流行りのハイブリッド用カーボン
メーカー各社が開発を進めているハイブリッド用シャフト。
女子プロに人気のフジクラMCHや、最近ではミツビシケミカルのテンセイCKプロオレンジハイブリッドが注目されています。
マミヤも以前からハイブリッド用のシャフトを展開していまして、今回紹介するのはハイブリッド用とFW用の2タイプがラインナップされた現行モデル、アッタスHY IP ブルーです。
トラックマンレンジでの計測値をもとにレビューしていきます。
試打データ
計測したいずれの試打データもキャリーで230y前後と高水準。
ちなみに、それぞれストレート、フェード、ドローと打ち分けてみました。
ヘッドは、M4の22°。
弾道の特徴としては、球の高さだと思います。
打ち出しから、高く上がっていくような感じで、しなり戻りでアッパーになっているのかと思うくらいでした。
高弾道で、上から落とすようなスタイルが合いそうです。
サイドスピンはそこまで多くなく、先中でありながらフェードでも飛距離が出る仕様。
MCIやMCHもそうですが、ハイブリッドくらいの長さだとキックポイントなどあってないようなものです。
先中調子だと、多少弾道が高くなるくらいで方向性には影響ないというのが私の見解です。
アッタスHY IP ブルーのデザインとスペック
私は、マミヤのネーミングセンスとデザインが一周まわって好きなのですが、このアッタスHY IPブルーはかなりかっこいいです(笑)
7世代目までのアッタスのコスメで、先端に欠けてグラデーションになっています。
しかも、ソリッドカラーではなく、メタリック(ディアマナBFを濃くしたイメージ)といった感じで高級感があるとは言えませんが安っぽくはありません。
今回試打したのは、HY85S。標準的なスペックです。
重量 | 88g |
トルク | 2.2 |
キックポイント | 先中 |
以外にも低トルクで驚きました。振っている時は、しなり戻りが割とあるのでしなやかに感じます。
トルクはHY95のSで1.8、Xが1.7です。
ツアーADのAD95などに比べても軽くて硬いと言えますね。実際全然ブレないので、ハードヒッターでも85くらいで問題なさそうです。
データチャート
ハイブリッド用シャフトとしては、最高評価です。間違いなく良いシャフトです。
トルクや重量の設定も抜群ですし、何よりも振り心地が最高。
すべての項目で高評価となりました。
価格も一本1万円しないのでカーボンとしては低価格と言えそうです。スチールにプラス3千円くらい出せば作れると思うので、かなりおススメ。
総評
マミヤのフィッティングスタジオに行けば打てるらしいので、気になった方は是非試打してみてください。
重量は65Rから設定されていますので、どんなレベルのゴルファーでもフィットするスペックを選ぶことができると思います。
自分も欲しくなるほどのシャフトでした。アッタスHY IPブルー、買いましょう。
おススメ度

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