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ディアマナPD試打評価|平均キャリー300y超えの爆跳び新生ディアマナ!

シャフト試打
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ディアマナ新コスメ第二弾

毎年3大メーカーからシャフトが発売されますが、そのなかでも特にハードヒッターに人気なのがディアマナシリーズではないでしょうか。

ディアマナシリーズは非常に多岐に渡り、歴史もかなり長いモデルになりました。今回紹介するディアマナPDはディアマナと名がつくモデルの中でも販路が広く、スペックも多いメインのラインということになります。

まずはコンセプトや概要からお話して、そのあとで試打データをもとにディアマナPDがどんなシャフトなのかを分析していきます。

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ディアマナPDのコンセプト

ディアマナPDのキャッチコピーは“揺るがない飛距離”です。

まぁゴルフギアなんて飛距離って書いていれば売れると思っていますからもう聞き飽きましたね。シャフト重量は40g台のR2フレックスすから80g台のTXフレックスまで非常に広いターゲットとなります。

コンセプトとしては、安定性と飛距離の両立です。最新クラブトレンドに合わせているというのは、ここ数年のモデルのシャフトの常套句です。高い先端剛性を持つという点はハードヒッターである皆さんにとっても興味がそそる要素ではないでしょうか。

試打データ

今回は、さまざまなフレックスで試打を行いましたので、それぞれのスペックごとに分析していきます。

ディアマナPD50TX×PRGR RS–F5

ヘッドスピード54.3m/s
ボールスピード77.1m/s
平均キャリー297y
平均トータル318y
平均サイドスピン185rpmドロー
平均バックスピン2701rpm
平均打ち出し角-3.4°
平均打ち上げ角13.5°
最大の高さ46y
落下角度44°
左右ブレ-30y

まず、ヘッドスピードが速いという点から言及していきましょう。正直これがディアマナPDらしい特徴でもあります。とにかく剛性が高くて、振っていかないと右に飛んでいくのです。

結果としては左に弾道が集まっているものの、感触としては必死でスライスしないようにしているというもの。

バックスピン量の平均値は2700rpm程度ではありますがボリュームゾーンは2300付近。かなりバックスピンが少ないシャフトと言えそうです。

ディアマナPD60X×PRGR RS–F5

ヘッドスピード55.0m/s
ボールスピード77.2m/s
平均キャリー308y
平均トータル332y
平均サイドスピン379rpmドロー
平均バックスピン2232rpm
平均打ち出し角-0.9°
平均打ち上げ角14.5°
最大の高さ45y
落下角度42°
左右ブレ-33y

個人的に一番結果が良かったのがこのスペックでした。適度にしなってくれるので安心してシャフトに任せて捕まえに行けます。

平均キャリーは驚異の308y、最大キャリーは311yとなりました。バックスピン量は2200rpm程度に収まっているあたりからディアマナPDは超低スピンのシャフトであることを確信しています。

しかも、50TXの方のデータとも合わせると、平均高さが45yというのは低い部類に入ります。これは、先ほど行ったバックスピン量に加えて打ち上げ角度も小さいからでしょう。

最近の私の試打データでは16°〜18くらいの打ち上げ角度が多いですが、ディアマナPDでは15°を下回っています。ヘッドがRS-Fであることを考慮しても低めであるという特性に変わりありません。

ディアマナPD60TX×PRGR RS–F5

ヘッドスピード54.4m/s
ボールスピード77.4m/s
平均キャリー299y
平均トータル320y
平均サイドスピン309rpmドロー
平均バックスピン2638rpm
平均打ち出し角-3.6°
平均打ち上げ角14.3°
最大の高さ48y
落下角度45°
左右ブレ-41y

今度はディアマナPD60TXの試打データです。最大キャリーは306yでした。試打データとしては、50TXとよく似た傾向を示します。打ち出し角度がやや大きく左に出てスピン量も2600rpmほど。

