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イ・ミニョンプロのクラブセッティング|メーカーの得意分野をうまく組み合わせたセッティング

女子プロのセッティング
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契約フリーで自由なイ・ミニョン選手のセッティング

常に上位でフィニッシュする安定した実力のイ・ミニョン選手

 

平均飛距離は244yでツアー20位。最近の女子プロは飛距離が全体的に出るようになってきたので、際立って飛ぶ訳ではありませんが、男性アマだと飛ばし屋と呼ばれるレベルの飛距離ですね。

 

それよりも、76.6%のパーオン率や平均パット数1.77、ツアー2位の平均ストロークなどイ・ミニョン選手には弱点がほとんどありません。

 

2017年から日本ツアーに本格参戦していますが、実は2015年には腎臓がんで手術しています。

 

それでは、大活躍のイ・ミニョン選手のクラブセッティングを見ていきましょう。

 

イ・ミニョン選手のクラブセッティング

番手ブランドシャフト
1WテーラーメイドM5 9°ディアマナBF50(S)
3WテーラーメイドM6 15°ディアマナBF50(X)
5WテーラーメイドM5 19°ディアマナBF50(X)
UTテーラーメイド RSi TP UDI 20°N.S.PRO950
4I~PWミズノJPX919ツアーN.S.PRO950 PM(S)
AW,SWタイトリスト・ボーケイSM7 48°/52°/58°N.S.PRO950(R)
パターオデッセイ・オーワークスR-ラインS不明

ドライバー、アイアン、ウェッジ、パター全て違うメーカーを選択してます。

 

イ・ミニョン選手はギア契約フリーなので、自分に合うモデルを入れていると思われますが、ウッド類やウェッジ同士は揃えていたりと要点を抑えた案外シンプルなセッティングだと思います。

 

USPGAでも契約フリーだとこういった組み合わせの仕方をしている選手が多いですね。

 

アイアンはUSモデルでロフト34°(7番)、ユーティリティはアイアン型の20°を使っていたり全体的にはハードなセッティングです。

 

それでは詳しく深読みしていきます。

 

筆者の深読み

ドライバー

ドライバーは低スピンのM5で、しかも9°。

テーラーメイドM5&M5ツアードライバー試打データ付き評価|飛距離性能は評価するが…
テーラーメイドM5ドライバーの試打レビューです。かなりズタズタな試打レビューです。M5ドライバーはより高反発になって、飛距離性能を格段にアップ。しかし、それによってツイストフェースの効果が弱まってしまっているので評価は高くない。今回レビューしたのはM5ドライバーの純正と、M5ドライバー10.5°にジアッタス5Sを装着したカスタムです。

私が試打した時もバックスピンが少なすぎてドロップしたくらいでした。

 

ウェイトポジションはやや後ろに移動してあるものの、極端な変更ではありません。

 

これに組み合わせているシャフトはディアマナBF50S。

ディアマナBF試打データ付き評価|低スピン強弾道の叩けるシャフト
ディアマナBFの試打レビューです。TS3の9.5°のヘッドに装着して試打レビューを行いました。スピン量と角度を見事に制御するこのシャフトなら、強弾道が打てるでしょう。伝統の青マナに恥じない素晴らしい性能です。

 

これまた低スピンのシャフトです。50Sではありますが、なかなかハードだと思います。

 

ウッド

3番にはM6、5番にM5を選択しています。

M6フェアウェイウッド試打データ付き評価|ドライバー同様オートマフェーダー
テーラーメイドM6フェアウェイウッドの試打レビューです。今作からはウッドとハイブリッドにもツイストフェースが採用され、安定感は抜群。特にスピン量が素晴らしいこのM6は楽に強いフェードが打てるのが非常に魅力的。
M5フェアウェイウッド試打データ付き評価|ツイストフェースをねじらせろ!!
テーラーメイドM5フェアウェイウッドの試打レビューです。ツイストフェースを初採用したM5FWは安定感抜群で曲げ知らず。充実しギミック類も上級者やギアオタクにはたまりません。飛距離を求めず安定性が欲しい方にピッタリなウッドです。

おそらく、球のあがりにくい3番ウッドに深重心のM6を選んだのだと思います。一時期ダスティン・ジョンソン選手などもこういったセッティングでプレーしていた時期がありました。

 

イ・ミニョン選手にとっては5番ウッドはパー5の二打目で上から落として乗せるクラブなのでしょう。19°で小ぶりなヘッドは扱いやすいですからね。

 

シャフトはどちらもディアマナBF50Xです。ドライバーに対して1フレックス上げたスペックですが、ディアマナシリーズはSとXでは大した差はないので、気分的なものかもしれません(笑)

 

アイアン

まずはアイアン型ユーティリティです。

 

これはテーラーメイドのPSi TP UDIを選択しています。少し前のモデルです。現行だとP790UDIですね。

 

おそらくイ・ミニョン選手はこのクラブを長く使っているのでしょう。

 

シャフトはN.S.PRO950でフレックスは不明ですが、ウェッジがRなのでSRかなと思います。

 

アイアンはアメリカ向けのJPX919シリーズのハイエンドモデル、ツアーをチョイス。しかも4番から。

 

このモデルはブルックス・ケプカ選手やNEC軽井沢でプレーオフを戦った穴井詩選手も使っている通好みのアイアンです。

 

“アイアンのミズノ”と言われているくらいアイアンでは信頼されたメーカーですよね。

 

ギア契約フリーの選手がこぞってミズノのアイアンを使っているのを見ると、やはりミズノのアイアンはすごいのかなぁと思わざるを得ません。

 

これに組み合わせるシャフトはN.S.PRO950 PM(S)。PMはおそらくミズノ用のシャフトで、先調子です。

 

もしかしたらカウンターバランスかもしれませんが、情報が少ないので確信できません。

 

つまり、使っているスペックは純正シャフトということです。

 

ウェッジ

ウェッジは定番、ボーケイ。

【実験】ウェッジの性能はどの程度違うのか??
ウェッジの性能ってどのくらい違うの?実際にデータをとって検証してみました。テストしたのはタイトリストボーケイSM7とキャロウェイマックダディフォージド。使っている方も多いであろうこの二種類をボール別にデータをとって評価してみました。

48°、52°、58°を選択していますが、これ全部入れると15本になるので、ウッドやアイアン型ユーティリティはコースによって使い分けているのでしょう。

 

JPX919ツアーのPWが46°なので絶妙な度数です。

 

ウェッジはミーリングの影響で飛距離が出にくいので、PWとウェッジの度数は詰める方が距離のフローがきれいになります。

 

イ・ミニョン選手がどの14本を使っているかはわかりませんが、ウェッジはおそらく固定だと思います。

 

パター

イ・ミニョン選手の少ないパットを支えるのはこのパター。

 

スラントネックのマレットタイプです。シャフトは今のところノーマルだと思いますが、ストロークラボが人気なのでシャフトだけ交換している可能性はあります。

 

イ・ミニョン選手のセッティングは…

メーカーの得意分野をうまく組み合わせたセッティングだと思います。

 

ウッドが得意なテーラーメイドのドライバーとFW、アイアンはミズノ、ウェッジにボーケイ、パターがオデッセイ。

 

ギア契約フリーで自由である反面、選択肢が多すぎるのでじっくりセッティングした結果なのでしょうね。

 

かなり合理的なクラブセッティングだと思います。

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