扱いやすい&高性能
G410のハイブリッドは松山英樹プロも使用したらしく(?)、注目されています。
ピンというメーカーは、ツアープロに無料で提供して良かったら契約するといった形態をとっていますので、「試しに使う」ということがよくあります。
おそらく松山プロもそれで使用したのだと思います。
本当に自信があるからこそ製品の性能や質で勝負できるのだと確信しています。
試打データ
ヘッドスピード | 48.8m/s |
平均キャリー | 213y |
平均トータル | 226y |
平均サイドスピン | 439rpmドロー |
平均バックスピン | 5291rpm |
平均打ち出し角 | 1.8 |
平均打ち上げ角 | 13.8 |
左右ブレ | -5y |
今回試打したのはピンツアーシャフトを装着した22°の4番。
特長はバックスピン量の多さです。カーボンシャフトですが、ピンツアー85はトルク2.2なので結構硬いです。
ですのでスチールシャフトに匹敵するスピン量を実現しています。それにしても22°でバックスピンが5000rpmはすばらしいです。キャリーで210y飛ばしつつスピンで止めることも出来そうです。
飛距離はまずまずでしょう。
サイドスピンは少し多めで平均400rpm程。ただ、打ち出し角は安定して右なのでボールの集まりはブレ幅15yになりました。
度数の選択肢が多い
番手 | 2番 | 3番 | 4番 | 5番 | 6番 |
ロフト角 | 17° | 19° | 22° | 26° | 30° |
2番ハイブリッドが17°なのでおそらくキャリー230yくらいになると思います。
ウッドが苦手だったり、パー3で使いたい方なんかは2番や3番を入れてみると良いでしょう。
さらに、下の番手は30°まで用意されています。ロングアイアンの代替として選択できますね。
ドライバーが4種類あって、すべてに対応させるためにこれだけの選択肢を用意したのだと思います。ただ、これだけあれば他のドライバーを使っている方でも入れたくなりますね。
弾道
硬いカーボンですが、弾道の中央にへこみが現れます。
バックスピン量が多いのは若干吹き上げているのもあるのかもしれません。ボールスピードはかなり出ていますが、この弾道だと風に負けてしまいそうです。
そこまでコントロールしたいなら、フレックスをXにするか、モーダス105などの硬いスチールにすることをおススメします。
データチャート
チャートにするとどの項目もまずまずの評価になりました。
シャフトも度数も選択肢が多いので、フィッティングして選ぶことをおススメします。硬いシャフトにすればより強弾道になり直進性が上がると思います。
このあたりは是非試打して確かめてみてください。
総評
これだけフィッティングの幅があるハイブリッドも少ないでしょう。
やはり、純正カスタムのピンツアーのスペックが高いからこそだと思います。ハードヒッターのかたはスチールの方が無難でしょう。
ライバルはテーラーメイドのギャッパーやタイトリスト818だと思います。G410にはウェイトギミックがありませんので、そこだけはどうしようもありません。
ハイブリッドもウッド同様ウェイトギミックがあったら間違いなく満点の評価だったことと思います。
フェアウェイゴルフだと2万5千円くらい。









コメント