2019年シーズンは早い段階で複数優勝をして、全米オープンにも出場しました。
一方で、予選落ちや棄権も多くやや安定感に不安がありますが、予選通過した時は上位に食い込んでくるのでその爆発力は黄金世代の中でもピカイチでしょう。
プレーとしては平均パット1位のパットの名手です。パーオン率は69%で21位なので、アプローチでのリカバリーのうまさも効いているでしょう。
さっそくクラブセッティングを見ていきましょう。
勝みなみプロのクラブセッティング
番手 | ブランド | シャフト | 重量 |
---|---|---|---|
1W | スリクソンZ785 10.5° | ディアマナDF50(SR) | 298g |
3W | スリクソンF85 | ディアマナDF50(SR) | 313.2g |
5W | スリクソンF85 | ディアマナDF50(SR) | 321.9g |
UT | スリクソンH65(22°) | ミヤザキケーナブルー7S | 364.1g |
5I~PW | スリクソンZ-Forged | N.Sプロ・プロトタイプ(S) | 不明 |
ウェッジ | クリーブランドRTX⁴(50,54,58) | N.S.PRO | 不明 |
パター | オデッセイオーワークス#1 | 不明 | 不明 |
パター以外全てダンロップ製品で固めています。アイアンにはマッスルバックのZ-Forgedを選択しています。
それでは詳しく解説していきます。
筆者の深読み
ドライバー
Z785のドライバーで、10.5°のロフトを使用しています。

シャフトはディアマナDF50SRです。全体的な重量は298gとやや軽量に仕上げています。

平均ドライビングディスタンス247yで、そこそこ飛距離は出る方ではありますが、このセッティングを見るとやや飛び重視の軽量仕様に思えます。
ウッド
3番と5番を入れています。
シャフトはドライバーと同じディアマナのDF5SRです。5番を一つ重いスペックにする人が多いですが、勝みなみプロは全て同じ重量、硬さにしています。
このDFというシャフトは比嘉真美子プロや渡邉彩香プロも使用している人気のシャフトです。適度に捕まり、そこまでハードなスペックではないので女子プロがよく使っているのでしょう。
ハイブリッド
22°のハイブリッドにH65を選択しています。
シャフトはミヤザキケーナブルー7Sです。ブルーという名前ですが赤いシャフトです(笑)
ケーナは3種類あって、ブルーは中調子のトルク3.7。ドライバーとウッドの5SRのトルクが4.7の中元調子なので、トルクフローはきれいだと思います。
アイアン
アイアンはスリクソンZ-ForgedにN.S.PROのプロトタイプです。ダンロップ契約のプロは、Z585やZ785、ゼクシオフォージドなど易しめのモデルを使っている女子プロが多いなか、勝みなみプロはマッスルバックを選択。

プロトタイプのシャフトはモーダスのデザインです。重量は分かりませんが、軽量仕様ではないかと予想しています。
ウェッジ

RTX⁴は割と普通の顔で、汎用性の高いウェッジです。勝みなみプロは、黒い方のヘッドにカスタムプリントしています。
パター
いまだにプロに人気のオーワークスシリーズの#1、ピンタイプです。これの前のモデルからフェース素材を改良した二層構造になっています。
ただ、パターに関してはたびたび変更するプロが多いのでもしかしたらストロークラボにしていたり、シャフトだけストロークラボに変更している可能性はあります。
勝みなみプロのクラブセッティングは…
特徴なしですね(笑)
強いて言うなら、トルクフローがキレイというところですが、これは他のプロでも言える場合が多いので。
昨年はZ565やZ785をとっかえひっかえしていたので、飛距離に若干の変化があったのだと思います。今年Z-Forgedを使い続けているなら、2019年のドライビングディスタンスも少し伸びるかもしれませんね。
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