコンセプトに、作成しました!2年間にわたる短尺の研究の成果から、圧倒的な安定感と飛距離性能の両立を実現できる短尺ドライバーのレシピを解説します。
中古クラブを串刺し検索!
あらゆる中古クラブECを一気に検索できる「Turf Mate」。複数のECサイトで毎回異なる条件設定に苦労するのはもう終わりです。”Turf Mate”は中古クラブ選びの強い味方です。
カテゴリー
シャフト試打
スポンサーリンク
リキをフォローする
300yヒッターのギアノート

コメント

タイトルとURLをコピーしました