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ピングライド4.0ウェッジ試打評価|アイアンのトレンドに唯一追従するウェッジシリーズ

アイアン試打

ピンの思想が詰まったウェッジ

ピンがフラッグシップとしているウェッジは、おそらく今回紹介するグライド4.0シリーズだと思います。ピンというブランドはアマチュアのためのゴルフクラブを作っているからです。

各社が軟鉄鋳造、軟鉄鍛造を多く出す中で、ピングライド4.0は8620カーボンスチールを採用。まぁ言ってみれば軟鉄ではない合金なのですが、これでポケットキャビティ構造を整形。このポケットの中にはエラストマーを入れてスイートエリア拡大と打感の向上を狙っています。

早速デザインから見ていきます。

ピングライド4.0のデザイン

EYE2グラインド

ピングライド4.0シリーズにおいて最も特徴的であるEYE2グラインドは、伝説のモデル“ピンEYE2”を模したウェッジです。

今でも稀にロブウェッジで昔のEYE2を入れている人を見かけますが、これで大丈夫です。

ネックはくびれており、グースと一言では表現できないまさにEYE2でしかない形状です。

グライド4.0EYE2グラインドはソール部分に窪みがあります。オノフのカエルウェッジにもあるダブルバウンスと似ていると思います。

トゥの出っ張りと平行四辺形のようなフェース形状がEYE2を彷彿とさせます。

Sグラインド

Sグラインドはバックフェースこそグライド4.0らしくポケットやら溝やらがありますが、基本的な形は結構普通です。

この線要りますかねぇ。安っぽく見えて仕方ありません。

ポケット部分に挿入されているエラストマーはグリップに使われるような素材です。ピンではi200やi210に使われていましたね。今思えば、それが昨今の中空充填剤に繋がっているとも考えられます。

いわゆるティアドロップ型です。ネックが少し広がっているのでしゃもじっぽい。

極めて丸いです。楕円形のフェースがネックに刺さっているような印象。

ソール形状は光の加減で変に見えますが実際は何の変哲もないデザインです。

Wグラインド

Wグラインドはピンのアイアンのように分厚いソールになっています。この形状が一番ピンのアイアンからの繋がりが良いのではないでしょうか。

このアングルだとSグラインドと似ていますね。

フェース形状もSグラインドとほとんど同じです。

しかし構えるとなんとなく違うんです。おそらくリーディングエッジがストレートだからではないかと私は分析しています。

ソールはトゥに向かって広がっていきます。

試打データ

EYE2グラインド56°

芝の長さ短い芝長い芝
ヘッドスピード31.9m/s32.6m/s
ボールスピード33.6m/s32.6m/s
平均キャリー86y84y
平均トータル92y91y
平均サイドスピン1168rpmドロー1839rpmドロー
平均バックスピン6283rpm5989rpm
平均打ち出し角-2.3°-3.7°
平均打ち上げ角37.2°34.5°
最大の高さ25y21y
落下角度52°49°
左右ブレ-10y-15y

グライド4.0EYE2グラインドは試打データも他のウェッジとは全く違います。バックスピン量は少なめでした。まぁスピンを最優先としている訳でもなさそうなコンセプトなので、あまり責めても仕方ない気はします。スピンがかかれば価値が高いということもないのでね。

そして、芝の長さによってスピン量が大体同じになっているというのも面白いです。これに加えて通常10yほど落ちる長い芝でのキャリーも、EYE2グラインドでは短い芝と2yしか差がありませんでした。芝の長さを気にせずに距離感を掴めることは他のウェッジではそうそう味わえませんからこれを“簡単なウェッジ”と形容するのは間違いではなさそうです。

打ち上げ角度は短い芝で特に高いです。ピングライド4.0EYE2グラインドはスピンではなく角度で止めるウェッジだと思います。

Sグラインド56°

芝の長さ短い芝長い芝
ヘッドスピード31.5m/s31.7m/s
ボールスピード32.9m/s29.3m/s
平均キャリー83y71y
平均トータル89y76y
平均サイドスピン1256rpmドロー1453rpmドロー
平均バックスピン7107rpm8857rpm
平均打ち出し角-1.8°-2.0°
平均打ち上げ角36.1°32.4°
最大の高さ24y16y
落下角度51°47°
左右ブレ-8y-6y

