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ステルスグローレアイアン試打評価|中空風をステルスから受け継いだ爆飛びアイアン

アイアン試打
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侮れないアイアン

グローレのアイアンはここ数年こそ飛び系にシフトしていますが、それまでは特別ストロングロフトという訳ではありませんでした。

その頃から私の評価は高いのですが、30°を切る超飛び系になっても評価は高いままなのが不思議です。

2022年モデルのステルスグローレアイアンはステルスアイアンの要素を取り込んだ新しいステージに到達。今回は用意された3つの標準シャフトで試打を行いましたのでそのデータをもとに評価していきます。

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ステルスグローレアイアンのデザイン

ステルスグローレアイアンのバックフェースは光沢が強くて反射します。テーラーメイドのロゴが描かれている部分はP770のような形をしています。

そしてバックフェースを横から見ると、ステルスの要素が垣間見えます。ステルスグローレアイアンはやはりステルスから拝借したテクノロジーを搭載しています。

バッジのようになっていて、まるで中空アイアン的なデザインをしています。

グースは強めです。フェースがオフセットされていていかにも飛び系な形状です。

構えると不思議で、そこまでグースには見えません。ステルスグローレアイアンのデザインは総じてよく出来ていると思います。

試打データ

ステルスグローレアイアン7番×N.S.PRO790GH

ヘッドスピード46.0m/s
ボールスピード62.4m/s
平均キャリー208y
平均トータル221y
平均サイドスピン111rpmドロー
平均バックスピン4400rpm
平均打ち出し角1.7°
平均打ち上げ角21.7°
最大の高さ52y
落下角度52°
左右ブレ3y

ステルスグローレアイアンには標準で3種類のシャフトが用意されました。1つはN.S.PRO950GHネオなので純正シャフトが2種類です。N.S.PRO790GHは軽量なスチールシャフト。

試打データは素晴らしく標準シャフトの中で最も飛距離が出て安定性もまずまずでした。とにかく初速が早く、ストロングロフトの良さをしっかりと感じることができます。

打ち上げ角度はロフトの割にはしっかり出るのでストロングロフトで心配される弾道の低さを補っています。バックスピン量は4400rpmとロフトなりですから、角度とのバランスを考えられた性能と言えます。

横から見ても弾道の安定感は素晴らしいです。7番のロフトは27°なのでかなりストロングですが縦ブレはなんと4yでした。驚異的です。

ステルスグローレアイアン7番×N.S.PRO950GH neo

ヘッドスピード46.0m/s
ボールスピード62.4m/s
平均キャリー206y
平均トータル218y
平均サイドスピン729rpmドロー
平均バックスピン4525rpm
平均打ち出し角1.3°
平均打ち上げ角21.8°
最大の高さ52y
落下角度52°
左右ブレ-16y

こちらもスチールシャフトです。総重量で純正のN.S.PRO790よりも20gほど重いです。スチールの中で重い方の選択肢がN.S.PRO950GH neoという位置付けになっています。

こちらはさらに安定感が増したように思います。初速は全く同じ、打ち上げ角度も0.1°しか変わりません。縦ブレ5y、横ブレ4yという信じられない安定感です。ステルスグローレアイアンの本質は飛びではないと確信しました。

ドロー回転は強くなったものの、それが安定性に繋がっているというのが非常に面白いです。

ステルスグローレアイアン7番×スピーダーNXforステルスグローレ

ヘッドスピード44.0m/s
ボールスピード61.2m/s
平均キャリー202y
平均トータル215y
平均サイドスピン419rpmドロー
平均バックスピン4526rpm
平均打ち出し角2.4°
平均打ち上げ角21.4°
最大の高さ49y
落下角度51°
左右ブレ-2y

純正の軽量カーボンシャフトです。N.S.PRO790GHよりも25gほど軽いです。面白いことにバックスピン量はスチールに極めて近い数値になりました。

カーボンだと流石に安定性は落ちましたがそれでも引っ掛けたりスライスしたりはしません。弾道の高さが上下するので距離感も少し合わせにくいです。

カーボンシャフトだからって飛ぶという訳ではないのが興味深いですね。

ステルスグローレアイアンの特徴

  • 基本的にドロー
  • ヘッドローテーションはシャフト次第
  • それぞれのシャフトがうまく棲み分けられている
  • 飛距離性能抜群
  • 安定性も素晴らしい
  • バックスピンはロフトなり

ステルスグローレアイアンの良い点

テーラーメイドは良いアイアンが多いメーカーですが、そのノウハウがステルスグローレには活かされていると思います。

例えばブレード。至近距離で見れば分厚くなっていますが構えるとそれが気になりません。性能の良さだけで買いたいと思いにくいのがアイアンですが、ステルスグローレはその両方を備えています

打感は褒められたものではありませんが、毎回見事にセンターヒットするのでそこまで悪い印象を抱くことはありませんでした。こういう手法もあるんだなと学びました。

ステルスグローレアイアンを使うべき人

ステルスグローレアイアンは7番で27°の超飛び系ですが、この安定感ならシニア向けとしてしまうのは非常にもったいないと思います。

流石に若くて飛ばせる人が使って最大のメリットを引き出せるとは思いませんが、今よりも10y以上飛ばしたいという願望があるならステルスグローレアイアンが簡単に叶えてくれると思います。

データチャート

ステルスグローレアイアンはかなり高評価です。スピン量は少ないですがロフトや飛距離を考えれば十分。それよりも、飛距離と安定性の高次元でのバランス、それを再現する容易さが魅力的です。

総合評価

ステルスグローレアイアンは単純にその性能が高いということも評価しているポイントですが、標準シャフトのラインナップも素晴らしいと私は考えています。

重量をそれぞれ散らして選択肢の幅を持たせています。またこの手の飛び系としては珍しくスチールシャフトとの相性が良いのも面白いです。

おススメ度5 out of 5 stars (5 / 5)

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