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スリクソンZ-Forged試打データ&評価|スリクソンのマッスルバックアイアン

アイアン試打
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スリクソンの本格マッスルバックアイアン

スリクソンはこれまでも9シリーズとしてマッスルバックを発売していました。

 

今シーズンも、時期がずれながらも登場しました。マッスルバックにしては大きなヘッドで、マッスルバック入門としては最適でしょう。

 

実は、私の知り合いの方がZ945から乗り換えるということで、比べてみたのですがZ-ForgedはZ945よりも明らかににヘッドが大きくなったように感じました。

 

ソールは伝統のV字カットしてあります。

度数は、7番で33°。Z785よりも1°寝ています。

 

試打したのはモーダス120Sを装着した7番アイアンです。

 

試打データ

ヘッドスピード44.5m/s
平均キャリー173y
平均トータル184y
平均サイドスピン484rpmドロー
平均バックスピン5455rpm
平均打ち出し角4.7
左右ブレ5y

飛距離は諦めてください。スリクソンのアイアンは伝統的に飛ばないので、腕に自信がある人だけおススメします。

 

バックスピンがやや少ないのが気になるところですが、落下角は52°。プロV1を使用しても少ししかバックスピンが増えませんでした。ボリュームゾーンは6000rpmくらいです。

 

試打データで最も注目すべきなのは、飛距離の安定感です。

 

3球の試打データはキャリーで173y、173y、174yでした。落下地点も右に3yから9yの間に収まっています。

 

総合的に考えてみる

飛距離は、出ません。ドライバーで250yくらい飛ぶ人でなければ使いこなすのは難しいと思います。

 

コントロール性能はかなり高いです。今回試打したモーダス120は私が使っているシャフトでもあるので振り心地には慣れています。

 

それでも、慣れるまでにやや時間がかかりました。ヘッドの操作性が良いというのは、ミスに対して素直にそのままボールが飛んでいくことです。

 

要するに、同じスイングを出来ないレベルの人は使いこなせないことを意味しています。こういったヘッドは、やや癖の強いシャフトを組むとうまくいくことが多いです。

 

例えば、ハードなディアマナサンプなどのカーボンシャフト、ダイナミックゴールドのようなしなりが少ないシャフトなどがこれに当たります。

 

一方で、ヘッドサイズが大きいという点も無視できません。

構えた感じはZ785と大差ないです。

 

そこまでシャープなデザインではありませんので易しそうに見えます。

 

感覚的な部分

まず、打感です。

 

正直言うと、期待していた打感よりも悪いです。確かに、打感が良い部類には入るのですが、マッスルバックならこれより打感が良いものはいくらでもあります。

 

それこそ、Z785と同じ感触です。

 

また、スイートエリアは狭いです。データを見ると、芯から少し外れたところにヒットしたあたりだとキャリーが10y近く落ちてしまいます。

 

データチャート

上級者であれば、おそらく飛距離も困りませんし、スピンもかけられるといったアイアンです。

 

ただ、それなら打感の良いミズノやホンマという選択肢も出てきます。それらと比べれば安いのでコスパは高評価できると思います。

 

それ以外は軒並み平均以下です。

 

総評

かっこいいので、一定の需要があることは間違いありません。

 

さらに、ロフトは他のマッスルバックアイアンよりも立っているのでそこも魅力でしょう。飛びませんが。

 

ヘッドが大きいので振れそうな感じがする人も多いと予想されますが、そこまで易しくも無いので非常に中途半端なマッスルバックだと思います。

おススメ度

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