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SIM MAXレスキュー試打&評価|マキロイ絶賛のSIM MAXレスキュー

ハイブリッド試打
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マキロイや松山もテスト中

プロゴルファーにはあまり人気が無く、アマチュアのクラブというイメージが強いハイブリッド。

 

テーラーメイドはレスキューという名で展開しているモデルです。

 

今作は、前作同様軽量ヘッドのドライバーであるSIM MAXだけにラインナップされました。

 

このSIM MAXレスキューは以前からハイブリッドをセッティングに入れてきた松山選手もテスト中。また、これまで一度もハイブリッドをバッグに入れたことがないというマキロイ選手もテスト中らしいです。

 

ハイブリッドは私のレビューを見ても分かる通り、捕まるモデルが非常に多いです。ですから、上級者やヘッドスピードが速い人にとっては使いにくいと思われてきました。

 

しかし、近年発売されているハイブリッドはつかまり弱めのモデルも多いと感じています。タイトリストTS2やキャロウェイエピックフラッシュハイブリッドなどがそれにあたります。

 

SIM MAXレスキューも捕まりを抑えた仕様で、上級者もターゲットにしているようです。

 

それではさっそく試打データから見ていきましょう。

 

試打データ

SIM MAXレスキュー(22°)×純正テンセイ

ヘッドスピード51.4m/s
平均キャリー225y
平均トータル238y
平均サイドスピン116rpmドロー
平均バックスピン4918rpm
平均打ち出し角1.9°
平均打ち上げ角14.3°
最大の高さ48y
落下角度43°
左右ブレ4y

ハイブリッドはキャリーで220yを超えれば飛んでいるとしていますので、飛距離性能は高いと言えます。

 

驚くべきは飛距離よりも安定性です。

 

キャリー平均が225yなのですが、試打データをとった3球は224y、225y、225y。気持ち悪いです。

 

サイドスピンはいずれも300rpm以下で、これまた素晴らしい数字が並びます。

 

もう一つ特徴的なのが、打ち上げ角です。14.3°とかなり低い打ち上げ角となりました。

 

22°前後のハイブリッドではだいたい17°~19°ほどの打ち上げ角になりますのでいかに低いかが分かると思います。

 

 

SIM MAXレスキュー(22°)×純正KBS MAX

ヘッドスピード49.0m/s
平均キャリー220y
平均トータル233y
平均サイドスピン158rpmドロー
平均バックスピン4496rpm
平均打ち出し角1.0°
平均打ち上げ角17.7°
最大の高さ50y
落下角度48°
左右ブレ-1y

スチールにはKBSの専用シャフトを採用しています。テーラーメイドは純正でKBSを採用することが多々ありますが、SIM MAXレスキュー用はステップのあるシャフトでした。

 

飛距離はカーボンシャフトに劣っているものの、必要十分の性能です。

 

サイドスピンはこちらも少なく、平均で200rpm以下に収まりました。

 

ビジュアルで見る弾道

白が純正テンセイブルー、赤がスチールです。この通り、ほとんど棒球で方向性はストレートです。

 

ドローヒッターがストレートになっているということは捕まりが弱いということになります。実際打っていてもミスは右に出やすかったです。

 

横から見るとこんな感じでした。テンセイが中々良いです。

 

デザイン

まぁM6とほぼ同じですね(笑)

 

サイズ感もM6と同じ。カラーリングが変わったくらいです。

 

Vスチールのソール形状を復活させてSIM MAXレスキューにも採用しましたが、その効果については信じていません。

 

レスキューにもツイストフェースを搭載しているのはM6から継承。

 

打感が結構よくてこれも評価したいポイントだと思います。

 

スピードインジェクションを採用しているドライバーではどうしても硬くて乾いた気持ち悪い音になりますが、レスキューやフェアウェイウッドはそのあたりも印象が良いですね。

 

ターゲットユーザーとカスタム構想

M4やM6のレスキューは易しいモデルだったのに対して、SIM MAXレスキューは捕まりが弱いので(捕まらないわけではない)、易しいかと言われると微妙。

 

一方で、上級者には使いやすいと思います。

 

私ですら引っ掛けのミスが一度も出なかったことを考えると、カスタムシャフトの選択には十分に注意が必要だと思います。

 

例えば、DIやモーダスGOSTなどの捕まりにくいシャフトはおススメしにくいです。と言いつつ松山選手はDIを使っているようですが、彼が超人なだけです。

 

いつも通り、ATTAS HY IPブルーは合うと思います。もう少し捕まりを抑えたいならテンセイCKプロオレンジハイブリッドでしょう。

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少し捕まるくらいのシャフトがおススメです。

 

データチャート

性能面での評価は概ね高いです。

 

M4やM6のような易しさはありませんが、難しくもないです。

 

総評

上級者が好みそうなハイブリッドです。

 

エピックフラッシュハイブリッドやTS2ハイブリッド同様に、捕まりを抑えた仕様ですから必ず試打してください。

 

カスタムを組むならUSモデルの方がリーズナブルでしょう。フェアウェイゴルフならテンセイプロホワイトやアトモスツアーも選べます。

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