アッタスの12作目はダース!
毎年アッタスシリーズのネーミングを楽しみにしていますが、今年は12にちなんでダースと名付けられました。毎年予想していますが、毎年外しています(笑)
来年は何でしょうか…キング?
まぁどうせ外れるのであえて書きません。
画像はメーカーHPより
さて、2020年モデルは中元調子で、捕まりを抑えた仕様との前評判です。先端剛性を高めた剛性分布を見る限り、ハードヒッター向けにしているように思われます。
画像はメーカーHPより
早速アッタス・ダースの試打データを見ていきましょう。
試打データ
ヘッドスピード | 53.7m/s |
ボールスピード | 75.9m/s |
平均キャリー | 299y |
平均トータル | 320y |
平均サイドスピン | 240rpmドロー |
平均バックスピン | 2461rpm |
平均打ち出し角 | -2.4° |
平均打ち上げ角 | 15.6° |
最大の高さ | 50y |
落下角度 | 45° |
左右ブレ | -28y |
今回は、G425LSTの9°のヘッドにアッタス・ダース5Sを組みました。
5Sの割には、スピンも少なめで、捕まりも弱かったです。悔しいですが、前評判通りの結果となりました。
最大飛距離は、キャリー305y、トータル328yです。G425LSTとしては、同じ重量帯のピンツアー55で同じ最大距離が出ましたので、相性も良かったです。まぁピンツアーはマミヤが作っていますから、当たり前かもしれませんが。
打ち出し角度がやや左になってしまいましたが、サイドスピンは抑えられていて曲がり幅は最低限です。左真っすぐといった感じ。G425で組むのであれば、ライ角フラットポジション、他のメーカーならオープンフェースのポジションでフェードに変わると考えて良いでしょう。
高さは良く揃っています。最大飛距離でのスピン量が2099rpmとかなり少ないので、6Sであればさらに低弾道になることが期待できます。
アッタス・ダースは打ち出し角は左なので、きれいにドローさせるにはオープンフェースのヘッドを選ぶと良いと思います。
アッタス・ダースのポジション
今回試打したアッタス・ダースは5Sだったので6Sを仮定してみます。
このマトリックス図で言えば、エボⅢとエボⅣの間に位置します。アッタス・ダースは非常にマイルドな捕まらない系だと思います。
弾道の高さは中弾道、打ち上げ角はやや高くなるのでヘッドは選ばないと思います。この辺りの素性の良さはさすがアッタスシリーズという印象です。
セッティングを考える
マーベリックサブゼロより右のヘッドでなければ大丈夫だと思います。
アッタス・ダースの振り心地は、ジアッタスとだいたい同じくらいのトルク感、硬さだと思います。特にカウンターバランスになっているわけではありませんが、アッタス・ダースの5SはテンセイCKプロオレンジの6Sと似たような方向感覚でした。
左に引っ掛けることは無いものの、捕まえた球を打つこと自体は難しくありません。そんなスペックです。重さベースで選べば方向性は右になると思います。それに対して硬さを調整すれば今回のように捕まるセッティングにすることも容易です。
アッタス・ダースのデザイン
アッタス・ダースの黄色ベースで先端はグレーです。DAAASなんですね。
ロゴの裏は結構黄色いので構えると派手です。まぁジ・アッタスほど派手ではないです。
データチャート
飛距離性能が高いだけでなく、安定性も良かったです。バックスピン量はハードヒッターでも満足できる数値だと思います。アッタス・ダースは見た目の割に?ハードなシャフトです。
総評
アッタスシリーズのシャフトは、前から言っていますが、ヘッドを選ばない”濃いめの薄味”なシャフトが多いです。なので、カスタムの際に自分の好きなヘッドを組んでもヘッド特性を邪魔することが無いためセッティングしやすいです。
アッタス・ダースは、アッタスシリーズとしては珍しく捕まりが弱めなので、これまでアッタスシリーズに目を向けなかったハードヒッターにも訴求しているでしょう。
例年通り数量限定のピンクバージョンが出たら私もアッタス・ダースを買おうかなと思います。
おススメ度















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