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PXG0211アイアン試打レビュー|飛び、安定、打感を高次元で三立|PXG初の低価格アイアン

アイアン試打
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ビリオネアとして成功を収めたボブ・パーソンズ氏がコスト度外視で本当に良いゴルフクラブを作ろうと興した新興メーカーがPXGです。

 

パーソンズ・エクストリーム・ゴルフの略です。

 

一本10万円のウェッジや徹底的なフィッティングを前提としたドライバーは確かに良さそう。フィッティングをかなり重視しているので、取扱店は少なく敷居が高いのも事実。

 

そんな中、発売されるのがPXG0211アイアンです。価格をこれまでのモデルの半額以下にして、PXGの代名詞でもあるネジのウェイトもありません。

 

今までの客層から少し違う層をターゲットにしたのでしょう。

 

PXGのアイアンを試打するのは初めてなので、PXGの他のモデルとの比較はできませんが、客観的にデータを分析しながら評価していきたいと思います。

 

実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

試打データ

オリジナルカーボンシャフト

ヘッドスピード46.9m/s
平均キャリー193y
平均トータル208y
平均サイドスピン249rpmドロー
平均バックスピン3672rpm
平均打ち出し角2.7
平均打ち上げ角21.2°
左右ブレ1y

三菱製のオリジナルカーボンシャフトです。

 

割としっかりしたシャフトで、コントロールしやすいです。飛距離性能はとても高く、最大キャリー197yです。

 

ドローもフェードも簡単に出せて、フェードでも最大キャリー195yでした。

 

ただ、バックスピンは少なく、やはり飛び系であることは間違いありません。落下角度は平均48°でした。

 

ちなみに、フェードボールを打っていたときは横2y、縦3yのブレで、非常に扱いやすい上に安定感があります。

 

モーダス105S

ヘッドスピード46.0m/s
平均キャリー184y
平均トータル197y
平均サイドスピン611rpmドロー
平均バックスピン4513rpm
平均打ち出し角2.3
平均打ち上げ角21.4°
左右ブレ-6y

もう一つはモーダス105です。PXG0211アイアンの国内販売で選択できるシャフトはカーボンとモーダス105と、ゼロスです。

 

日本で1000セット限定なので他のシャフトが選べるかは分かりませんが、選べたとしてもオプションで追加料金がかかるでしょう。

 

こちらは、カーボンに比べてバックスピンが増えて飛距離が落ちました。それでも最大キャリーは187y。十分飛んでいると言えそうです。

 

落下角度も平均で50°とカーボンよりもさらに大きくなりますので、ピンを狙うようなプレースタイルの方には良いと思います。

 

全体的にドローになりましたが、フェードならもう少しバックスピンが増えるのでさらに止めやすくなるでしょう。

 

ビジュアルで見る弾道

青がカーボンで赤がモーダス105です。

 

こう見ると球の集まりが分かると思います。実は、青のカーボンの方が揃っていてカーボンだからと言って決して扱いにくいということはありません。

 

むしろ、柔らかいシャフトを使いこなせる人は気持ちよく打てるのでおススメです。

 

スペック

番手ロフト角ライ角バウンス角
421.5°61°
5 24°61.5°
627°62°
731°62.5°
835°63°10°
940°63.5°11°
W45°64°12°
G50°64°12°
S55°64°12°
L60°64°12°

 

PXG0211のヘッド重量は252gでした。軟鉄アイアンだと260g前後なのでそれに比べれば軽め。ピンのステンレススチールで240g台ですから、ちょうど中間くらいの重量ですね。

 

モーダス105で416g。

 

カーボンの80Sで393g。

PXG0211アイアンのルックス

変に色のあるバッジや装飾は一切なくシンプルなデザインです。

 

ヘッドの右の方にCOR2と書かれています。これは中空に充填剤を仕込んだハイテクな構造で、このアイアンの売りです。

 

ソールはやや厚めです。打っていても明らかにバウンスが効いているのが分かりました。

 

調べてみるとバウンスは7番で9°付いています。PXG0211はピンのアイアンよりも強いバウンスが付いているんです。

 

ですから、練習場や試打室では若干跳ねます。スチールシャフトで捕まりやすくなるのはこのためかと感じました。

 

これが実際の芝となると抜けが格段に良くなるので私は評価しています。

 

構えると少しグースが効いています。全体的にシャープな印象でした。

 

光沢は少なく、ピンのi500やPRGR RSフォージドと似ています。あ、ちなみにPXG0211は鋳造です。

 

打感の良さ

フェースの長さに対してスコアラインがやや長い気がします。

 

フェースの素材はマレージング鋼で、所謂飛び系のアイアンによく使用される素材です。フェースを薄くすることで反発係数を高めています。

 

マレージング鋼のデメリットは打感の硬さです。

 

しかし、PXG0211は非常に打感が良いです。打感の良さは打った瞬間に感じるほどのデキです。

 

筆者が評価した意外なポイント

PXGを見たこと、触ったことがある人は知っているかもしれませんが、PXGのクラブにはちょっと変わったグリップが装着されています。

ピュアグリップ製の弾力があるグリップが標準装備されています。素材はラバーなのですが、表面が粘っこくてグリップ力が高いです。

 

ちなみに、PXGのロゴが入っているのは正規取扱店でしか入手できませんが、ピュアグリップのものなら手に入ります。

 

ちなみに、重量は重いですがミッドサイズもあります。

 

データチャート

飛距離と安定性、易しさをかなり評価しました。

 

やはり、度数に対してよく飛んでいますし、バウンスがついているので実践に強いです。スピン量はさすがに評価しにくいですが、使えなくはないです。

 

定価が1本あたり32000円(税抜)、6本セットで192000円。値引きは一切なしですので安くはありません。

 

ですが、打感や飛距離、見た目は唯一無二なのでパフォーマンスは高いと考えています。よって、コスパもある程度評価しました。

 

総評

アリです!

 

なんとなくPXGの中でも廉価モデルですし、信頼していなかったんですけど、一球目を打った瞬間に心を掴まれました。

 

とにかくカッコいい、飛ぶ、打感も良い。私の評価基準では最高ランクです。

 

しかも、バウンスが付いているので、実戦での強さも間違いないでしょう。全体的に好印象でした。お金に余裕のある方は是非買いましょう(笑)

 

1000セット限定で、うち200セットが正規取扱店、800セットがゴルフ5でオーダー可能です。

 

おススメ度

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