香妻琴乃プロは2018年は東海クラシックでのプロ初優勝、賞金2437万円で賞金ランク46位。
1992年生まれの26歳です。2014年の賞金ランクが19位で自己最高。そこからは100位以内には入っているものの、優勝はありませんでした。
さっそく2018年の香妻琴乃プロのクラブセッティングを見ていきましょう。
香妻プロのクラブセッティング2018
番手 | ブランド | シャフト | 重量 |
---|---|---|---|
1W | スリクソンZ785 | ディアマナBF50(S) | 306g |
3W | スリクソンF85 | ディアマナBF50(S) | 319g |
7W | スリクソンF85 | ディアマナBF50(S) | 336.3g |
UT | スリクソンH65(22/25) | バサラプロトタイプ | 358.6g/361.8g |
6I~PW | スリクソンZ585 | N.Sプロ・プロトタイプ | 不明 |
ウェッジ | クリーブランドRTX F-フォージドⅡ(48,52,58) | N.Sプロ・プロトタイプ | 不明 |
パター | オデッセイプロタイプiX#1 | 不明 | 不明 |
ダンロップと契約していますのでほぼ全てダンロップ製のクラブを使用しています。ギア契約していても別のメーカーのクラブを入れている方も多い中、きれいなセッティングです。
ウッド類とアイアンは最新のZ785、ユーティリティが前作のH65。シャフトもBF50のSなので、一般人でも手に入るスペックです。アイアンのヘッドに名前が掘ってあり、かっこいいです。
ウェッジが3本、フローもきれいにつながっています。アイアンとウェッジはǸ.Sプロのプロトライプですのでスペックは全く分かりません。
パターはオデッセイのピンタイプ。
筆者の深読み
ウッド類
飛距離から推察するとヘッドスピードが42~45m/sほど。50g台のシャフトでドライバーの総重量が306gはかなり理想的です。
ディアマナBF50(S)はトルクが5.0と結構高いです。BF,DF,RFになった新しいディアマナは全体的に柔らかくなりましたので、50sはアマチュアにもピッタリだと思います。
一般男性のヘッドスピードより少し速いですが、とても参考になる理想的なウッドのセッティングです。
もしかしたら、
「フェアウェイウッドは60Sの方が良いんじゃないの?」
と思っている方も多いと思います。
私のおススメは同じ重さのシャフトを入れることです。フェアウェイウッドはドライバーよりヘッドが重いので、シャフトを重くすると飛距離フローが狂ってしまいますので。
Z785ドライバーのレビューはこちら。

ユーティリティ
なぜ香妻プロがユーティリティだけ前作のH65なのかは分かりませんが、勝手に推察するとヘッドの形ではないかと思います。
また、シャフトはバサラプロトタイプです。我々が手にすることが出来る物ではありません。バサラ自体は柔らかくてしなやかなシャフトですので、たぶんそんなシャフトだと思います。
アイアンが6番(27°)からですから、ユーティティの度数をそのまま25°、22°と繋いでいます。ユーティリティはカーボンシャフトで飛距離が出やすいので25°を入れないとグリーンを狙えなくなるホールが出てくるのでしょう。
アイアン
6番アイアンからZ585のセットにN.Sプロのプロトタイプを挿したセッティング。製品としては5番からPWまでのセットで売られているので5番を抜いています。
これは、是非参考にしてください。
Z585自体は難しいクラブではないものの、5番アイアンは難しいのでリスクが高いです。ですので、このようにユーティリティを2本入れて長いアイアン(25°くらい)を抜いてみてください。
Z585アイアンのレビューはこちら。

ウェッジ
これが一番の驚きでした!
見ての通り、ソールの厚いやさしいウェッジです。ダンロップのウェッジの中でもおそらく一番やさしいと思います。
PWが44°で、そこから4°あけて48°、52°。サンドウェッジとロブショット用で58°を入れているみたいです(憶測)。
ウェッジは多ければ多いだけ細かい距離を出すことが出来ます。もし、うまくよらなくて悩んでいるなら、このくらいウェッジをたくさん入れることをおススメします。
パター
たぶんこれの色違いです。オーソドックスなピンタイプにソフトなインサートが装着さてた仕様です。もしかしたら、インサートは違うかもしれませんが、形とネックはこの写真のものと同じです。
かっこいいパターですね。
香妻琴乃プロのセッティングは○○○
一言でいうと、優等生。
とても参考になるセッティングです。筋力などは一般男性と同等かそれ以上なので、重さや硬さがこのくらいで良いんだとお判りいただけたかと思います。
ルックスもセッティングもかなり私好みな香妻プロ、2018年のセッティング紹介でした(笑)
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