畑岡奈紗選手や香妻琴乃選手も使用
アッタスG7はマミヤから販売されているシャフトで、畑岡選手や香妻選手、2019年にプロテストを通過した安田選手なども使用するシャフトです。
なぜか女子プロからの人気が高く男子プロではあまり使用している人を見かけませんが、個人的にお気に入りのシャフトなのでレビュー記事にしようと思いました。
アッタスシリーズの7世代目ということで、G7という名前です。カウンターバランスで長尺にも対応した機能満載のシャフトです。
マミヤのアッタスシリーズは6世代目あたりまでは精度に難があると言われておりプロが使用しているのもアッタスG7以降のモデルが多いように感じます。
試打データ
ヘッドスピード | 52.3m/s |
平均キャリー | 280y |
平均トータル | 299y |
平均サイドスピン | 416rpmドロー |
平均バックスピン | 2883rpm |
平均打ち出し角 | -1.3° |
平均打ち上げ角 | 15.3° |
最大の高さ | 49y |
落下角度 | 47° |
左右ブレ | -31y |
全体的な特性は捕まりの良さとバックスピン量の多さです。
アッタスG7の6Sのスペックはこんな感じです。
重量 | 65g |
トルク | 3.8 |
キックポイント | 中 |
最大飛距離はキャリー281y、トータル301yでした。高弾道のドローです。
カウンターバランスなだけあって再現性は非常に高く、だいたい同じ弾道が出ます。
ドローの曲がり幅は、やや大きくしっかり右に打ち出して飛ばすイメージです。
試打データでは打ち出し角も左になってしまいましたが、右に打ち出すのが難しいほどではありません。
サイドスピンではディアマナRFとさほど変わりませんが打ち出し角はアッタスG7の方がマイルド。
ビジュアルで見る弾道
ドローバイアスが強いです。ほとんど右には飛びません。
安心して右に打っても必ず戻ってくる安心感があります。
最近流行りのカウンターバランスと比較して
スペックで言うと、他社のカウンターバランスと比べて柔らかいです。
例えば、ミツビシからはテンセイCKプロオレンジとディアマナD+、フジクラのヴェンタスブルー、プロジェクトXハザーダスイエローなどがカウンターバランスとして知られています。
どのシャフトもトルクが低いか振動数が多いかで硬い製品です。
そう考えると、カウンターバランス入門としては良いかもしれません。
また、キックポイントはヴェンタスブルーが中調子ですが剛性分布はヴェンタスの方が捕まりにくいです。
データチャート
正直、飛距離はイマイチ伸び悩んだのですが、安定性と易しさで高評価しました。
スピン量は、少し多いのですが球をしっかり上げたい人には合うと思います。
また、モデル自体が確か2015年発売なので価格も安くなってきています。中古でもかなりの数があるので、是非とも試していただきたいです。
総評
再現性が高くて簡単にドローが打てるので、易しいシャフトを求めているならおススメです。
ハードヒッター向けではないので、女子プロが使っているのも納得です。
カウンターバランスを使ってみたいけどテンセイはハードかもなぁと思っている方は是非試打してみて欲しいです。
おススメ度

コメント