じわじわとブレイク中のCテーパー
KBSはもともとプロジェクトXのエンジニアであった人が設立したシャフトメーカーで、スチールシャフトを専門にしてきましたが、昨今はカーボンの設計にも積極的。
リッキー・ファウラー、ジャスティン・ローズ、ゲイリー・ウッドランドなど世界トッププレーヤーでもシェアを拡大しています。
国内では、成田美寿々選手や稲森祐貴選手(たしかSテーパー)などもKBSにシフトしていたり、何かと話題に。
みんなと違うシャフトを使いたい人なんかには気になるメーカーですよね。ということで、私の試打クラブコレクションであるCテーパーをフィーチャーしてみたいと思います。
試打データ
mevoでの試打データ
非常に特徴的なのがバックスピン量です。比較的少ないのが分かるかと思います。
それにより、飛距離がアップしていますね。
こちらにGC2でのデータも載せています。
振り心地
フェードを打とうと思うと硬く、ドローを打とうとするとしなやかに感じるシャフトです。
トルクは1.8と多めでダイナミックゴールドと比較するとヘッドの開閉はしやすいと思います。
個人的には、プロジェクトXよりも軽やかな動きをするので好きです。好みですけどね。
よくCテーパーといえば硬い、ハードだと言われがちです。確かに硬いとは思います。でもプロジェクトXのようにトップしやすかったり、やらた捕まりにくいということもありません。
この重さにしてしっかりとヘッドが返ってきますし、切り返しも急激なしなりというよりかは穏やかです。
硬い中にもキャパ(寛容性というか許してくれる感じ)を感じますし、自分に合う重さを選べるというのも魅力的。
総評
中々打てる機会は無いかもしれませんが、是非試打してほしいシャフトです。
もし首都圏にお住まいであれば私がお貸しすることも可能なので、お問合せフォームからご連絡ください。なお、130Xのみです。
おススメ度
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