ミスをするのであればトップで、その時にバックスピン量は増えますがそれでもキャリー294yというのは異常でした。

ディアマナPDの振り心地

確かに、コンセプト通り先端剛性は高いと思います。さらに言えば、中間剛性も決して低くはないと感じました。これはもしかしたら硬いフレックスだったからという可能性もありますので、今後Sフレックスを試打してから最終的な判断としたいです。

また、走る感じは希薄ですから自分で捕まえに行かないと基本的には右に飛びます。コスメで言えばディアマナDFの後継ということになるものの、DFとの共通点はあまり多くありません。

総じて、ハードヒッターにメリットがある仕様で、ミドルレンジのプレーヤーではややしんどい仕様なので、アンダースペックくらいでちょうど良いでしょう。

ディアマナPDのスペック

今回は振動数を測っていますので公表しておきます。

まずは60Xの振動数です。RS5のヘッドを装着して284cpmでした。かなり硬いです。例えばベンタスブラックだと6Xで280弱なので一回り硬いということになります。

次に60TXです。これもかなり衝撃的な295cpmとなりました。

これまで計測した中でもディアマナPDはトップクラスに硬いシャフトのようです。

最後が50TX。なぜか60TXよりも硬くなっています。

あとちょっとで300cpmでしたね。シャフトカットすれば超えます。

ディアマナPDが合う人

これはかなり明確になっています。

条件としては、アウトサイドイン軌道のフッカーです。

これにつきます。ヘッドスピードに関してはフレックスや重量で決めれば良いのであまり気にしていませんが、パワーヒッターの方がメリットがあると思います。

なぜアウトサイドイン軌道が必須なのかというと、インサイドから入れるとドロップフックするからです。いつもシャフトの特性を知るためにさまざまな当て方や軌道で打ちますが、ディアマナPDをインサイドから入れてしまうとキャリー240yしか飛びません

スピン量は1000rpmすらいかないほど強烈なドロップです。ですから、アウトサイドイン軌道が必須なわけです。

さらに、シャフト特性としては、捕まりが弱いので気を抜けばすぐに打ち出しから右に飛んでしまいます。これは前作?であるDFのTXにもみられましたが、ディアマナPDではXフレックスであっても同じ現象が起こります。

ディアマナPDが合うヘッド

コースでも練習場と同様に振れる人なら捕まらないヘッドが理想です。今回のようなRS-F5であったり、M5ツアー、M4などです。

一方で、ヘッドに任せてローテーションできるタイプなら捕まるヘッドをアンダースペックのディアマナPDに組み合わせるのはありでしょう。この場合、スピンがうまく入らなくなる可能性が高いのでロフトは多めがおススメ。

私のようにヘッドスピードが55m/s出る人なら、ニュートラルなヘッドが一番良いです。できれば、オープンフェースの物が理想。打ち出し角度がストレートになれば同時にスピンもストレートになるくらいの方向性だと思います。G425LSTをフラットかマイナスポジションにしたり、SIM2のマイナスポジションなどです。ここでも角度が足りなくなる可能性があるので、元のロフトができる限り寝ているものを立てて使うのがベストだと考えています。

とにかくセッティングの幅があるので、ディアマナPDは多くのプレーヤーにリーチできるとは思います。

データチャート

ディアマナPDの飛距離性能はピカイチです。稀に見るハードヒッター向けのシャフトであり、低スピンを多くの人が体現できるシャフトだと確信しました。

ボールでも解決できないくらいスピンが多い人や、ダウンブロー軌道で打ってしまってバックスピン量が増えているプレーヤーは是非試打をお勧めします。

総合評価

大好きです。

もう少ししなやかで穏やかな挙動だったら購入しようと思います。そのくらい良いシャフトです。

ハードヒッターは特にメリットが多いので是非試打をしてみてほしいです。試打してください。試打しなさい。試打しろ!

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