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プロギア02アイアン試打&評価|曲がらない、飛距離上等、完成度の高いポケキャビアイアン

アイアン試打
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ポケキャビのバランス感

最近発売されるアイアンは、ポケットキャビティ構造が非常に多くなっていて、その多様性に驚かされます。

プロギア02アイアンは、実質プロギアRSアイアンの後継となるモデルで、ロフト角29°のポケキャビのスタンダードと言える仕様。

 

プロギアはプロギアチューンというブランドで上級者を引き込んでいるので、02アイアンは完全なアマチュア向け。ある意味はっきりとターゲットを絞れるので期待が高まります。

実績多数のコアドリル
多くの実績報告を頂いている確実に基礎を身につけるための練習メニューです。私が実際に行ってきたドリルを、その効果と具体的にやるべき回数も明記しています。

試打データ

ヘッドスピード46.3m/s
ボールスピード60.8m/s
平均キャリー184y
平均トータル193y
平均サイドスピン678rpmフェード
平均バックスピン6614rpm
平均打ち出し角1.6°
平均打ち上げ角23.0°
最大の高さ53y
落下角度54°
左右ブレ18y

こうして見ると、02アイアンはロフト角の寝ている01アイアンよりも少し飛距離が落ちていることが分かります。

 

ただ、他のデータを見ると決してネガティブにとらえるべきではないと私は考えています。

 

それは、高さ方向の数値です。例えば、バックスピン。これは私が評価基準としている6000rpmを超える高い数値。それを鑑みればキャリー184yはむしろ優秀と言えます。

 

さらに、打ち上げ角です。02アイアンの23°という打ち上げ角は01アイアンよりも0.6°高い数字。これとバックスピン量により最大高さが53yと01アイアンよりも平均5y高い弾道になっています。

ビジュアルで見る弾道

黄色が02アイアン、赤が01アイアンです。

弾道の形状がまるで違うのが非常に面白いです。かといって、ふけ上がっているという感じはしません。

デザイン的な特徴

ネックが非常に短く低重心化していることが良く分かります。

ソケットが長いのはネックの短さをごまかすためでしょうか。

ポケットは小さめで、ぱっと見はキャビティに見えます。

02アイアンは01アイアンよりもグースが強めでフェースもやや大きいように思います。

打感と振り心地

ポケットキャビティとして、打感は普通です。あまり特徴はありません。

 

ただ、01アイアンよりも、金属音ぽさは少ないように感じてしまうのが不思議。どちらかというと、02アイアンの方が好みです。なんというか、真後ろから叩いている感触がこちらの方があって、コントロールもしやすく思います。

ただし、マッスルバックやキャビティのような打感とはまるで別物ですから、あくまで、ポケキャビの中で良く出来ていると思ってください。

 

また、ヘッドは非常に鈍い動きをします。稀に見る慣性モーメントを感じるアイアンです。

これまではG410のアイアンで同じような感覚を覚えましたが、02アイアンも似たフィーリング。一般的には、操作性が悪いと言えるものですが、アマチュアとしてはこういうアイアンの方がコントロールショットが打ちやすいと思います。

 

というのは、操作性が良いとされるアイアンは軒並みほんの少しのミスにも反応してあらぬ方向に飛んで行ってしまうからです。

逆に、慣性モーメントの大きいアイアンは、思い切り右に飛ばそうとしても、大きく引っ掛けることは無いし、かといって左に飛んでいくなんてこともない訳です。

これって、操作性が悪いということになるでしょうか。私はならないと考えます。むしろ使いやすいですよね。

データチャート

評価はかなり高いです。

 

なんとなく、最近のポケキャビって完成度が高い物が多くて感動しています。やはり、メーカーはアマチュアに注力して商品開発をしているのでしょうね。

 

感覚的な部分、打感やルックスは価値観が分かれる部分なのでご自分でお確かめください。この性能なら妥協できる、という方も多いと思います。

総評

プロギアチューンがブランドとして確立したことは、ある意味プロギアにとって副産物的なメリットも生んでいる気がします。

 

ターゲットを明確に分けたことで、アマチュア向けは一部の上級者やプロを考慮する必要がなくなったので、とことんコンセプト通りに設計できているのでしょう。

 

プロギアは海外展開していませんが、これだけのアイアンを作れるならマーケティング次第で世界進出も可能だと思うんですけどねぇ、、、

 

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