USモデル多作の2022年
2022年のシャフト市場はUSモデルが数多く販売された印象が強いです。国内向けモデルはマミヤが遅れて発売となったこともありやや盛り上がりに欠けました。テンセイシリーズが落ち着いてきて、カイリシリーズが新たにラインナップされたりと時代の変化も感じます。
この記事では飛距離性能、安定性、コストパフォーマンスを総合して判断したランキングでトップ10を紹介します。上位モデルは間違いなくおすすめ出来るのでぜひ試打して欲しいです。

2022年おすすめシャフトランキング

堂々の第一位はジアッタスV2。名器ジアッタスを名乗る二つ目のモデルが登場しました。ジアッタスV2はジアッタスよりもややハードな仕上がりになっていますが、それでもジアッタスの範疇を超えることはない絶妙な設計です。ジアッタスらしさをしっかり残しながら進化しているのが高評価につながりました。

第二位はミツビシKαi'li(カイリ)ホワイトです。USミツビシの新作で2万円以下で買えるにもかかわらず、超高性能で良い素材も使っているシャフト。シャウフェレもシフトしたカイリホワイトはテンセイを超える完成度になるのか?

オノフのオリジナルブランドLABOSPECの最軽量モデルが爆誕しました。TATAKI30は元調子で30g台のワンフレックス、HASHIRI30は先調子で30g台のワンフレックスシャフトです。初速性能が非常に高くハードヒッターでも打ててしまう完成度の高いシャフトです。

第四位は三菱テンセイプロオレンジ1K。テンセイCKプロオレンジとテンセイプロホワイト1Kの良いところを併せ持つシャフトです。ハードヒッターにとってこの上なく飛ばしやすいスピン性能と、引っ掛け耐性が素晴らしいです。

カイリブルーが第五位にランクインです。US三菱の新シリーズのカイリの第二弾です。カイリブルーはカイリホワイトよりも少ししなりが大きく誰でも扱える方向性やスピン特性を持ちます。アマチュアにとってメリットが多いカイリブルーはテンセイシリーズを超える人気モデルになれるのか。

第六位はスピーダーNXグリーン。過去1ハードなスピーダーで、低スピンフェードが打てます。ベンタスにも、歴代のスピーダーにもないローテーションの感触はあなたの救世主になるかも。スピーダーNXグリーンの特徴やセッティングまで考察しています。

ベンタスTRブルーが第七位に入りました。ベンタスの新世代としてTR=ツアーレイテッドの名を冠したベンタスTRブルー。圧倒的な安定性と左に飛ばない安心感があり、ベンタス嫌いの筆者の最高評価を得ました。

第八位にランクインしたのがベンタスTRレッド。ベンタスTRレッドはベンタスシリーズの最新モデル。高初速なのであらゆるヘッドと組んでも飛距離が出しやすいです。ベンタスTRレッドは今後国内展開されるかもしれませんので今のうちに予習しておきましょう。

三菱から2022年に発売されたヴァンキッシュ。今回はヴァンキッシュにB1とB3SDのヘッドを装着して試打データを取ってみました。三菱ヴァンキッシュは40g台と50g台をラインナップしており、各重量帯に6つずつの計12のフレックスを用意しています。ヴァンキッシュがハードヒッターでも打てるのかを評価してみました。

ツアーAD CQは2022年モデル最速と言える初速性能のシャフト。走り系のツアーADとしてはVRの後継モデルとなります。ツアーAD PTやDJなどと似た独特な走り感は初速向上にも貢献しています。最高キャリーは319yと、これまた異次元です。
まとめ
カスタムシャフトが純正を超えることは基本的にありませんが、それを認めた上で選ぶ際の参考にしていただければと思います。
コメント