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デラマックス05F試打評価|お助けではないが強い味方になるシャフト

ウッド試打
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デラマックスのFW用シャフト

デラマックス05FはFW専用シャフトとして、デラマックスのドライバー用シャフトを支えています。このサイトでは度々デラマックスを特集してきましたが、2022年に出たばかりのUT用シャフトで「デラマックスはドライバーだけではない」と実感したためFW用も試してみることにしました。

デラマックスのFW用のシャフトは02F(赤)がありましたが、05Fはドライバーシャフト同様にしなりもどりのキレの良さと中弾道を狙ったモデルです。聞いただけでハードヒッター向けな感じがしてソワソワしますね。

早速デラマックス05Fのデザインから見ていきます。

実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

デラマックス05Fのデザイン

デラマックス05Fは黒を基調としたコスメです。厳密には真っ黒というより濃いガンメタみたいな色です。個人的には03UTのデザインが好きなので新しくなるならあの感じで出してほしいです。

デラマックス03UT試打評価|"整うUT用カーボン”が私のセッティングの仲間入り!
デラマックス03UT試打評価です。UT/HY専用シャフトで、女性からハードヒッターまで幅広く対応したラインナップを展開するシャフトです。ハイブリッド特有の引っ掛けやすさが怖い人にも親しみやすい特性ながら、スライスが出ない不思議な設計。

黒なので赤デラでも青デラでもカラーリングに違和感はないと思います。もちろん他社のシャフトとも干渉するような色合いではないと思います。

手元側はデラマックスの他のモデルにもある模様がついています。

黒いコスメなのはUT用も同じなので統一感があって良いですね。

デラマックス05Fのスペック

今回は私のドライバーと同じXにしてみました。重量は50g台から70g台まであります。50g台のみRがありますが、60g台と70g台にはXXまで用意されています。

私はデラマックス07Dの6Xを使っていますが、仮に同じ重量帯フレックスであってもFW用は元の長さが短いので重量が逆転しません。

試打データ

デラマックス05F6X×オノフラボスペックRD247(5番)

ヘッドスピード52.6m/s
ボールスピード69.4m/s
平均キャリー348y
平均トータル264y
平均サイドスピン110rpmストレート
平均バックスピン3590rpm
平均打ち出し角1.5°
平均打ち上げ角17.4°
最大の高さ52y
落下角度50°
左右ブレ11y

チタンのヘッドに装着したので、シャフト以外の特徴も出ましたが一つずつ解説します。まず初速です。70m/sを超えるFWも最近ではありますが、この組み合わせでは少し下回りました。一方で安定性が異常で、ブレ幅1.5m/s以内に常に収まります。

初速が安定するとはすなわち打点が安定していることを意味します。これはヘッドではなくデラマックス05Fの特性と確信しています。

今回はこのヘッドで試打しました。

さらにバックスピンも非常に安定していて、3500rpm台を推移します。これも打点が安定していることの証明になると思います。

キャリーは縦ぶれ4y以内、幅は12yの中です。デラマックス05Fは飛距離よりも安定性に強みがあるように感じました。

サイドスピンはストレートに近いですが、ミスをしたときは大体フェードになります。スピーダーのFW用などは弾道を上げやすくするためか先端の動きが大きいですがデラマックス05Fにそのようなフィーリングはありません。

デラマックス05Fの特徴

  • 方向性はストレート〜フェード
  • 剛性感は振る強さによって変化
  • UT用同様の引っこ抜き感
  • 振っていて偏りの少ない剛性分布
  • FWが苦手な人向けという印象はない

デラマックス05Fの印象

デラマックス05Fを何と比較すべきか悩みますが、例えばスピーダーFWやレジオフォーミュラFWのようなドライバー用モデルの派生FW専用シャフトと比べてみます。

特にスピーダーで顕著ですが、FWが苦手な人が陥りやすい球が上がらないという悩みを解決するのに特化していると思います。そうなるとフィーリングとしてはボールにコンタクトする直前にフェースが上を向いて若干(数mm)トップするような動きをします。

デラマックス05Fにそのような特徴はありません。どちらかというとぶっ叩けるという印象の方が強かったです。振り感としては03UTに近いです。

デラマックス05Fのセッティング

シャフトとヘッドの相性に心配する必要はありませんので、クラブセッティング内での話をしましょう。

重量の選択

デラマックス05Fは50g台は51g、60g台は62g、70g台は73gと全て1の位が小さいです。なので、重量のためにフレックスを変えるという安易なことはしないでください。

デラマックス05Fにおいては、ドライバーと同じ重量帯で良いかなと思います。なぜかというと、思ったよりも前に進む弾道で、重くすることでこれが助長されすぎてしまうと感じたからです。

振り心地が特別重い感じはしませんが”重くしたらやばそう”な雰囲気があります。500馬力の車を街乗りしているときに感じる“あのやばさ”です。

フレックスの選択

デラマックスのシャフトはどれもしなやかなので迷ったら硬い方で良いです。実は今回6Xを選びましたが、想定よりもフェード傾向が強くて驚きました。

基本的にFWはドローさせるのですが、デラマックス05Fは珍しくフェードです。

なので、迷ったら硬い方なわけです。もしドライバー様に捕まるシャフトを入れているのであれば軽くして硬いスペックにするのもありだと思います。

データチャート

デラマックス05Fは想像していたようなお助けシャフトではなく、ちゃんと仕上がったFW用シャフトでした。ドライバーにどんなシャフトを差していても使えるFW用なので、他のFW用とは一線を画する仕上がり。レベルが違います。

総合評価

デラマックス05Fは番人受けするシャフトだとは思いませんが、一定のレベルを超えている人が何となくFWのセッティングにピンときていない時にぜひ検討してほしいシャフトです。

FW単体として完璧なものを作ることができると確信しています。今回私はお気に入りのヘッドに装着してみましたが最高でした。

おススメ度4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

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