前作ではマキロイが使用して話題に
捕まり過ぎることから使用するプロが少ないハイブリッドですが、前作のSIM MAXレスキューは、捕まりを抑えた仕様でマキロイがテストして話題に。
彼はレスキューで250y以上飛ばしていましたが、一般人には到底不可能(笑)
SIM²の世代では、久しぶりに小ぶりなタイプが復活したため、2種類のレスキューを展開することになりました。今回はそのうちSIM²MAXの方をレビューしていきます。






試打データ
ヘッドスピード | 50.1m/s |
ボールスピード | 66.0m/s |
平均キャリー | 218y |
平均トータル | 230y |
平均サイドスピン | 26rpmドロー |
平均バックスピン | 5172rpm |
平均打ち出し角 | -4.6° |
平均打ち上げ角 | 16.0° |
最大の高さ | 46y |
落下角度 | 50° |
左右ブレ | -19y |
バックスピン量が多く、飛距離が出しやすいハイブリッドとは言えなさそうです。SIM²レスキューは19.5°ではあったものの、1500rpmほど小さかったのでかなり差をつけてデザインされているように思います。
方向性は、打ち出しで左に行くタイプでサイドスピン量は少ないです。最大でも200rpm台なので、SIM²シリーズのサイドスピン量の少なさは全クラブ共通のようですね。
最大飛距離はキャリーで224yと普通でした。落下角度が付くのでライナーで距離を稼ぐというよりはグリーンを狙うクラブになっていると思いました。
SIM²MAXレスキューのデザイン
基本は前作から継承されています。サイズもほとんど変わっていませんから、カラーリングの違いくらいしか分かりません。
置いたときの座りも特別変化なし。
こういったハイブリッドタイプとしては、これでも小さめだと思います。
キャロウェイや国産メーカーはもっとぼってりしているので、この何の変哲もない標準的なデザインは他社のウッドやドライバーと組み合わせても違和感ないでしょう。
データチャート
安定性は間違いなく高いです。ストレートな弾道で扱いやすいですし、スピンもしっかり入るので、高弾道で打てます。
ただ、それ以外特別優れている点はありません。前作のような抑えた捕まりを求めるのであればSIM²レスキューが良いでしょう。
総合評価
可もなく不可もなくといった感じでした。
特別おススメすることはありませんが、止めるほとでもありません。
おススメ度
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