M6アイアンはとにかく易しい
Mシリーズから発売される2種類のアイアンのうち、度数が立っていて軽量なのがこのM6アイアンです。
7番アイアンのスペックは、今回試打したREAX85JPシャフトで28.5°、総重量410gほどです。実はこのREAXというシャフトが秀逸で、トルクがSフレックスで1.8と硬め。
毎回テーラーメイドの日本向けアイアンに設定されているシャフトです。しかも、Mシリーズの偶数モデルだけなんです。
早速、M6アイアンの試打データからレビューしていきます。
試打データ
ヘッドスピード | 40.6m/s |
平均キャリー | 180y |
平均トータル | 192y |
平均サイドスピン | 464rpmドロー |
平均バックスピン | 5110rpm |
平均打ち出し角 | 2.8 |
平均打ち上げ角 | 21.3 |
左右ブレ | 0y |
軽量で度数も立っているにもかかわらず、全然飛びません(笑)
M5よりもスピン量が多いのは低重心だからでしょうか。特にタングステンウェイトが仕込まれているわけではないので不明ですが。
打ち上げ角度もM5とほとんど同じです。バックスピンが多いものの落下角度はM5よりも浅くなりやすいです。ですから、グリーンでの止まり具合は同等かと思います。
M6アイアンの良さ
良い所はありません。
強いて言うなら、シャフトですがこちらは前作から継承ですからここで褒めるべきではない気がします。私は、このアイアンをテーラーメイドが本気で作っているとは思わないので、良さを見つけることはできませんでした。
まぁ、テーラーメイドにはPシリーズがあるので、このM6なんかは前作からあまり進化していないように思います。
どんな人に向いているか
是非、これからゴルフを始める初心者の方に使ってほしいですね。
このシャフトは硬いですが軽いので、ヘッドをコントロールする感覚を養うことが出来るようになると思います。
度数も28.5°なので、飛距離を出す楽しさも享受できるでしょう。
データチャート
易しさがかなり高評価です。それでも、テーラーメイドのアイアンは種類が多いので易しさで言えばMグローレの方が優秀だと思います。
総評
色々書きましたが、やはり中途半端な感じは否めませんね。
見た目こそM6のドライバーそっくりですが、性能はドライバーに対して少々易しすぎる気がします。初心者向けのセットに入っているアイアンみたいな感じです。
おススメ度
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