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スリクソンZX5 Mk2アイアン試打評価|確かにこれは”ZX5”だ!

アイアン試打
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いつも完成度が高いアイアン

スリクソンはよく“難しい気がする”と言われます。ゴルフを始めて10余年の私からすればそのイメージは皆無で、どちらかというとちょうど良い距離感とスピンがバランス良く設計された秀逸なアイアンが多い印象。

今回はスリクソンZX5 MkⅡアイアンを試打データをもとに評価していきます。試打データは標準の3種類のシャフトで計測をしました。

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スリクソンZX5 MkⅡアイアンのデザイン

前作のZX5アイアンとの共通点としては、バックフェースのバッジ、基本構造、Vソールなど。

ZX5 MkⅡアイアンはやや線の多いゴチャゴチャしたデザインになりましたが、安っぽさを感じるようなことはありません。

ソールはV字になっていて立体的です。これが芝での抜けを良くしてくれる見たいです。ちなみに、松山選手が使ってきたZ-FORGEDのプロトタイプは常にこのソールになっていたのでやはり好きなんでしょうね。

ブレードは角張っていて先に向かって少しだけテーパーしているように見えます。細かいことではありますが、重量を先端に少し寄せたいのでしょうか。

試打データ

ZX5 MkⅡアイアン×N.S.PRO950GH neo DST

ヘッドスピード47.3m/s
ボールスピード58.7m/s
平均キャリー182y
平均トータル193y
平均サイドスピン180rpmドロー
平均バックスピン5432rpm
平均打ち出し角1.1°
平均打ち上げ角25.6°
最大の高さ54y
落下角度54°
左右ブレ0y

前作と同じロフト31°で、飛距離はキャリー182yでした。しかも縦ブレは1yなのでかなり距離感が良いです。バックスピン量は決して多くはありませんが、評価を下げるほど少なくも無いです。

基本的にセンターに集まる弾道で、回転による曲がり幅も小さいです。打ち上げ角度が25°を超えています。大きく打ち上げていますがダウンブローで入っているので少し理解しにくい試打データです。

ZX5 MkⅡアイアン×モーダス105DST

ヘッドスピード47.8m/s
ボールスピード59.1m/s
平均キャリー186y
平均トータル196y
平均サイドスピン398rpmドロー
平均バックスピン5250rpm
平均打ち出し角-0.1°
平均打ち上げ角24.8°
最大の高さ53y
落下角度54°
左右ブレ-9y

スチールシャフトは両方ともダンロップ用のDST仕様でした。モーダス105DSTでもバックスピン量とキャリーは大体同じです。こちらの方がオートマチックにドローする印象でしたが、引っ掛けたりはしません。

初速はあと少しで60m/sに届きそうですが、スチールシャフトで31°のロフトとしては悪く無い数字だと思います。

ZX5 MkⅡアイアン×純正カーボン

ヘッドスピード48.5m/s
ボールスピード60.3m/s
平均キャリー184y
平均トータル193y
平均サイドスピン180rpmフェード
平均バックスピン6334rpm
平均打ち出し角1.4°
平均打ち上げ角25.0°
最大の高さ56y
落下角度55°
左右ブレ7y

カーボンシャフトが最もスピンがかかって、しかもフェードするという面白い試打データになりました。他のクラブでもカーボンはフェードしていたのでややアンダースペックというのもありますが、捕まり感が希薄なのでそういうものなのかもしれません。

初速が出るのでスピンがかかる割には飛距離も十分出ています。縦ブレは3yほどなので安定性の心配は必要ないかと思います。

ZX5 MkⅡアイアンの打感

今作はフェースの厚さを場所ごとに変えているので、さまざまな打点で打ってみました。

結果から言うと、左右と下方向の打点のズレでは打感が悪くなります。センターの打感は前作と同じくらい気持ち良いです。より打感が良いのは打点が少し高い位置の時でした。

ZX5 MkⅡアイアンのイマイチな点

デザイン的な部分で、フェースのオフセット量が結構多くてそれが個人的にはイマイチかっこいいと思えなかった点です。

性能的に引っ掛けることはないので、完全にデザインだけの話ですが。ブリヂストンの222CB+はもっとグースしているようにも見えますが、ZX5 MkⅡはなぜか気になります。

データチャート

飛距離は同ロフトの他のモデルよりも出ませんが、やはりZX5 MkⅡアイアンはスコアを出したいけど、ヘッドスピードに自信がない人向けという色が強いです。

他社が値上げ合戦の中、これまでと変わらない価格帯で発売しているのでコスパは高評価となりました。

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総合評価

前作から良かったのでそれと比べて目新しい変化があるわけではありませんが、ZX5 MkⅡアイアンは安定した性能とデザインのバランスだと思います。

ロフトを変えなかったのも、Vカットソールを継承したのも評価すべき点だと思います。あくまで同じ名前の別バージョンと言う感じでしょう。更なる革新があればモデル名を変えてくるでしょうから、そう言う意味でZX5の名前を残していることにも大きな意味があるのでしょう。

おススメ度4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

 

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