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2022年の大手3社のシャフト試打比較|スピーダーNXグリーン,ツアーAD CQ,ディアマナGTを比較

シャフト試打
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新しい≠価値が高い

毎年発売されるテーラーメイドはそこまで良い印象を抱かれないのに、毎年発売されるシャフトは、多くの人が楽しみにしているという事実。私からすれば嘲笑の対象でしかありません。

今回はそんな健気な人たちが気になっているであろう大手3社のシャフトを3つのヘッドで試打比較をします。既にそれぞれのシャフトの試打記事はアップされているので後述するリンクから見てみてください。

実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

試打データ

ステルス

シャフトスピーダーNXグリーンツアーAD CQディアマナGT
ヘッドスピード54.7m/s56.5m/s56.3m/s
ボールスピード75.5m/s77.7m/s77.6m/s
平均キャリー306y307y307y
平均トータル331y328y333y
平均サイドスピン208rpmフェード351rpmドロー815rpmドロー
平均バックスピン2078rpm2448rpm1870rpm
平均打ち出し角0.1°-2.5°-2.2°
平均打ち上げ角15.7°14.6°14.9°
最大の高さ46y48y41y
落下角度42°44°29°
左右ブレ17y-39y-74y

スピーダーNXグリーンだけは、初速がイマイチ出ませんでしたが、これはハードなシャフトにありがちな傾向です。ベンタスブラックやテンセイの白系と似ています。

方向性的にはディアマナGTがかなり引っ掛けていて、スピーダーNXグリーンがフェード、ツアーAD CQは両方出るという感じでした。

緑がスピーダーNXグリーン、黄色がツアーAD CQ、黒がディアマナGT

弾道の高さはディアマナGTが際立って低いですが、それ以外も基本低弾道になりました。これはヘッドの影響が強く出ています。

捕まりが弱いスピーダーNXグリーンがこの弾道の高さなのは結構面白いです。あくまで、フェードが打てるだけで捕まった弾道なので飛距離は出ます。

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エピックフラッシュサブゼロ

シャフトスピーダーNXグリーンツアーAD CQディアマナGT
ヘッドスピード54.1m/s55.0m/s54.3m/s
ボールスピード77.2m/s76.9m/s77.2m/s
平均キャリー299y299y301y
平均トータル318y319y322y
平均サイドスピン24rpmストレート459rpmドロー694rpmドロー
平均バックスピン2691rpm2563rpm2308rpm
平均打ち出し角0.0°0.9°-0.4°
平均打ち上げ角16.8°16.7°15.8°
最大の高さ57y55y50y
落下角度48°47°45°
左右ブレ0y-25y-50y

調子があまり良くなかったのでどれもステルスほどの飛距離ではありませんし、大体吹いています。スピン量の傾向はこれでもしっかり出ていて、ディアマナGTは低弾道でした。

緑がスピーダーNXグリーン、黄色がツアーAD CQ、黒がディアマナGT

方向性を見ると、やはりスピーダーNXグリーンが最も右に飛びます。エピックフラッシュサブゼロは方向性としては左に飛びにくいストレート、ステルスはフェードのシャフトにしっかり反応する弱い捕まりなので両方のヘッドで同じ傾向かあるということはそれだけ癖がしっかりしているという風に理解できます。

マーベリックサブゼロ

シャフトスピーダーNXグリーンツアーAD CQディアマナGT
ヘッドスピード53.8m/s53.8m/s54.4m/s
ボールスピード76.7m/s76.2m/s76.8m/s
平均キャリー298y294y297y
平均トータル319y314y317y
平均サイドスピン95rpmストレート149rpmドロー75rpmドロー
平均バックスピン2566rpm2694rpm2705rpm
平均打ち出し角0.4°3.1°2.7°
平均打ち上げ角16.7°17.3°17.3°
最大の高さ54y57y58y
落下角度47°48°49°
左右ブレ-5y7y9y

フェードバイアスのマーベリックサブゼロでは、ディアマナGTの反応の違いが現れました。スピーダーNXグリーンはドローとフェード両方で同じくらいのスピン量、飛距離の試打データです。

緑がスピーダーNXグリーン、オレンジがツアーAD CQ、白がディアマナGT

ツアーAD CQもドローしたりフェードしたりな弾道でした。マーベリックサブゼロで方向性を読むのは少々難しいですが、ディアマナGTの捕まりを抑えることが出来るというのが分かりました。

マトリックスチャート

お得意のマトリックスチャートで表現するとこんな感じです。今年はバランスが良く競合しないと思われます。

もしこの3つの中で選ぶなら、多分迷わずに決められるくらいに特性が違います。

飛距離性能

どの試打データでも数yの違いしか出ませんが、飛距離性能はディアマナGTが多くの人で高くなると考えられます。低スピンになりやすく捕まりも良いので。

一方でツアーAD CQは初速が高くなりやすいのでそれゆえに飛距離が稼げると思われます。左右の傾向は組んでみないと分からないのでそこが難しいです。

スピーダーNXグリーンは決して飛距離性能が低いわけではありませんが、しっかりとした見極めとセッティングをしない限り飛ばしやすいシャフトとは言えません。方向性が良くなって、振れるから飛ばせるという感じです。

まとめ

2022年モデルのシャフトだけを比較しても何にもなりませんが、シャフトの買い替えを検討している人の参考になればと思います。

たった3種類のヘッドだけで比較をしましたがそれぞれの記事では詳細な分析や別のヘッドでの試打データも掲載していますのでチェックしてみてください。

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