ツアーAD AD-75,85,95試打&評価|組み合わせやすいシンプルかつ高性能なハイブリッドシャフト

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ツアーADのアイアン用カーボン

三大メーカー各社がアイアン用のカーボンシャフトを販売していますが、女子プロでは圧倒的にフジクラのMCIのシェアが大きく、ツアーADと三菱ケミカルのディアマナサンプはあまり見ません。

フジクラMCI試打&評価|ハイブリッド用のMCIは選択肢の多さでマイルドな味付け
フジクラMCIの試打&評価です。アイアン用のMCIをハイブリッドに装着したらどうなるのかを検証、評価してみました。重量帯が50g台から120g台まで幅広く用意されているので自分に合った重さや硬さを選んでみてはどうでしょうか。

しかし、アマチュアとなると案外ツアーADアイアンシリーズを使用している人も少なくありません。

 

設計意図としては、MCIやディアマナサンプと同じで、自社のドライバー用シャフトにつながるキックポイントとフレックスの設定です。

 

そのため、ツアーADシリーズに合わせて、軽いわりに硬くしてあるのが最大の特徴でしょう。

 

今回はAD-75R、85S、95Sの三種類のフレックスを試打しましたのでそれぞれについて、試打データをもとに解説していきます。

 

試打データ

TOUR-AD AD75(R)×G410 ハイブリッド22°

ヘッドスピード47.6m/s
平均キャリー215y
平均トータル229y
平均サイドスピン661rpmドロー
平均バックスピン4583rpm
平均打ち出し角1.1°
平均打ち上げ角17.3°
最大の高さ45y
落下角度49°
左右ブレ-16y

スペックは以下の通り。

重量79g
トルク2.8
キックポイント

そこまで捕まりません。中調子ですが、同じ重量のテンセイオレンジよりも捕まりは弱く、曲がり幅は少ないです。

 

サイドスピンのボリュームゾーンは500rpmくらいなので、ハードヒッターでも問題なく振れると感じました。

 

見て分かる通りAD-75と言っておきながら、重量はほぼ80g(カット前)です。

 

しかも、トルクは2.8と小さめ。テンセイの80よりも一回り硬いです。

テンセイCKプロオレンジプロハイブリッド試打&評価|重さで変わる方向性|TENSEI CK PRO ORANGE HYBRID
テンセイCKプロオレンジハイブリッドの試打&評価です。テンセイCKプロオレンジシリーズに新たにラインナップされたハイブリッド用です。4つの重量帯でフレックスの選択肢があるので、さまざまなプレーヤーにフィットさせられるでしょう。

しかし、振っている時は、そこまでの硬さは感じません。動きが遅いとは思いましたが、捕まり具合と言い打ち出し角度といいちょうどいいです。

 

軽量ですが、バックスピンが増えもしないので不思議にシャフトだと思いました。

 

中調子よりは元調子に思える剛性感です。

 

TOUR-AD AD85(S)×G410 ハイブリッド22°

ヘッドスピード47.7m/s
平均キャリー213y
平均トータル225y
平均サイドスピン111rpmドロー
平均バックスピン5518rpm
平均打ち出し角0.8°
平均打ち上げ角16.5°
最大の高さ47y
落下角度51°
左右ブレ0y

スペックは以下の通り。

重量89g
トルク2.4
キックポイント

AD-85が最も振り心地が良かったです。全体的に安定していました。

 

ブレ幅は縦5y、横9yです。

 

これは、サイドスピンが300rpm以下を推移していたからです。

 

打ち上げ角は低く、バックスピンが多くなったことで、大きな落下角となりました。まさに、上から落として使えるハイブリッド用といった感じです。

 

最高飛距離はキャリーで216y。決して飛ぶわけではないものの必要十分な飛距離だと思います。

 

TOUR-AD AD95(S)×G410 ハイブリッド22°

ヘッドスピード47.1m/s
平均キャリー215y
平均トータル229y
平均サイドスピン414rpmドロー
平均バックスピン4286rpm
平均打ち出し角1.7°
平均打ち上げ角18.3°
最大の高さ46y
落下角度49°
左右ブレ-6y

AD-95は中元調子になります。

重量99g
トルク2.2
キックポイント中元

他の重量でも、振り心地は元調子気味だと感じたので、疑問はありません。

 

振っているとAD-85とあまり変わらない硬さに感じましたが、トルク値は軽量スチールと同じくらいになります。

 

N.S.PRO850とだいたい同じ硬さですね。それでもAD-95の方が幾分か柔らかく感じました

 

AD-85との違いは打ち出し角です。こちらの方がゆっくりヘッドが戻ってくるので、右に打ち出すような試打データとなりました。

 

平均だと0.6しか差がないのですが、実際のボリュームゾーンは2.8付近。

 

これだけ右に打ち出せばドローが強くても落下点はセンターのやや左くらいに収まります。

 

ブレ幅は縦2y、横21yでした。

 

スペックの数字のわりにはしなやかなので、AD-85では軽いという人向けです。

 

ビジュアルで見る弾道

白がAD-75、赤がAD-85 、緑がAD-95です。

 

赤が棒球で白はきれいなドロー、緑は打ち出しにばらつきがあるものの球筋は似ています。

横から見ると緑のAD-95だけが弾道の凹みが無い強弾道になっていることが分かります。

 

ただ、これはヘッドスピードによりますので試打してチェックしてください。

 

 

重さと硬さの選び方

スペックを見て分かる通り、ツアーADのドライバー用シャフトを使用している人向けにやや硬めにしてあります。

 

ただ、AD-95AD-85の硬さの差は大きくなかったので、これは重さで決めていいと思います。

 

飛距離が出るシャフトではありませんから、今使っているものよりも1つ軽いスペックでいいと思います。

 

ただし、85は90g、95は100gのシャフトですので注意してください。

 

どんな人に向いている?

まずは、何度も書いている通りツアーAD系のシャフトを使用している人です。

 

ただ、個人的にはTP、PT、MJ、MTには合わない気がします。

 

TPとPTは捕まり具合に差があります。ハイブリッド自体が捕まりやすいとはいえシャフトで差をつけすぎると大変なことになるのでおススメできません。

 

MTとMJは柔らかいので、AD-75などと組みあわせてもいいですが、スペックには気を付けてください。

 

また、アイアンでスチールを使っていても流れを崩さないスペックですから積極的に検討してみてはどうでしょうか。

 

試打するチャンスが多くはないので練習場試打会などに足を運んでみてください。

 

データチャート

性能的な部分は軒並み高評価しました。

 

スピン量、特にサイドスピンが安定して低い数字なので使いやすいです。

 

また、様々なユーザーが使えそうな難易度に設定されているのも魅力的。

 

価格はテンセイやMCI、MCHの半額以下です。高価なスチールと同じくらいの価格です。

 

総評

カーボンシャフトを今まで使ったことなくて、なんとなく勇気が出なかった人にぜひとも試打してもらいたいシャフトです。

 

カーボンシャフト入門といった感じだと思ってください。

 

ちなみに、今回紹介したスペックのほかにAD-55、AD-65typeⅡというものがあります。

 

AD-55は単純に軽くしたもの、AD-65typeⅡは軽く硬くしたものです。そちらも機会があったらチェックしてみてください。

 

おススメ度

 

 

 

 

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