マックダディシリーズの最新作
キャロウェイのウェッジシリーズ、マックダディ。今年のモデルはJAWS(ジョーズ)と名付けられました。
高いスピン性能と、バウンスや度数の選択肢の多さから、ボーケイシリーズと並んで人気のウェッジですね。
私も現在はマックダディ2を使用していますので、よく知ったウェッジです。
今回は溝の掘り方を変更したことで、ルール適合でありながらスピン性能を向上させたということです。
試打データ
ヘッドスピード | 36.3m/s |
平均キャリー | 79y |
平均トータル | 83y |
平均サイドスピン | 919rpmドロー |
平均バックスピン | 8722rpm |
平均打ち出し角 | 3.2° |
平均打ち上げ角 | 36.6° |
最大の高さ | 23y |
落下角度 | 52° |
左右ブレ | 1y |
今回は56°で試打データを取りました。
バックスピン量は前作の52°で既に8000rpm程あったのでそう考えたらあまり変わっていないようにも思えます。
球のあがり方は、度数なりだと思います。
ビジュアルで見る弾道
56°なりの打ち上げ角と落下角です。
マックダディフォージドの52°は低い弾道で、いかにも高スピンという感じでしたがJAWSはそこまでではありません。
感覚的なところ
一番驚いたのは打感です。
けっこう硬い。
個人的に、マックダディシリーズのウェッジは打感がモデルによって大きく異なります。
はっきり言ってJAWSは打感が悪いです。単一パーツとは思えない硬さです。
深読みですが、これはキャロウェイのボールに影響を受けていると思います。クラブを開発するとき、自社開発のボールを使用します。
キャロウェイのボールは他社と比べても圧倒的に柔らかく感じます。ですから、ツアーボールを使用することを前提とした設計なのでしょう。
前作からの変更点
デザインはすっきりした印象です。
バックフェースの飾りは青になりました。
まぁ、こうしてみるだけでは溝の違いなんて分からない訳ですが…
それにしても打球痕がよく残るので、相変わらずスピン多いなぁと感じます。
これが一番の変更点ですね。
JAWSウェッジはフェースの形が前作までとは全く違います。一番下のスコアラインが短くピンのステルスに似ています。
ネックも少しグース?というかクネっと曲がっています。
同じくキャロウェイのPMウェッジに似たネックです。
総評
あまり好きではありませんが、性能はピカイチです。
打感が悪いのは好みの問題ですから、試打して決めてみてください。
度数は46°からありますし、全体的にはハイバウンスなので好印象。
試打クラブは店舗に置いてあることが多いのでまずは打ってみましょう。
おススメ度


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