グライド4.0Sグラインドも、短い芝では高スピンとは言えません。一方で長い芝ではスピン量が一気に増えました。この原理はよく分かりませんが、基本的に長い芝や根が浮いた状況になりやすい日本のゴルフ場では有利に働くと思います。

EYE2グラインドよりもSグラインドの方が弾道がストレートに近いです。そして、長さの違う芝でも方向性に変わりがないのがSグラインド特有の試打データと言えます。

Sグラインドの弾道も少し高めで、角度が大きく付いています。

キャリーはあまり安定していないのはスピン量が安定しなかったからだと考えています。

Wグラインド56°

芝の長さ短い芝長い芝
ヘッドスピード30.9m/s33.5m/s
ボールスピード34.2m/s31.7m/s
平均キャリー89y79y
平均トータル96y86y
平均サイドスピン1579rpmドロー1831rpmドロー
平均バックスピン 6049rpm6519rpm
平均打ち出し角-3.1°-2.1°
平均打ち上げ角35.6°36.4°
最大の高さ25y22y
落下角度51°51°
左右ブレ-14y-11y

Wグラインドも56°とは言え、スピン量が多い部類には入りません。打ち上げ角度は芝の長さに関わらず高めでした。高スピンのウェッジや、マッスルバック形状のウェッジとはやはり違うと思います。

Wグラインドは、いわゆるハイバウンスの厚いソールのウェッジな訳ですが、あまり癖はないと感じました。

芝の長さの違いで打ち上げ角度は変化が少ないですが、弾道の高さとキャリーには違いが出ました。

グラインドの選び方

それぞれにターゲットがあるので選び方をご紹介します。

EYE2グラインドが合う人

  • 初心者(アプローチが苦手な人含む)
  • 振り幅だけでアプローチしたい人
  • スピンより角度が欲しい人

Sグラインドが合う人

  • 初心者〜中級者
  • ラフでのアプローチ対策をメインに考えている人
  • シンプルな形状を望む人

Wグラインドが合う人

  • 初心者(アプローチが苦手な人含む)
  • ダフりを防ぎたい人
  • ピンのアイアンを使っている人(特にG425、i525、G710等)

私が考えるグライド4.0の特性

グライド4.0のページを見ると、一番上に「ぶれないヘッド」とあります。

しかしウェッジでヘッドがブレることはそこまで考慮しなければならないことでしょうか。つまり、ウェッジのブレなさが高い価値となるとは到底思えないのです。

そして、試打データを見ても他社製品と比べて安定性が高いと評価することは困難です。試打したフィーリングとしてもスコアが変わるほど助けてくれる感じはしません。

そうなると、他と圧倒的に違うEYE2グラインドこそがグライド4.0シリーズの真骨頂ではないかと思うのです。EYE2以外を選ぶなら、別に他のブランドのモデルでも良いと思えてしまいます。

ピングライド4.0の打感

打感を売りにしている訳ではないものの、エラストマーが入ったウェッジの打感を知りたい人は多いかもしれません。

打感はとてもぼんやり硬いです。打点が高くなって手が痛くなる感覚がないのが気持ち悪いですが、それもまたピンらしいと思います。硬いと言っても、普通のウェッジでトップしたような感じではなく、ボールが高反発になったような感覚です。それも、ウレタンカバーの高反発コアみたいな…伝われ!

総合評価

ピングライド4.0ウェッジは、ピンらしさ全開のクラブだと思いました。ポケットキャビティのアイアンが沢山出ているのにAWやSWは作らないモデルもあるという捩れたラインナップに一石を投じるのがグライド4.0です。

キャビティ構造のウェッジはヘッドサイズが大きいものが多いですから、このヘッドサイズと構造が絶妙なバランスを保っていると私は考えます。それこそが、このグライド4.0ウェッジの価値ではないでしょうか。

アイアンばかり作って、ウェッジまでカバーし切れていない現在の市場にはとても有難い存在になることは間違いなし。

 

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