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ヤマハVD Mアイアン試打評価|これ使ったら周りから嫉妬されます

アイアン試打
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刷新されたデザイン

最近のヤマハは積極的にデザインの変更に挑戦している印象が強いです。ドライバーで言えばRMX118/218までのディープバックとシャローバックの組み合わせから20モデルで両方ともシャローバックデザインに、22モデルでは超高慣性モーメントヘッドと現代的な低スピンヘッドでした。

そして2023年に登場するRMXシリーズは3モデルを発売。アイアンもネーミングをVD M、VD X、VD Rになりました。今回紹介するVD Mは前作VDアイアンの後継、歴代モデルでは218など200系の系譜を辿るモデルです。

実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

ヤマハVD Mアイアンのデザイン

バックフェースは初代P7MCのような感じです。打感が良い香りがぷんぷんしていますねぇ。

毎年カッコ良くなっているヤマハVDシリーズですが、今年のVD Mはロゴがめちゃくちゃ小さくなってより一層洗練されました。もはやモデル名はレーザー刻印でバックフェースの右に長小さく書かれているだけ。潔くて好きです。

バックフェースはかなり肉厚になっています。私の経験上このようなトゥ側がボリューミーなデザインが打感がよく安定性も高いです。

ソールは分厚いです。ソール形状自体にはさほど特徴がなくただ分厚いだけです。

ブレードはシャープですが薄くはないです。バックフェースのデザイン以外は少しサイズ感を持たせた感じでした。

VD Mアイアンはどこから見てもソール側に重量があって低重心な仕上がりです。

ヤマハVD Mアイアンのスペック

7番31°でPWが44°です。贅沢言えばPWが45°だと無敵でしたがこの構造ならウェッジ3本入れても違和感ないと思います。

4番は受注生産です。

試打データ

ヤマハVD Mアイアン7番×N.S.PRO950GH neo

ヘッドスピード46.6m/s
ボールスピード59.3m/s
平均キャリー182y
平均トータル192y
平均サイドスピン198rpmドロー
平均バックスピン6303rpm
平均打ち出し角-1.3°
平均打ち上げ角22.5°
最大の高さ49y
落下角度53°
左右ブレ-8y

標準で設定されている軽量スチールでの試打データです。VD Mアイアンはキャリー180yとバックスピン量6000rpmを両立しています。

安定性が非常に高く「曲げる方が難しい」です。VD Mアイアンでのこの試打データは正直ダフったりトップしたりしていますが、それでも曲がることもなければスピン過多になったり飛距離が落ちたりはしません。

ヤマハVD Mアイアンはロフト31°としては初速も出ている方ですし、無理なく距離が出せて安定もしている完成度の高いアイアンですね。

ヤマハVD Mアイアン7番×モーダス105

ヘッドスピード46.3m/s
ボールスピード59.0m/s
平均キャリー176y
平均トータル184y
平均サイドスピン443rpmフェード
平均バックスピン7212rpm
平均打ち出し角0.4°
平均打ち上げ角23.4°
最大の高さ51y
落下角度54°
左右ブレ8y

モーダス105も捕まるシャフトではありますが、VD Mアイアンではフェードで集まりました。バックスピン量は7000rpmを超えていますがキャリーは平均176yなので良いバランスです。このように標準シャフトで距離に寄った組み合わせとスピンに寄った組み合わせが選べるのは素晴らしいです。

モーダス105でも初速はほとんど落ちることがなく、方向が真逆になってスピンが増えました。

ヤマハVD Mアイアンは安定性が出しやすいとかそういうレベルではありません。安定性は何も考えなくても“出る”というのが正確な表現です。

ヤマハVD Mアイアンの良い点

  • 打感が良い
  • 初速が十分出る
  • スピンがしっかりかかる
  • 安定性が高い
  • ミスはちゃんと分かる

ヤマハVD Mアイアンのイマイチな点

  • 周りの人に嫉妬される

ヤマハVD Mアイアンの打感

打感はかなり良いです。実はヤマハの2023年モデルはドライバーも打感が良くて驚きましたが、VD Mアイアンは柔らかくてしっとりした心地よい打感

しかもこの打点の集まり方。ほとんど同じところにしか当たらないのでずっと打感が良いです。

ヤマハVD Mアイアンのセッティング

見ての通り基本的にストレート側に吸い込むヘッドなのでどのシャフトでもOKです。ただ、モーダス105でフェードするのでマトリックスチャートではセンターよりも左を組んだ方が良いかもしれません。

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ヘッドのマトリックスチャートでのポジションはオノフMB247の近くです。名器が近くにあるのは朗報です。

データチャート

頭が悪くなってしまったかもしれません。ヤマハVD Mアイアンは正直何も欠点がないと言えます。飛距離はロフトが31°なので満点にはしませんでしたがロフトに対しては十分飛んでいます。しかも難しそうなデザインではないのでそこがまたすごい。

総合評価

ヤマハVD Mアイアンは間違いなく名器です。

2023年はTシリーズが高評価を連発していましたが、VD Mアイアンはそれを超えると思います。性能的にはT150のライバルですが、VD Mの方がデザインが親しみやすくて難易度がより低いです。

おススメ度5 out of 5 stars (5 / 5)

 

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